『MOTION GALLERY’s Fellowship』開始!〜各分野のプロフェッショナル12名を”フェロー”に迎え、共にプロジェクトを発掘

株式会社MotionGalleryのプレスリリース

 株式会社MotionGallery(本社:東京都港区/代表取締役:大高健志)は、各分野のプロフェッショナル12名を”フェロー”に迎え、クリエイティブなクラウドファンディングの輪を更に拡げながら、その可能性を探り、一緒にプロジェクトを発掘する『MOTION GALLERY’s Fellowship』を開始いたします。https://info.motion-gallery.net/support/fellowship/

 

MOTION GALLERYでは、創業から今日に至るまで、さまざまな活動を応援してきました。まだ世にない作品をつくろうとする人たちや、社会の課題を自分ごととして捉えて行動を起こす人たち。 彼らがクラウドファンディングを通じて新たな仲間と出会い、活動を拡げていく姿、 そしてその中から次のプレイヤーが生まれる姿を目にしてきました。プロジェクトひとつひとつが、世界を少しずつクリエイティブで多様な場所に変えていく。私たちはその力を信じ、未来を切り拓いていくプレイヤーたちと、もっとつながっていきたいと考えています。

 フェローの活動は、プロジェクトの発掘にとどまりません。プロジェクトが持つ魅力を、フェローご本人にページ内で解説いただき、 ”どんな価値がある活動なのか”、”応援することでどんな未来が拓かれていくのか” をみなさまに伝えていきます。この取り組みを通じてクリエイティブの輪を拡げ、 プレイヤーや応援してくださるみなさまと一緒に、豊かな社会をつくっていきたいと考えています。フェローは、下記の方々です。
 

  • 飯石藍(公共R不動産 コーディネーター、株式会社nest 取締役)
  • 内沼晋太郎(NUMABOOKS代表、ブック·コーディネーター)
  • ヴィヴィアン佐藤(美術家、文筆家、非建築家、ドラァグクイーン)
  • 江口晋太朗(TOKYObeta代表、編集者、プロデューサー)
  • 影山裕樹(編集者、”まちを編集する出版社”千十一編集室 代表)
  • 小柴美保(MIRAI-INSTITUTE株式会社代表)
  • 数土直志(ジャーナリスト)
  • 芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
  • 武田知也(舞台芸術プロデューサー、一般社団法人ベンチ代表理事)
  • 塚田有那(編集者・キュレーター/Whole Universe)
  • 友廣裕一(合同会社シーベジタブル共同代表)
  • 矢田部吉彦(前東京国際映画祭プログラミング·ディレクター)

▼飯石藍(公共R不動産 コーディネーター/株式会社nest 取締役)
公共空間を面白くするメディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用に向けたプロセスデザイン、リサーチ、自治体とのプロジェクト推進、公共不動産流通サービス「公共不動産データベース」等のプログラムディレクション等に携わる。また、2017年からまちづくり会社”nest”の取締役として、地元豊島区の公園”南池袋公園·グリーン大通り”の企画·エリアマネジメントの戦略検討·事業推進など、池袋駅東口のエリア価値を上げていくための公共空間活用プロジェクトを推進している。著書に「公共R不動産のプロジェクトスタディ公民連携のしくみとデザイン(学芸出版社)」。

コメント:
かつて、まちは行政が動かしていたけれど、私たち一人一人の小さなアクションの連なりで大きな変化を起こすことができます。暮らしが少し楽しく、快適に、居心地が良くなるための小さなチャレンジを応援したいです。

▼内沼晋太郎
1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック·コーディネーター。2012年、ビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を開業。ほか、株式会社バリューブックス取締役、「日記屋 月日」店主として、本にかかわる様々な仕事に従事。また、下北沢のまちづくり会社として「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京·下北沢と長野·御代田の二拠点生活。二児の父。

コメント:
世界に本屋を増やし、人と本の出会いをつくる、というのが自分のミッションです。インディペンデントな本屋の開店や、本や雑誌の出版など、本に関するプロジェクトがもっと増え、それらの成功をサポートできたらと思っています。

▼ヴィヴィアン佐藤
美術家、文筆家、非建築家、ドラァグクイーン。ジャンルを横断して独自の見解で分析。作品制作だけでなく、「同時代性」を軸に映画、演劇、都市など独自の芸術論で批評展開。町興しコンサルタント。尾道観光大使。サンミュージック提携タレント。大正大学客員教授。

コメント:
独立系のアーティストの支援や障害を持つ方々が生きやすい社会になるようなプロジェクト。そのプロジェクト自体がまるで社会的な作品になりうるようなもの。また日本という国のアイデンティティに直結し、のちの世代に対して良い前例を作るようなプロジェクトを望んでいます。

▼江口晋太朗
TOKYObeta代表。編集者、プロデューサー。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市や地域の経済開発、事業創造、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市、つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

コメント:
新たな可能性を切り拓く機会や、文化を次世代に残し継承させる歴史的な営みまで。クラファンは、多様で複雑な文化を紡ぎあう人たちと出会える場であると同時に、お金だけでなく様々な思いを託し/託される場なのだ。

▼影山裕樹
1982年、東京生まれ。編集者、”まちを編集する出版社”千十一編集室 代表。アート·カルチャー書の出版プロデュース、ウェブ制作、著述活動の他、「十和田奥入瀬芸術祭」(2013、エディトリアル·ディレクター)、「CIRCULATION KYOTO」(2017、プロジェクト·ディレクター)など、様々な地域プロジェクトのディレクションに携わる。地域×クリエイティブ ワークショップ「LOCAL MEME Projects」の企画·運営、ウェブマガジン「EDIT LOCAL」の企画制作、オンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」の企画運営なども。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路上」のつくり方』、共編著に『新世代エディターズファイル』などがある。大正大学表現学部専任講師。

コメント:
地域の文化を掘り起こして多様な人材が交錯し、クラファンのプロセスを通して関係者がともに成長できるような、そんなプロジェクトが増えていくといいなと思います!

▼小柴美保
1981年生まれ。京都大学法学部卒。シティーグループ証券入社後、グローバルマーケッツ部にて日本株の取り扱いに従事。ビジョンを持った社会創造の必要性を感じ2011年に退社し、2012年にIDEE創業者の黒崎輝男たちとシンクタンク MIRAI-INSTITUTE株式会社を設立、「これからの働き方」の実証の場としてシェアオフィス「MIDORI.so」を立ち上げた。現在都内に中目黒、馬喰横山、永田町の3拠点を運営し、働くにまつわるコンサルや書籍事業も行っている。

コメント:
まだマスには認知されていないけれど、ユニークで後世に語り継がれるようなプロジェクト。個の力が最大限発揮できるといいなと思っています。

▼数土直志
ジャーナリスト。アニメーションを中心にエンタテイメント産業について、「見て」「聴いて」「伝える」を目標に活動しています。海外事情やビジネスについて、特に関心を持っています。

コメント:
クラファンは資金面でのサポートだけでなく、仲間づくりやコミュニケーション、社会や文化の活性化のエネルギーだと思います。自分達だけでは出来なかったことが、クラファンを通じて実現するとよいですね。

▼芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル·プランニング·チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京·四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(2002)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009、2012、2015)。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『別府』(ABI+P3)、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)などがある。

コメント:
実現した姿がありありと見えること、つまりヴィジョン(幻影)の力が生々しくも強烈なプロジェクトが、より一層増えていくことを望みます。ただわかりやすいものだけが支援されるのではない、奥行きのあるクラウドファンディング文化をつくりだしていきたいです。

▼武田知也
1983年横浜市生まれ。舞台芸術プロデューサー、一般社団法人ベンチ代表理事。2006年~14年までNPO法人アートネットワーク·ジャパン所属。08年から国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」の立ち上げに事務局スタッフとして関わり、11年~13年に制作統括。14年冬~ロームシアター京都開設準備室。同劇場で事業·企画担当。18年4月~20年までフリーランスとしてロームシアター京都事業·企画担当、「さいたま国際芸術祭2020」キュレーターなど。21年、アートプロデューサー·コーディネーター·マネージャーのコレクティブとして一般社団法人ベンチを設立。その他、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)副理事長、埼玉県川越市にてまちづくり・場づくりを手掛ける合同会社オンドメンバー。玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科、法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科非常勤講師も務める。

コメント:
舞台芸術·アート分野ではまだまだ多くないと思いますが、作品の生まれ方そのもの、観客と新たな関係をつくるプロジェクトをここから増やしたいですし、期待しています。

▼塚田有那(編集者・キュレーター/Whole Universe)
一般社団法人Whole Universe代表理事。編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。2016年より、JST/RISTEX「人と情報のエコシステム(HITE)」のメディア戦略を担当。2021年、岩手県遠野市の民俗文化をめぐるカルチャーツアー「遠野巡灯籠木(トオノメグリトロゲ)」を主催。近著に『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(共にビー·エヌ·エヌ)、共著に『情報環世界 – 身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)、編集書籍に長谷川愛『20XX年の革命家になるには-スペキュラティヴ·デザインの授業』(ビー·エヌ·エヌ)がある。http://boundbaw.com

コメント:
不景気になると文化もしぼむ。そう言われて長らく不況を生き抜いてきた私たちですが、MOTION GALLERYのクラファンを見ていると、新しいカルチャーが始まる予感でワクワクします。新たな文化経済形成の一手をお手伝いできれば光栄です。

▼友廣裕一
1984年大阪出身。大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅へ。東日本大震災後は、宮城県石巻市·牡鹿半島の漁家の女性たちとともに浜の弁当屋「ぼっぽら食堂」や、鹿の角を使ったアクセサリー「OCICA」などの事業を立ち上げる。国際交流基金との共催で世界のデザイナーたちと三陸沿岸の事業者をつなぐ「DOOR to ASIA」や、派生プログラムを奈良県庁と「DESIGN CAMP OKUYAMATO」、JR東日本と「TOKYO SEEDS PROJECT」などの企画や運営も行う。一般社団法人まちライブラリーやコミュニティナースカンパニーにも立ち上げから関わっている。 現在は合同会社シーベジタブル共同代表として、全国各地の多様な仲間たちと共にさまざまな海藻の生産から新たな食べ方の提案まで行っている。昨年からはリサーチのため日本各地の海に潜り、海藻や海の現状について学びつつ、自分たちにしかできないアプローチで実践を重ねている。

コメント:
はじまれば、走り出していくことって実はたくさんあるけど、この資本主義経済では、「はじまる」ことが難しいことも多くって。そんなゼロからの一歩がたくさんうまれるような場であってほしいと思います。

▼矢田部吉彦
仏·パリ生まれ。小学生時代を欧州、中学から大学までを日本で過ごす。2000年より映画配給と宣伝を手がける一方で、ドキュメンタリー映画のプロデュースや、フランス映画祭の業務に関わる。2002年から東京国際映画祭へスタッフ入り。2004年より同映画祭にて日本のインディペンデント映画選定ディレクター就任、2007年よりコンペティション部門のディレクターを兼務し、2020年まで作品選定統括を担当。2021年よりフリーランス。

コメント:
資金不足がクリエイターの創造力を制限してしまうケースが映画製作には少なくありません。監督が思いっきり才能を発揮できるような、自由で刺激的な映画のクラファン·プロジェクトを増やしていきたいです。

 

MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験·価値観をもたらす創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング·プラットフォームです。https://motion-gallery.net// 
▼Podcast https://propo.fm/motiongallerycrossing

 

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