【横浜能楽堂】こども狂言ワークショップ~入門編~

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース

実技体験と公演鑑賞がセットになった、こども向けの狂言ワークショップを開催!

横浜能楽堂では、平成8年の開館以来、毎年夏休み期間中に開催している「こども狂言ワークショップ~入門編~」を、今年も7月31日・8月1日・3日・4日の4日間にわたって開催します。

公演鑑賞の演目のひとつ 狂言「神鳴」(大蔵流)公演鑑賞の演目のひとつ 狂言「神鳴」(大蔵流)

講師は、狂言方大蔵流の名門・山本東次郎家の山本則俊さんら一流の実演家。1日目・2日目は足の運び、扇の使い方など狂言の基礎から始め、狂言小舞「盃」を稽古します。3日目は国語の教科書にも掲載されている「柿山伏」の一部を演じてみます。また、実技体験に先立ち、7月31日には親子で楽しめる普及公演「横浜狂言堂―こども狂言堂―」で、講師陣が出演する狂言公演を鑑賞します。

学校教育の中で日本の伝統文化が見直されつつある中、小学校の教科書に狂言「柿山伏」が掲載されていますが、こどもたちが実際に古典芸能に触れる機会は、あまり多くありません。観るだけでなく、実際にお稽古に参加できる「こども狂言ワークショップ」は、短期間で本格的な「狂言」の世界を体験できるまたとない機会です。

講師の山本則秀、山本則俊、山本則重(左から)講師の山本則秀、山本則俊、山本則重(左から)

  • 開催概要

​【日 程】○実技指導  令和4年8月1日(月)・3日(水)・4日(木)

            各日とも 13:00~15:00(予定)
     ○公演鑑賞  令和4年7月31日(日)14:00開演
            横浜能楽堂普及公演「横浜狂言堂―こども狂言堂―」
            狂言「柿山伏」(大蔵流)山本泰太郎
            狂言「神鳴」(大蔵流)山本則孝
            お話 山本東次郎
【講 師】山本則俊(狂言方大蔵流)ほか
【会 場】横浜能楽堂 本舞台(公演鑑賞)、第二舞台(実技指導)
【対 象】小学1年生~中学3年生
【受講料】2,000円(公演鑑賞料含む) *白足袋持参
【定 員】25名(応募者多数の場合は抽選)
 

  • 参加申込方法

A:はがきに、①~⑥を明記のうえ、横浜能楽堂「こども狂言係」までお送りください。
 (はがき1枚につきお子様1人)
 ① 氏名(ふりがな) ②学年 ③性別 ④郵便番号・住所 ⑤電話番号 ⑥保護者氏名
 6月30日(木)必着締切。
B:横浜能楽堂HPの「お知らせ」ページからお申込みください。
 6月30日(木)17:00まで。
*詳細はこちら  https://yokohama-nohgakudou.org/news/?p=1329

【申込先・問合せ先】
 横浜能楽堂 〒220-0044 横浜市西区紅葉ケ丘27‐2 TEL:045-263-3055

【主 催】横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
 

  • 講師プロフィール

山本則俊(やまもとのりとし)
1942年、狂言界の名門である大蔵流狂言方・三世山本東次郎の三男として東京に生まれる。武士道の精神を持ち、剛直な山本東次郎家の芸風を美しく見せる、鍛え上げられた見事な型と、張りのあるよく澄んだ声が魅力。狂言の普及にも尽力。1990年芸術選奨文部大臣新人賞、2007年芸術祭優秀賞、2019年第41回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。2012年旭日双光章受章。重要無形文化財総合認定保持者。

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