GEM Partnersのプレスリリース
エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社(ジェムパートナーズ、所在地:東京都港区、代表取締役:梅津文)は6月10日(金)、エンタメコンテンツランキングやデータ情報を発信する「GEMランキングクラブ」プロジェクトにて作成した2022年6月第1週の「定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(調査対象期間:5月28日~6月3日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。
※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す
■ 『SPY×FAMILY』6週連続で首位、視聴者数ptは上昇続け270ptへ
アニメ『SPY×FAMILY』が6週連続で首位を獲得しました。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画。4月9日(土)の配信開始以降、視聴者数ptを着実に伸ばし、5月第1週に200pt超えを達成。その後も勢いが衰えることなく、前週256ptから今週270ptへと上昇し、5週連続で200pt以上を維持しています。
2位も6週連続で『名探偵コナン』シリーズがランクイン。4月15日(金)に劇場公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が興行収入86億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週123ptから今週95ptと減少しました。3位に入ったのは前週6位から3つランクを上げた『鬼滅の刃』。視聴者数ptは前週42ptから今週45ptとほぼ横ばいとなりました。今週のTOP3は前週に引き続き漫画原作のアニメ作品となりました。
■ 『ドラゴンボール』『五等分の花嫁』『ザ・ファブル』が圏外からTOP20入り
今週、関連映画の動きにあわせて3作品が圏外からTOP20入りしました。最も上位にランクインしたのは、前週24位から10位に浮上した『ドラゴンボール』シリーズです。劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の公開が6月11日(土)に控えており、関連作品の振り返り視聴が高まったものと推察されます。視聴者の内訳をみると、男女比は約8:2と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めました。
続いてランクインしたのは、前週41位から12位に上昇した『五等分の花嫁』。テレビアニメシリーズ完結編となる劇場版『映画 五等分の花嫁』が5月20日(金)に公開され大ヒットを記録するなか、振り返り視聴が高まったものと推察されます。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では15-19歳代で特に高い視聴者数ptを集めました。
そして、前週363位から19位に急上昇した『ザ・ファブル』シリーズです。2021年公開の大ヒット映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月3日(金)に地上波初放送され、前作を含めた視聴熱が高まったものと推察されます。男女比は約9:1とかなり男性寄り、年代別では40代で特に高い視聴者数ptを集めました。
■ 配信オリジナルTOP10:『ストレンジャー・シングス』『オビ=ワン・ケノービ』TOP3入り
今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix6作品、Amazonプライム・ビデオ3作品、ディズニープラス1作品となり、半数以上をNetflixが占めました。コンテンツタイプ別では、ドラマ8作品、バラエティ2作品となりました。
1位はNetflixの韓国ドラマ『愛の不時着』。視聴者数ptを前週13pから22ptに伸ばして前週5位からランクアップしました。続く2位はNetflix『ストレンジャー・シングス』、3位はディズニープラス『オビ=ワン・ケノービ』です。ともに5月27日(金)に新シリーズ/新作の配信が始まったSFドラマで、僅差でのランクインとなりました(掲載ptは小数点第1で四捨五入)。『愛の不時着』『ストレンジャー・シングス』は今週、全体ランキングでもTOP20入りを果たしています。
そのほか、配信開始直後にTOP10入りしたのが、5位の『ザ・ボーイズ』です。本作はAmazonプライム・ビデオの人気海外ドラマで、最新「シーズン3」の配信が6月3日(金)に始まりました。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めています。
■ 過去データ、男女別、年代別などの詳細は「GEM Standard」で公開中 https://gem-standard.com/p/sc/w_ranking 「GEMランキングクラブ」は、週次の調査に基づき集計しています(詳細は「調査概要」参照)。定額制動画配信サービス利用者全体の中で、どんなコンテンツが観られているのか、エンタメファンと事業者の参考としていただくことを目的とし、成長著しい定額制動画配信サービスと映像エンタテイメント産業の更なる発展に資することを目指しています。 ■ PDF版プレスリリースはこちらからダウンロードいただけます |
■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります
■会社概要
会社名:GEM Partners株式会社
設立:2008年3月17日
代表取締役:梅津 文
事業内容:エンタテイメントビジネス・マーケティング領域における
データプラットフォームサービス
リサーチサービス
デジタルマーケティング・広告代理店業
メディア運営
コーポレートサイト: https://www.gempartners.com/
GEM Standard:https://gem-standard.com/
■本件に関するお問い合わせ先
GEM Partners(ジェムパートナーズ)株式会社
担当:河西(かさい)
電話:03-6303-1346
メールアドレス:info@gempartners.com