メ~テレのプレスリリース
6月6日(月)、6チャンネルの”メ~テレの日”に完成記念式典を開催しました。
式典には、メ~テレ 狩野隆也社長をはじめ、名古屋市の河村たかし市長と、修繕工事を担当した、一般社団法人 「塗魂インターナショナル」の、池田大平(いけだ たいへい)事務局長ら、関係者が出席しました。
式典では、最初にメ~テレ狩野隆也社長が、「希望の泉」プロジェクトについて謝意を述べました。
狩野社長 「『希望の泉』は、1969年、弊社が名古屋市に寄贈したものです。
昨年、開局60周年事業の準備のため、社史を手に取ったひとりの社員の目にとまったのが、寄贈当時の真新しい「希望の泉」の写真でした。
自社との関わりを初めて知り、老朽化してしまった噴水をなんとか再生したいと考えたその社員が、取材を通じてご縁のあった『塗魂インターナショナル』の池田事務局長にご相談したところ、快く協力を申し出てくださったところから、このプロジェクトが動き始めました。
今年2月から始まった作業には、本業の傍ら、週末を中心に、地元だけでなく、遠くは北海道、千葉、山口、高知などからもボランティアで駆けつけていただき、参加いただいた人数は、のべ400人以上にのぼります。また、管轄する名古屋市のご担当者にも、細やかなご調整をいただきました。本当にありがとうございました。
みなさまの熱い想いで生まれ変わった噴水を、のちほどぜひ間近でご覧いただきたいと思います。
続いて、名古屋市の河村市長からは「現場へ行ってきたが、とても鮮やかな青色になっとった。
サンキューベリーマッチ!新しくなった希望の泉を生かして周辺のエリアをもっと面白くしていきたい。」と
河村市長らしい名古屋弁をまじえて、メ~テレ狩野隆也社長へ感謝状を手渡しました。
メ~テレからは、修繕工事の実作業を担当した「塗魂インターナショナル」池田事務局長へ感謝状を贈呈。
池田事務局長は、「塗装でできる社会貢献を掲げ、全国200社のペンキ屋が集まっているが、この2年間は
コロナで一切のボランティア活動が出来なかった。 今回の希望の泉は、今までの塗装ボランティアの中でも
過去最大級の規模で、のべ400人が修繕作業に参加した。ボランティアの機会を与えてくれたことに感謝します。
『希望の泉』の字のごとく、市民のみなさんが、この改修された泉で希望を持ち、癒されてほしい。」と語りました。
①「希望の泉」について
「希望の泉」は1969年に名古屋放送(現・メ~テレ)が建設し、名古屋市に寄贈しました。当時から社是として掲げていた「地域貢献」の一環として、市民の憩いの場になるようにと建設したものです。直径20mの噴水池の上に3枚の円形盤を組み合わせ、当時全国でも珍しい「越流滝方式」を採用した大噴水です。
②「希望の泉 再生プロジェクト」について
1993年に名古屋市が大規模修繕して以降、大きな修繕作業が行われておらず、塗装がはがれるなど老朽化の一途をたどっています。メ~テレは開局60周年を迎えるにあたり、「希望の泉」を引き続き皆様に愛して頂きたい、魅力的で住み続けられるまちづくりに貢献したいと考え、一般社団法人「塗魂インターナショナル」の協力の下、今年2月から塗装や壁面などの修繕工事を行いました。(工期:2月14日~6月6日)