「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」開催決定

公益財団法人 東京都歴史文化財団  アーツカウンシル東京のプレスリリース

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京とNPO法人粋なまちづくり倶楽部は、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」を2022(令和4)年5月21日(土)、22日(日)に神楽坂エリアで開催します。

 

神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022ロゴ神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022ロゴ

今年で10年目を迎える「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」は、今なお残る江戸情緒とパリを思わせる洗練された雰囲気を併せ持つ東京・神楽坂の街中で、数多くの日本の伝統芸能を間近に見て、聞いて、触れられるフェスティバルです。2013年の初開催から、多くの方に日本の伝統芸能・文化を再認識していただいてきました。

2日間で35のプログラム、43組のアーティストが出演
毘沙門天善國寺や赤城神社、矢来能楽堂やライブハウス、老舗割烹の御座敷などを“舞台”に、勢いのある若手から豊富な経験を持つ名手まで、43組の伝統芸能アーティストが登場。三味線や尺八、箏などの伝統楽器による音楽、講談や浪曲などの語り芸、さらに能、日本舞踊、手妻など見て楽しめる伝統芸能など、多数披露されます。また芸者衆によるお座敷遊び体験など、神楽坂ならではの伝統文化を楽しむことができます。コンテンポラリーダンスや洋楽器とのコラボレーションなど、意外性のあるプログラムにもご期待ください。また、江戸糸あやつり人形や紙芝居、楽器演奏体験といった、子供たちにも親しんでいただける企画など、幅広い世代に日本の伝統芸能を楽しんでいただくことができます。
恒例のスタンプラリーでは、神楽坂をめぐってスタンプを集めた方に記念品をプレゼント。歴史ガイドでは、各所に設置される二次元コードにアクセスすると、落語家や講談師による音声ガイドを聴くことができます。江戸の話芸に耳を傾けながら、神楽坂の歴史を知っていただける機会になります。
今回、ライブプログラムは事前申し込み(観覧無料)とし、新型コロナウイルス感染症対策を徹底して実施いたします。
アンバサダーにロバート キャンベル氏が就任
今回は「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダーとして、伝統文化への造詣が深いロバート キャンベル氏が就任いたしました。神楽坂界隈の伝統芸能・文化にまつわるスポットで、キャンベル氏が出演者や新宿区長と対談し、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」の魅力をわかりやすくご紹介。その模様は会場で上映するほか、公式YouTubeチャンネルにて映像配信いたします。

  • おとだまライブ

神楽坂のライブハウスで味わう日本の音楽。伝統をベースに“時代にアプローチをかけてきた”様々な音楽ジャンルの一線で活躍するアーティストが大集合。伝統音楽の多様性と可能性を体感いただけます。

岡村慎太郎+岡村愛(箏曲)岡村慎太郎+岡村愛(箏曲)

会場 THEGLEE(事前申し込み)
5月21日(土)
14:30〜 チリカラ伍(邦楽囃子)
16:00〜 本條満留ひで+本條秀英二(端唄)
17:30〜 あんみ通(津軽三味線)
5月22日(日)
13:00〜 桧山うめ吉(俗曲)
15:00〜 岡村慎太郎+岡村愛(箏曲)
17:00〜 秋吉沙羅(篠笛・神楽笛)×杉浦秀明(ピアノ)×大多和正樹(和太鼓)

  • 講釈場・毘沙門亭

その昔、人々が集う神社仏閣の境内などに設けられた講釈場は、情報や娯楽の発信源でもありました。その講釈場を毘沙門天善國寺・書院に再現します。活躍中の講談師、浪曲師たちが“旬の話芸”を魅せます。

神田織音(講談)神田織音(講談)

玉川奈々福(浪曲)玉川奈々福(浪曲)

会場 毘沙門天善國寺 書院(事前申し込み)
5月21日(土)13:00~/15:30~
神田織音(講談)
一龍斎貞鏡(講談)
宝井梅湯(講談)
玉川奈々福+沢村まみ(浪曲)
5月22日(日)13:30~/16:00~
一龍斎貞橘(講談)
宝井琴鶴(講談)
田辺銀冶(講談)
東家一太郎+東家美(浪曲)

  • 毘沙門天・夜会

箏とコンテンポラリーダンスのコラボレーション、胡弓を中心とした世界の擦弦楽器ユニット、まさに異文化を融合したスーパーセッションを展開します。そして「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」名物の新内流しが夜の神楽坂を彩ります。

異文化弦楽団異文化弦楽団

会場 毘沙門天善國寺(事前申し込み)
5月21日(土)19:00~
マクイーン時田 深山(箏)×マドモアゼル・シネマ(コンテンポラリーダンス)
異文化弦楽団(胡弓×二胡×ガドゥルカ×チェロ×パーカッション)
鶴賀伊勢吉ほか(新内節)
シリル コピーニ(司会)

  • ことほぎライブ

歌舞伎と共に伝承されてきた三味線音楽「長唄」、「常磐津節」と音楽を賑々しく彩る「囃子」。そして唯一無二の津軽三味線パフォーマンス。境内に集う人々と共に、幸せと世の中の安寧を願いつつ日本の音楽を奏でます。

芳村伊十冶郎連中×若獅子会芳村伊十冶郎連中×若獅子会

会場 赤城神社 神楽殿/境内(事前申し込み)
5月21日(土)
13:30〜 芳村伊十冶郎連中(長唄)×若獅子会(邦楽囃子)
15:00〜 常磐津和英太夫連中(常磐津節)×若獅子会(邦楽囃子)
16:00〜(境内) セ三味ストリート(津軽三味線パフォーマンス)
鳥羽屋里夕(司会)

  • 芸能ことはじめ

昔ながらの紙芝居、伝統の江戸糸あやつり人形、そして津軽三味線や篠笛が奏でる“みんなのうた” 。日本の「楽しい!」がギュッとつめ込まれた30分! 伝統芸能の扉をあけるコーナーです。

上條充(江戸糸あやつり人形)上條充(江戸糸あやつり人形)

会場 赤城神社 参集殿(当日受付)
5月21日(土)13:00~/15:00~
渋谷画劇団(紙芝居)/上條充(江戸糸あやつり人形)/あんみ通(津軽三味線)
5月22日(日)13:00~/15:00~
渋谷画劇団(紙芝居)/上條充(江戸糸あやつり人形)/秋吉沙羅(篠笛・神楽笛)

  • 弾いてみよう!日本の楽器

日本の伝統楽器を代表する箏と三味線を、構え方から音の出し方まで優しく、分かりやすく指南します。子供から大人まで、奮ってご参加ください。
会場 赤城神社 参集殿(当日受付)
5月21日(土)13:00~/5月22日(日)13:00~

  • 日本の楽器・大集合!

箏、琵琶、三味線、胡弓、尺八、笛、鼓、太鼓……日本の音楽を奏でてきた数々の伝統楽器が勢揃い。間近にご覧いただけます。
会場 赤城神社 参集殿(当日受付)
5月21日(土)13:00~/5月22日(日)13:00~

  • 映像で楽しむ「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」

アンバサダーのロバート キャンベル氏による神楽坂界隈を紹介する映像のほか、2014年以降の「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」の記録をダイジェスト映像で振り返ります。
会場 赤城神社 参集殿(当日受付)
5月21日(土)13:00~/5月22日(日)13:00~

  • 芸能道しるべ

神楽坂を代表する舞台・矢来能楽堂からお届けする伝統芸能「比べて納得!」シリーズ。1日目は平安時代から現代まで、歴史と共に“姿かたち”を変えて今に伝わるさまざまな琵琶の聴き比べ。そして、三味線と共に物語を語り伝える浄瑠璃。大坂の義太夫節と江戸の新内節で同じ演目を物語ります。2日目は平安貴族が愛した雅楽・舞楽から始まり、中世から継承されてきた能、そして近世に生まれた日本舞踊まで。日本の身体表現の歴史をつづります。

観世九皐会(能)観世九皐会(能)

藤高理恵子(筑前琵琶)藤高理恵子(筑前琵琶)

会場 矢来能楽堂(事前申し込み)
5月21日(土)
比べて納得!浄瑠璃の世界
14:30~ 竹本京之助+鶴澤賀寿(義太夫節)/鶴賀伊勢吉+鶴賀伊勢一郎ほか(新内節)
比べて納得!琵琶の世界
16:00~ 中村かほる(楽琵琶)/田中奈央一(平家琵琶)/久保田晶子(薩摩琵琶)/藤高理恵子(筑前琵琶)
シリル コピーニ(司会)

5月22日(日)
比べて納得!日本の舞い踊り
13:00~ 伶楽舎(雅楽・舞楽)
比べて納得!日本の舞い踊り
15:00~ 市山松扇ほか(日本舞踊)×清元梅寿太夫+清元紫葉ほか(清元節)
比べて納得!日本の舞い踊り
17:00~ 観世九皐会(能)

  • お座敷ライブ

艶やかな神楽坂芸者衆による唄や三味線、踊りを鑑賞した後は、お座敷ゲームをご紹介。花柳界による日本固有のおもてなしの一つ「お座敷遊び」の雰囲気を、老舗割烹の大広間でお楽しみいただけます。

神楽坂芸者衆/シリル コピーニ神楽坂芸者衆/シリル コピーニ

会場 志満金(事前申し込み)
5月22日(日)13:00〜/14:00〜
神楽坂芸者衆
シリル コピーニ(司会)

  • 神遊びライブ

日本の伝統楽器ユニット、そして異ジャンルとのセッションユニットが奏でる、伝統音楽をアレンジした楽曲やオリジナル曲。新緑が爽やかな境内で、観客のみなさまを心地よく魅了します。

小山豊(津軽三味線)小山豊(津軽三味線)

5月22日(日)
会場 赤城神社境内(事前申し込み)
13:00~ NADESHIKO J ENSEMBLE(尺八+箏+十七弦)
14:30~ Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble(笙+篳篥+笛)
16:00~ 小山豊(津軽三味線)×佐藤芳明(アコーディオン)

  • 夕暮れライブ

夕暮れ空を背景にして繰り広げられる伝統音楽の粋。長唄三味線と邦楽囃子の一線で活躍する女流奏者たちが集い、歌舞伎や日本舞踊で演奏される名曲をメドレーでつづります。これらに加えて江戸太神楽や“日本の奇術”手妻もご紹介。2日間にわたる祭を締めくくるプログラムです。

鳥羽屋里夕連中(長唄三味線)×望月晴美連中(邦楽囃子)鳥羽屋里夕連中(長唄三味線)×望月晴美連中(邦楽囃子)

藤山大樹(手妻)藤山大樹(手妻)

会場 赤城神社 神楽殿(事前申し込み)
5月22日(日)17:30~
丸一仙翁社中(江戸太神楽)
鶴賀伊勢吉ほか(新内節)
藤山大樹(手妻)
鳥羽屋里夕連中(長唄三味線)×望月晴美連中(邦楽囃子)
シリル コピーニ(司会)

  • 神楽坂タイムスリップ スタンプラリー/歴史ガイド

スタンプラリーマップをもらったらスタート。スタンプスポット6箇所を巡ってスタンプを集めた方に、毘沙門天善國寺で記念品をプレゼント。また、各歴史ガイドスポットに設置する二次元コードをスマートフォンでアクセスすると、落語家の古今亭菊之丞や講談師の神田織音による音声ガイドを聴くことができます。江戸の話芸に耳を傾けながら、神楽坂の歴史や夏目漱石のゆかりをより深く知っていただける機会になります。

神田織音(講談)神田織音(講談)

5月22日(日)11:30~
スタンプラリー
スタンプスポット 毘沙門天善國寺ほか 全6箇所
歴史ガイド
落語家 古今亭菊之丞がご案内「名所旧跡スポットガイド」
音声ガイド 古今亭菊之丞(落語家)
講談師 神田織音がご案内「漱石ゆかりのスポットガイド」
音声ガイド 神田織音(講談師)

  • 映像プログラム

「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダーとして、伝統文化への造詣が深く、テレビ出演でもおなじみのロバート キャンベル氏が就任いたしました。今回、神楽坂の矢来能楽堂、宮城道雄記念館、漱石山房記念館といった伝統芸能・文化にまつわるスポットをキャンベル氏が訪問。神楽坂まち舞台・大江戸めぐりに出演する観世喜正氏や岡村慎太郎氏、吉住健一新宿区長と対談します。神楽坂や伝統芸能について語り合い、そして「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」の魅力をわかりやすくご紹介。その模様は、神楽坂まち舞台・大江戸めぐり公式YouTubeチャンネルにて映像配信いたします。

ロバート キャンベル(「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダー)ロバート キャンベル(「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」アンバサダー)

アンバサダー ロバート キャンベル(日本文学研究者/早稲田大学特命教授)
矢来能楽堂
出演 観世喜正(観世流シテ方能楽師)
宮城道雄記念館
出演 岡村慎太郎(生田流箏曲演奏家)
新宿区立漱石山房記念館
出演 吉住健一(新宿区長)

神楽坂の魅力
多くの地域が再開発によって変貌した東京において、神楽坂は江戸時代の地割りがほぼそのままに、石畳の路地などが残されてきました。神楽坂花柳界の発展とともに、芸事を重んじる歌舞音曲の師匠たちは神楽坂周辺に稽古場をもち、伝統芸能を継承してきました。また戦前にはいくつもの演芸場があり、話芸なども盛んに行われていました。戦後、神楽坂周辺には「パリの佇まいを彷彿させる」としてフランス人をはじめとした外国人が多く住み、従来の日本文化と調和・融合し独特の風情を生み出しています。昨今ではNPO法人粋なまちづくり倶楽部をはじめ、若い世代のボランティア(集団)や商店会、企業、各店舗などが互いに協力しながら、伝統芸能をはじめとした大小さまざまな文化イベントを数多く実施しています。多くの文化資産に溢れた神楽坂は、現在では国内外からも大きく注目を集める“まち”となっています。

開催概要
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」
開催日時 2022(令和4)年5月21日(土)13:00〜・5月22日(日)11:30〜 *両日共に雨天決行・荒天中止
開催会場 神楽坂エリア(毘沙門天善國寺/赤城神社/矢来能楽堂/志満金/THEGLEEほか)
観覧方法 事前申し込み(一部を除く)/観覧無料 ※詳細は公式ウェブサイトをご覧ください

主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京/NPO法人粋なまちづくり倶楽部
助成・協力 東京都
共催 新宿区
後援 一般社団法人新宿観光振興協会
協力 東京神楽坂組合/毘沙門天善國寺/赤城神社/観世九皐会・矢来能楽堂/宮城道雄記念館/漱石山房記念館/株式会社粋まち/神楽坂通り商店会/神楽坂商店街振興組合/セッションハウス/志満金/THEGLEE/SEION 神楽坂店/光照寺/圓福寺/東京都消費生活総合センター/あずさ監査法人/東京理科大学/第一勧業信用組合 神楽坂支店/熊谷組/ロングランプランニング/オフィスヤマグチ/マインド
制作 有限会社古典空間
運営 認定NPO法人アークシップ
広報 有限会社サザンカンパニー

お問合せ「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」事務局(古典空間内)
TEL 03-5478-8265(平日10〜18時)
FAX 03-5478-8267
メール contact@kaguramachi.jp
公式ウェブサイト https://kaguramachi.jp/
Twitter https://twitter.com/info_kaguramach
Facebook https://www.facebook.com/kagurazakamachibutai
Instagram https://www.instagram.com/info_kaguramachi/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC-NHbu1n2CP6p8Qs9v8Lp5Q

‏※諸事情により内容を変更、または中止する場合があります。
※各会場では新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら実施いたします。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。