株式会社ディレクターズ・ユニブのプレスリリース
京都のクリエイティブエージェンシー・株式会社ディレクターズ・ユニブと東京の字幕制作会社・有限会社ホワイトラインは、気軽に始められて実践に強いオンライン映画字幕翻訳セミナー『ONSTA』を共同開催いたします。
(https://zimaku.com/)
■なぜ今「オンライン」で「字幕翻訳」なのか
字幕翻訳家は、ほんの10年ほど前までは東京に住んでいないとプロとして食べていくことの難しい職業でした。しかし近年ではインターネットの普及に加え、字幕制作ソフトが改良されたこともあり、地方に住んでいてもクライアントや字幕制作会社とのやりとりが不自由なく行えるようになっています。
また、NetflixやAmazonプライム・ビデオといった動画配信サービスの台頭により、海外作品の翻訳需要はこれまでにない高まりを見せています。私たちはこの「翻訳需要」と「地方にいながら学びたい」という想いに応えるべく、本講座を企画しました。
■コロナ禍で聞こえてきた地方からの「声」
運営会社であるディレクターズ・ユニブは、2008年より京都ヒストリカ国際映画祭を運営しており、2015年以降は映画字幕制作のワークショップをホワイトラインと共同で開催しています。
2021年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、初のオンライン形式による開催となりました。すると例年以上に多くの受講者が全国から集まり(2022年は2日間でのべ1300名以上の申し込み)、ライブ配信で行われた授業にはさまざまな疑問や意見が寄せられました。このことから、全国には映画字幕翻訳に興味のある方が多くいること、にも関わらず東京以外で字幕翻訳を学べる機会がまだまだ少ないことがわかったのです。
■ONSTAの特徴
初級コース、中級コース、上級コースの3ステップで構成されるONSTAには、以下の特徴があります。
※中級コースは2022年秋、上級コースは2023年春に開講予定
✓自分で選ぶから、楽しく学べる
ONSTAは各コースをまとめて購入することも、講座単位で購入することも可能です。入会費もないので気になる回だけをピックアップして受講するのもOK。料金設定も手頃なので気軽に始められます。
✓ライブ配信だから疑問はその場で解消
どんなに映画が好きでも、字幕だけじっくり観ている人はそうそういないもの。過去のワークショップでも、授業が進む中で字幕に関するさまざまな質問が受講者から寄せられてきました。ONSTAはライブ配信のため、その日に浮かんだ疑問はその場で講師に確認して解消することが可能。ちゃんと理解し、納得した上で前に進めます。
※開講日程の合わない方や復習したい方のためにアーカイブ配信も実施。専用の質問フォームもご用意しています。
✓字幕制作会社の代表が講師だから、実践に強くなる
ONSTAの講師は現役で映画の字幕制作を手がける字幕制作会社の代表。翻訳を行うための知識や実践指導はもちろん、制作の立場から見た字幕の良し悪しなど、実務に直結した学びが授業内容に多く取り入れられています。
✓映画祭を運営する会社の講座だからプロデビューの道が明確
ONSTAの上級編を修了した受講生には、プロデビューのためのトライアルテストの参加資格が付与されます。このテストに合格すると、国内で開催される映画祭上映作品の翻訳権利が獲得できるため、プロへの道を着実に踏み出すことができます。
コース概要【初級コース】
・開講スケジュール
2022年6月~2022年10月 隔週土曜日 13:00~15:00(2時間)
※5月14日(土)、5月21日(土)に無料体験講座と説明会を実施
・開講日程・内容
第1回 2022年6月4日(土) 字幕制作までの流れ/必要な環境と素材/使える文字・文字数
第2回 2022年6月18日(土) 字幕制作までの流れ/必要な環境と素材/使える文字・文字数
第3回 2022年7月2日(土) 様々な台本(ハコ入れの基本)/スポッティングを理解する
第4回 2022年7月16日(土) 様々な台本(ハコ入れの基本)/スポッティングを理解する
第5回 2022年7月30日(土) スポッティング/カット処理について
第6回 2022年8月13日(土) スポッティング/カット処理について
第7回 2022年8月27日(土) スポッティング後編/複雑なカット処理
第8回 2022年9月10日(土) スポッティング後編/複雑なカット処理
第9回 2022年9月24日(土) 翻訳の基礎/字数と組み立て方/質問・相談(バベルの説明)
第10回 2022年10月8日(土) 翻訳の基礎/字数と組み立て方/質問・相談(バベルの説明)
・受講料
コースで購入(全10回分):¥20,000(税別) 講座単位で購入:¥2,500(税別)
●お申し込みはこちら
https://zimaku.com/shopping/beginner/
【講師紹介】 有限会社ホワイトライン 代表 設楽光明
1980年に字幕制作業界入り。映写技師集団、スタンス・カンパニーを経て、字幕制作会社・ホワイトラインを設立。自社開発したサブタイトル投影システムは国内外の映画祭で活用され、自身もオペレーターとして参加している。京都ヒストリカ国際映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭、なら国際映画祭、東京国際レズビアン & ゲイ映画祭ほか、多くの映画祭の字幕制作を手がけている。
【運営会社紹介】 株式会社ディレクターズ・ユニブ
プロデューサーの板倉一成とディレクターの小澤晋平が2008年に設立した京都のクリエイティブエージェンシー。映像・ウェブサイト・グラフィックデザイン・ライブ配信など、メディアを横断したプロダクトをワンストップで手がける。主な仕事に国立京都国際会館ウェブサイト制作、京都文化博物館ウェブサイト制作、京都ヒストリカ国際映画祭企画運営、京都クロスメディア推進戦略拠点ディレクションなどがある。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。