チェーホフ小説日本初の舞台化　数々の受賞歴をもつ演劇ユニット メメントC『ともしびー恋について』上演決定　カンフェティでチケット発売

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　メメントCでは嶽本あゆ美のオリジナル作品ともう一つの柱として、チェーホフ作品の上演を重ねてきました。2011年には「ともしび」の日本初演、第六病棟も新しい解釈と秀逸な脚本で注目を浴びました。チェーホフの小説は戯曲とまた違った哲学に満ちています。
　今回は、「ともしび」に新たに小説「恋について」を交えたとびきり素敵な舞台を創造します。ロシアの廣野を舞台に、あなたの知らないチェーホフを是非、ご覧ください。
　演出は大内史子。劇団外では「精神病院つばき荘」（トレンブルシアター）の演出が高く評価されています。音楽には、椿組で活躍の寺田英一を新たに迎え、生演奏での音楽要素がたっぷりつまった演劇です。明日が今日よりもよい世界だとは思えない現代、この世界とチェーホフの珠玉の言葉の響きあい、「あなたの知らないチェーホフ」をお楽しみください。
　同時上演8月14日の「My Life Plan」は、難民センターで出会ったスリランカ人のオーラル・ヒストリーをリーディング・ミュージカルとして上演します。ドキュメンタリーを演劇で伝える試みです。

【公演内容】
「ともしびー恋について」医師のアンドレイは、廣野の鉄道工事の技師のアナニエフ、見習いの若者シテンベルグらと出会う。アンドレイは一夜の宿を飯場で過ごす内、人生と恋愛について問いかける。その問い掛けは、アナニエフの追憶を呼び覚ます。恋の駆け引きから人生を揺るがす出来事となった恋愛を語るアナニエフ、その一方、医師のアンドレイは、かつて患者であった女性の悲恋を語る。コメディでありながら、ペーソス溢れる男達の一夜の「コイバナ」の行方は・・・・・

同時上演のミュージカル・リーディング「My Life Plan」（8月14日15時半～）は、平良太宣の圧倒的な歌声で語る、スリランカ難民のオーラル・ヒストリー。この現実はフィクションではありません。

• メメントC とは

劇作家・嶽本あゆ美を中心に大内史子と杉嶋美智子によって2008年に結成された演劇ユニット。チェーホフを始め、川辺川ダム問題を描いた『ダム』（演出・藤井ごう）（日本劇作家協会最優秀新人戯曲賞/文化庁芸術祭優秀賞）、堀田善衞の小説の舞台化、ミュージカル作品、ジェンダー研究、伝統芸能とのコラボレーション「女人往生環」を発表。2020年「太平洋食堂」舞台映像は門真国際映画祭・大阪府知事賞受賞、国際交流基金Stage Beyond Borders（日・英・仏・露・中（簡体・繁体）スペイン）の多言語字幕配信開始。
 

メメントCのHPにて「女人往生環２韋提希」もクリアな４K画像で配信中！（出演：観世葉子、なかええみ、他）
https://memento-c.com/PureLandTicket.html
 

• 公演概要

メメントC公演『ともしびー恋について』
公演期間：2022年8月10日 (水) ～2022年8月14日 (日)
会場：オメガ東京（東京都杉並区上荻2-4-12）

■出演者
清田正浩
山縣よう子
山口雅義
久井正樹（演劇集団円）
立花弘行
介川愛（オフィスエルアール）
音楽・演奏：寺田英一、嶽本あゆ美

千秋楽後のリーディング企画8月14日15時半より（別途予約が必用です）
「マイ・ライフ・プラン」リーディング出演：平良太宣（オフィス・エルアール）

■スタッフ
脚本・音楽：嶽本あゆ美
演出：大内史子
音楽演奏：寺田英一
楽曲提供：MaxEssa
美術：荒川真央香
照明：今西理恵（LEPUS）
音響：齋藤美佐男（TEO）
衣装：中村里香子
舞台監督：吉川尚志
制作：髙木由起子（山の羊舎）
宣伝美術：高畑朝子

■公演スケジュール
8月10日（水）19時
8月11日（木）14時+アフタートーク「この世界とチェーホフ１」
8月12日（金）14時　/ 19時
8月13日（土）13時　/ 17時+アフタートーク「この世界とチェーホフ２」
8月14日（日）13時　/ 15時半　リーディング・ミュージカル「My life plan(マイライフプラン)」
※開場は、開演の30分前

■チケット料金
一般（指定席）：4,200円
自由ベンチ席：3,000円
★8月14日　ミュージカル・リーディング「My life plan」　1000円（主催者予約のみ）
（税込）
※当日券　プラス　500円