『ゲオショップ』ビッグデータの2021年までの直近13年間のDVD・ブルーレイ貸出量を集計した結果から読み解く、不朽の名作映画トップ5を解説します!コロナ禍で今年のゴールデンウィークも旅行や遠出ができない方も多いはず。ぜひお家でゆっくり映画の世界に浸ってみては?
『ゲオ』の直近13年のデータから解説!GWに見たい不朽の名作映画トップ5
コロナ禍で今年のゴールデンウィークも旅行や遠出ができない方も多いはず。ぜひお家でゆっくり映画の世界に浸ってみてはいかがでしょう?
1位:「となりのトトロ」(13年間すべてにランクイン)
初公開から30年以上が経過し、今もなお根強い⼈気を誇るスタジオジブリの代表的アニメーション
作品。
旧き善き⽇本の⽥園⾵景、幼い姉妹の冒険譚、彼⼥たちが出会ったへんないきもの「トトロ」など、本作の魅⼒を語るには枚挙にいとまがありません。
TVで何度も放映されている本作は、親自身の⼦ども時代の体験談や、初めて作品に触れた出会いなど、映画を楽しむ以外に作品を通じて子どもと⼀緒に思い出話に花を咲かせることができるのも魅力のひとつ。
2位:「クレヨンしんちゃん」(13年間すべてにランクイン)
1992年よりアニメ放送が開始されて以来、⽼若男⼥に愛される国⺠的アニメーション作品。
天真爛漫な永遠の5歳児が、本能の赴くままに⽣み出す下品なギャグの数々、そんな彼に翻弄され
る⼤⼈たちの気苦労もどこ吹く⾵に30年間も愛され続けてきました。なかでも毎年公開される映画
は、TV放送では⾒ることのできない【⼦どもの⾃⽴⼼】が描かれています。
しんちゃんという純粋な⼦どもの視点は、建前で⽣きる⼤⼈の⽭盾を正⾯から突っ込み、ハッと気づかせてくれます。
3位:「名探偵コナン」(13年間すべてにランクイン)
1994年から連載が開始された⼤⼈気漫画のアニメシリーズで、毎年4⽉に公開される劇場版はG.W
の⾵物詩として定着しています。
本作の魅⼒は、ある組織によって少年の⾝体になってしまった⾼校⽣名探偵の謎解きと、正体を明かすことのできない主⼈公とヒロインとの恋愛模様。
さらに海外TVドラマのように、事件毎に描かれる物語と並⾏して少しづつ組織を追いかけていく2軸展開です。
根幹がしっかりと作り込まれているからこそ、地続きでファンの⼼を引き寄せています。
ミステリー作家の故・野沢尚が脚本を務めた『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』は推理映画としても群を抜いてオススメです!
4位:「魔⼥の宅急便」(13年中11年間ランクイン)
1989年、スタジオジブリの宮崎駿が初めて原作ものをアニメ化した作品で、13才の魔⼥が⼀⼈前に
なるために、ひとり⼤都会で孤独や挫折を経験しながら成⻑していく物語です。
思春期を乗り越えた少⼥が⼤⼈の⼥性に変貌する【幼⼼の喪失】や、本作に登場する⼥性キャラはそれぞれが各年代を代表する【⼥性の⾃⽴】が描かれているなど、今でも多くの考察合戦で映画ファンを魅了しています。
多くを語らない巧みな演出だからこそ、何度も楽しむことができます。映画は原作全6巻のうち2巻分しか描かれておらず、その後の主⼈公キキと⻘年トンボの恋の結末が気になる⽅はぜひ原作を読んで欲しい作品です!
5位:「ワイルド・スピード」(13年中11年間ランクイン)
2001年から21年もの間、世界中で愛される⼤⼈気シリーズ。
当初は『ハートブルー』のように違法なストリートレースに挑む潜⼊捜査官のクライムアクションでしたが、いつしかバディムービーとなり、現在は【⾎の繋がらない家族】の絆を描いた‟ファミリー”アクションムービーに深化しています。
それぞれ⽴場の異なる多種多様な⼈種がチームとして絆を深めていく姿は、今⽇のダイバーシティの先駆けと⾔っても過⾔ではありません。
ファミリーが揃って活躍する5作⽬『ワイルド・スピード MEGA MAX』から、⾞を使った強盗アクションシリーズに転換し、現在のシリーズの原型となっています。
<データ抽出⽅法>
※当年の年末時点でのレンタル開始13カ⽉以上経過タイトルの年間ランキング(新作・準新作を除く)
商材:レンタル⼀般作
ジャンル:総合
集計単位:作品合算
性別:合算