世界687の作品から木村健太郎さん、太田光代さん、ゆりやんレトリィバァさんら審査員が選定 最優秀賞「Branded shorts of the Year」はハイネケンとNETGEAR Japanの作品

株式会社パシフィックボイスのプレスリリース

~いろいろな作品に触れたゆりやんレトリィバァさんが宣言?!
「ニュートラルでいようと思ったので、誰にも気を使わずに色んなことを晒していきます!」~
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2022(以下、SSFF & ASIA)は、ブランデッドムービー(企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム)の祭典「BRANDED SHORTS 2022」を開催。
 世界から応募された687作品の中からハイネケンの作品『A LOCKDOWN LOVE STORY』がインターナショナルカテゴリーの、NETGEAR Japanの作品『AIM』がナショナルカテゴリーのBRANDED SHORTS OF THE YEARとして発表および賞の授与が行われました。

第一部では、「“デジタル”と“人間らしさ”の融合」」を体現した作品に授与する初のDeloitte Digital Award(デロイト デジタル アワード)も発表。講談社『Taking Flight』、Penny 『The Wish』、Oppo『Unspoken Love』の3作品に対して賞が授与されました。

さらに、昨年よりスタート、ブランデッドムービーの中でもHRの視点に注目し、
今年からHR部門 supported by Indeedとして展開する中から選出のHRアワードには、ニチイ学館の『やさしさも、自分らしさ。』が受賞しました。

国内の各自治体や団体による観光をテーマにしたブランデッドムービーを表彰する観光映像大賞 観光庁長官賞は、長崎県佐世保市宇久町の『宇久島』が受賞しました。

本イベントは今年よりBRANDED SHORTSのメディアパートナーとなったABEMAよりLIVE配信。受賞作品も6月30日まで放送いたします。

木村健太郎さん、太田光代さん、ゆりやんレトリィバァさんら審査員が選定
最もシネマチックなコミュニケーション作品「Branded Shorts of the Year」を発表!

国内外687の作品(インターナショナル部門:564、ナショナル部門:123)のエントリー作品の中からインターナショナル部門:15作品、ナショナル部門9作品がノミネート。必然性、認識変化力、シェアラブル、メッセージ力、視聴維持力、オリジナリティ、時代性、視聴後の想起力の8つの視点で定義した最もシネマチックなコミュニケーション作品に対して贈る「Branded Shorts of the Year」の発表には、審査員長 ⽊村健太郎さん(博報堂 執行役員 / 博報堂ケトル エグゼクティブ クリエイティブディレクター)太田光代さん(株式会社タイタン 代表取締役社⻑)、⻑田麻衣さん(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント マーケティング戦略事業部ソリューション 戦略部リーダー  SHIBUYA109 lab.所⻑)、たちばな やすひとさん(ドラマプロデューサー)、藤井道人さん(映画監督・脚本)、ゆりやんレトリィバァさん(コメディアン)が登壇。

インターナショナル部門に選ばれたHEINEKENの作品を手掛けた柳沢翔監督が登壇し、喜びの言葉と共に「ブランド広告を作ることが多いですが、元々のブランド価値を高めるのは無理なのかな…と最近気づき、期待値との掛け算以外では不可能だと感じるようになりました。」と、ブランデッドムービーの制作においての考え方を述べました。審査員のゆりやんレトリィバァさんは、作品について「自然と『オーマイガー!』と出てしまうほど、最後が衝撃で面白かった。1番好きな作品は、ロックダウンラブストーリーですが、私は危険な人間ではないです!!」と、会場の笑いを誘いました。

ナショナル部門を受賞したNETGEAR Japan社長の杉⽥哲也さんは、「ノミネートの時点でもとても舞い上がっていたのに、本当に賞貰えるんですよね?そうそうたる企業の中に並べて嬉しいです!」と興奮冷めやらぬ様子でコメントしました。

審査員長の木村さんは、「数多くのアワードがある中で一番面白い部門だと思います。ブランデッドムービーは広告と違い、感動やエンターテイメントを先に感じられる魅力がありますし、とても可能性を感じました。今回受賞された2作品は、今の時代にあった問題定義がされていて、改めてブランデッドされている作品は素晴らしいなと思います。」と総評を述べました。

第一部の最後には日鉄興和不動産株式会社 代表取締役社長 今泉泰彦氏と映画祭代表の別所哲也が登壇。イノベーション、新しい企業の活動をビジネスの街としての赤坂で大きく展開していきたいと意気込みを語りました。

また、別所哲也より、不満買取センターを運営するAIベンチャー「Insight Tech」と共同で「BRANDED SHORTS」に込めた想いが「ユーザー・生活者」にどう届くのか、検証を行ったことを紹介。7割以上の生活者がハッピーになり、題材になった商品を購入してみたいと思い、7割以上の人がその商品を提供する企業に愛着が湧くという調査結果が得られたと、BRANDED SHORTSの有効性が伝えられました。

【​BRANDED SHORTS 2022 受賞作品】

Branded Shorts of the Year インターナショナル部門
作品名:A LOCKDOWN LOVE STORY / 2:20 / オランダ / 2021
企業名:HEINEKEN
広告会社:PUBLICIS ITALY
制作会社:DIVISION
選定理由:炎上を気にして、ニュートラルでいないといけないという風潮の中、「リアルが良いよね!」という明確な意思を掲げる作品である点、明るい物を観たいという生活者の太い気持ちをきちんと捉え、確実に人に伝えたくなる鮮やかさ、テンポなど、ハイネケンという商品の特徴を因数分解して作られている点、ストーリー的にも楽しい想像を掻き立てる点がブランデッドムービーとしての高評価につながった。
https://shortshorts.org/2022/program/bs-int/a-lockdown-love-story/
 

Branded Shorts of the Year ナショナル部門
作品名:AIM / 21:54 / 日本 / 2021
企業名:NETGEAR Japan
広告会社:マツオ計画
制作会社:マツオ計画
選定理由:企業が一方的に自社や自社ブランドの良さをアピールするのではなく、その先のステークホルダーまで寄り添う、半径が大きい作品であり、ゲーマーに焦点を当て、「人生こうあるべきだ」という古い価値観を一蹴し、「好きな事に夢中になって良いんだよ!」というジェネレーションギャップを突いたメッセージを、ストーリーと出演者の卓越した演技によって伝え、観る者を大きく認識変容させる力を持った作品であることを評価。
https://shortshorts.org/2022/program/bs-nat/aim/

各受賞作品はABEMAおよび映画祭オンライン会場で6月30日まで放送、配信中です。
https://abema.tv/video/title/221-178

初となるDeloitte Digital Awardは、3作品受賞!

第一部で発表のDeloitte Digital Awardのプレゼンター、Deloitte Digital クリエイティブディレクターの二澤平治仁(にさわだいら はるひと)さんは、本アワードについて「メッセージの届け方の“New”を創造することを目指し新設した賞」と説明。
受賞企業3社より、講談社取締役副社長の⾦丸徳雄さんが登壇し、「ショートフィルム作成にあたり、ひと目見てわかるものを作る大変さを感じましたが、一流の方々に作ってもらえて嬉しいです。」と喜びを表現。OPPOエグゼクティブクリエイティブディレクターのJoseph Lauさんはオンラインにて「人と人との間では思いやり、愛、労り合いが非常に大事だと思います。そういう想いでこのムービーを作りました」と制作時の想いをコメント。「The Wish」のクリエイティブチームは、現地からのビデオムービーで「素晴らしい賞をありがとう!」と笑顔でコメントしました。二澤平氏は「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに、 Purpose(存在意義)、New(新奇性)、Design(デザイン性)、Human Experience(人の体験・体験価値)、Engagement(愛着)の5つの指標から、今回は特に優れた3作品を選定したと述べました。また、デロイト トーマツ グループ全体で取り組んでいるWell-being社会の構築や非財務価値の重要性を大切にしていきたいと考えていること、その中で現在、Deloitte Digitalがスポーツを題材としたブランデッドムービーを制作していることを発表しました。

【Deloitte Digital Award受賞作品】

作品名:Taking Flight / 1:40 / 日本 / 2021
企業名:講談社
広告会社:Gretel
制作会社:MJZ
選定理由:人が物語に出合った時の体験―どんどん引き込まれていくような感覚や、新たなインスピレーションを圧倒的な表現力で映像化している。新しい物語を次々と生み出し、地球全体に届けていきたいという、同社が目指す世界観がみごとに表現されている。
https://shortshorts.org/2022/program/bs-nat/taking-flight/
 

作品名:The Wish / 3:49 / ドイツ / 2021
企業名:Penny
広告会社:Serviceplan Germany
制作会社:Iconoclast Germany
選定理由:「クリスマスにしたいことは?」という息子の問いに、母親は意外な反応をする。意外性のあるストーリーと共に、これまで当たり前だった日常の大切さとコロナ禍により、若者のかけがえのない時間が失われてしまったこと、Pennyは人々の日常に寄り添うブランドであることが表現されている。アイデアの斬新さ以上にブランドらしさがうまく表現されている。
https://shortshorts.org/2022/program/bs-int/the-wish/
 

作品名:Unspoken Love /8:47 / 中国 / 2021
企業名:OPPO
広告会社:OPPO
制作会社:The Eye Advertising & Films
選定理由:プロダクトを通じて、どのような世界を創っていきたいのか、見ごたえのあるリアルなストーリーをもとにしながら、ブランドが目指す世界観がみごとに表現されている。デジタルや通信・モバイルという製品機能を超えて、人と人をどのようにつなげていくか、人間らしさが伝わる作品である。
https://shortshorts.org/2022/program/bs-int/unspoken-love/

新設HR部門 supported by Indeedが注目するブランデッドムービーによるコミュニケーション

プレゼンターにはIndeed Japan株式会社マーケティングディレクターの水島剛さん、受賞した株式会社ニチイ学館からは人財開発部の⼤越健介さんが登壇。「介護職のリーディングカンパニーとして、業界のイメージを変えたいという思いで取り組みました。受賞したこの作品を通して、介護の良さ、優しさを伝えたい。」とコメント。BRANDED SHORTSの52点の候補作品から、HR、人事、採用の視点で魅力的だった作品を映画祭実行委員会が選定。昨年のHRアワード新設を経てHR部門として拡充を図るBRANDED SHORTSをサポートする背景として、Indeed Japanが推進する、企業が自らのミッションやパーパス、カルチャーについて能動的に発信していくことが有力な人材採用につながるとする「オウンドメディアリクルーティング」について説明。採用のための企業情報発信の新たな手法としてブランデッドムービーの有効性に期待を寄せていることを話し、企業の人事担当者に向けて「企業の魅力は必ずしも大掛かりである必要はなく、リアリティがある方が心に響くと思います。眠っている魅力を掘り出して、求職者の人々に伝えてほしい。」と応援のメッセージを贈りました。

HR部門 supported by Indeed HRアワード受賞作品
作品名:ニチイ新卒介護職 採用MOVIE『やさしさも、自分らしさ。』篇
3:24/日本/2021
企業名:株式会社ニチイ学館
制作会社:PARADOX
選定理由:人事採用が、どうあるべきか、介護事業や医療事業に関係なく、
ニチイ学館が発進しているブランドステートメントや学生へのメッセージの共通部分で
ある「やさしさ」を自分らしさと捉えて、(ニチイ学館に入社して、)強さにしていこう、とメッセージ発信している点を評価。
https://shortshorts.org/2022/program/hr/kindness-is-also-yours/

コロナを経て増す映像を使った観光プロモーションの重要性
観光庁地域振興部長 大野達さんがプレゼンターとして登場。
受賞を代表して登壇した長崎県佐世保市宇久町 ⼀般社団法⼈ 宇久町観光協会 会⻑の村上正⼀さんは「こんな小さな島、小さな観光協会が作ったショートムービーをみなさんに評価いただき、本当に嬉しく思います。このショートムービーを見てくださったみなさまに精一杯のおもてなしをしたい」と喜びをコメント。

【観光映像大賞観光庁長官賞作品】

作品名:宇久島 / 4:02 / 日本 / 2021
自治体名:一般社団法人宇久町観光協会
広告会社:長崎国際テレビ
制作会社:LUCA株式会社
選定理由:島に伝わる伝説のシーンと今のシーンが美しいシネマチックな映像で溶け合うように紡がれ、4分という短い時間の中で、過去から現在に至る時の旅路を疑似体験させてくれる。
歴史に思いを馳せながら、今の観光へと繋げる明確なビジョンを持つ作品であると評価。
https://shortshorts.org/2022/program/tourism/ukujima/

【BRANDED SHORTS 2022 開催概要】
日時:2022年6月14日(火)16:15-20:00
場所:赤坂インターシティコンファレンス, the AIR(東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR)
登壇ゲスト:
※敬称略
■Deloitte Digital Award 発表
・二澤平治仁(Deloitte Digital クリエイティブディレクター)、⾦丸徳雄(講談社 取締役副社⻑)
■HR部門 supported by Indeed HRアワード 発表
  ・水島 剛(Indeed Japan マーケティングディレクター)、⼤越健介(ニチイ学館 ⼈財開発事業部)
■観光映像大賞 観光庁長官賞 発表
・⼤野達(観光庁観光地域振興 部⻑)
≪ファイナリスト(オンライン登壇)≫
・青森県 弘前市 市長 櫻田 宏
・京都府 福知山市 産業観光課 田中健、秘書広報課 宇都宮萌
・熊本県 観光戦略部長 原山明博
・一般社団法人 宇久町観光協会 会長 村上正一
・洲本温泉事業協同組合 木下紘二
■Branded shorts of the Year 発表
≪審査員≫
・⽊村健太郎(博報堂 執行役員 / 博報堂ケトル エグゼクティブ クリエイティブディレクター)
・太田光代(株式会社タイタン 代表取締役社⻑)
・⻑田麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント マーケティング戦略事業部ソリューション 戦略部リーダーSHIBUYA109 lab.所⻑)
・たちばな やすひと(ドラマプロデューサー)
・藤井道人(映画監督・脚本)
・ゆりやんレトリィバァ(コメディアン)
  ≪受賞者≫
・インターナショナル部門:柳沢翔(監督)
・ナショナル部⾨:杉⽥哲也(ネットギアジャパン社⻑)
■クロージングトーク
  ・別所哲也(SSFF & ASIA代表)
  ・ゲスト:今泉泰彦 (日鉄興和不動産株式会社 代表取締役社長)
■審査員トーク
・上記審査員6名

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア  2022 概要】
■映画祭代表:別所 哲也
■開催期間:6月7日(火)~6月20日(月)
オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)
■上映会場:オープニングセレモニー会場LINE CUBE SHIBUYA / ユーロライブ / 表参道ヒルズ スペース オー
TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT / iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
赤坂インターシティコンファレンス※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料 ※一部有料イベントあり
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2022
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。

※株式会社パシフィックボイスはショートショートフィルムフェスティバル&アジアの企画・運営を行っています。

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