有限会社オフィスパレットのプレスリリース
ウクライナにおける戦火のニュースに心を痛めない日はない現在。
多様性(ダイバーシティ&インクルージョン)の確保が重要だと皆理解しているはずなのに、現実は国や民族が分断され、想像すらしなかった恐怖が現実となっています。
こうした社会情勢の中でも、我々はなんとか日々を生きていかねばなりません。
そんな皆さんに、ひとときの幸せ、安らぎを提供できたら・・・
そのような思いで、皆さんに「朗読×チェンバロ×オーボエ」という新しい形のliveをお届けします。
*(アイヌ語で「こんにちは」の意味)
(動画はイランカラプテ第3回公演の一部です)
アイヌの昔話に潜む様々な魅力
「ゴールデンカムイ」のヒットや、国立の博物館「ウポポイ」のオープンなどで注目されているアイヌ民族。
文字を持たず、親から子へと口伝えでのみ受け継がれてきた彼らの「昔話」を入口に、
アイヌの文化に触れてみると、そこには驚くほど「エコ」で「サスティナブル」な暮らしが見えてきます。
そして、切なく懐かしい気持ちになってしまう「何か」が、そこにはあります。
昔話に触れると押し寄せる静かな感動の源は、民族を超えて共通する、
人が人として持っている純粋無垢な気持ち、いわば「心の原風景」なのかもしれません。
ウクライナの民話から思いを馳せる
そんな「心の原風景」を感じられるのは、アイヌの昔話だけではありません。
ウクライナの昔話にも目を向けてみましょう。
素朴な人々の悲喜交々は、日本の昔話と同じように共感と教訓が程よく含まれ、
やはり懐かしく温かい気持ちが溢れてきます。
そして、実は同じことが、ロシアの昔話にも当てはまるのです。
今、分断されているように見える世界、そこに「融合」を取り戻すための試み。
「イランカラプテ」とは、アイヌ語で「こんにちは」を意味しますが、
実は「あなたの心に触れさせていただきます」というニュアンスが含まれています。
時と場所を超えて共感できる物語の世界へ、皆さんをお連れします。
疲れたあなたの心に、そっと寄り添わせてください。
異色のコラボ
バロックからの歴史を持つチェンバロとオーボエと、人の声がコラボする時、
聞く人は音の翼に乗って物語の世界へと飛び立つことができるでしょう。
その他情報
「イランカラプテ」朗読liveは、2019年5月に第1回、9月に第2回、2020年に第3回と、
回を重ねてきましたが、新型コロナウイルスのまん延により中断。この度、満を持して復活いたします。
朗読は、長くテレビ朝日系列のアナウンサーを勤め、放送人にとってのアカデミー賞にあたる「ギャラクシー賞」にも輝いた五十嵐いおり。山根基世氏(元N H Kアナウンス室長・『映像の世紀』などのナレーションを担当)に朗読を師事。癒しのvoiceで物語の世界を表現します。
音楽は、即興のセンスに定評があり全国的に活躍するチェンバリスト明楽みゆき。
オーボエ はギネスに載るほどの難関楽器を軽やかに操る岡本千里です。
配信番組を制作するのはフジテレビ系列の番組制作会社です。ハイクオリティな作品を1ヶ月間提供します。
何度でも自由にお楽しみください。
朗読作品(予定)
・アイヌの昔話
知里幸恵没後100年「アイヌ神謡集」より昔話「トヌペカ ランラン」
北海道平取町に伝わる昔話。アイヌと和人との交流を物語る珍しい作品。
・ウクライナの民話:「オオカミの歌」他
・ロシアの童話:「卵ほど大きい麦」トルストイ作
開催要領(対面・配信)
タイトル 「朗読liveイランカラプテvol.4」
出演 朗読:五十嵐いおり チェンバロ:明楽みゆき オーボエ:岡本千里
視聴料金 2,500円 http://ptix.at/QwYN9s
配信期間 2022年7月1日(金)〜31日(日)
対面ライブについての情報
日時 6月18日(土) 18時45分開場 19時開演
会場 豊平館 札幌市中央区中島公園1 (札幌市の歴史的建造物)
チケット 前売り4,000円 http://ptix.at/7snjda
主催 イランカラプテ 実行委員会
後援 札幌市 アイヌ民族文化財団