ACジャパンのプレスリリース
公益社団法人ACジャパン(理事長 藤重貞慶)の2022年度公共広告作品が下記の通り決定しました。
新たな作品は7月1日(金)より1年間、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等、全国の各メディアで放送・掲載の予定です。
ACジャパンは、公共のための広告活動を通して世の中を良くしていきたいとの目標の下、毎年さまざまなキャンペーン広告を制作し、会員社のメディアを通してメッセージの発信を行っています。
キャンペーン広告は、主に
① 多くの人に共通する重要な社会問題をテーマに広告を制作し、全国のメディアを通じて発信する「全国キャンペーン」(A、B2作品)
② 各地域(北海道、東北、名古屋、大阪、中四国、九州、沖縄)が抱える問題の中から各々テーマを選定し広告を制作、各エリアのメディアを通じて発信する「地域キャンペーン」(7地域7作品)
③ 公共福祉や医療・国際貢献等に取り組む非営利団体等にACジャパンの仕組みを利用していただき広告を展開する「支援キャンペーン」(7団体7作品)
④ ACジャパン制作のCMをNHKで、NHK制作のCMを会員民間放送で放送する 「ACジャパン・NHK共同キャンペーン」(1作品ずつ交換・放送)
⑤ 会員校の学生が公共広告作品を制作し応募、表彰する「ACジャパン広告学生賞」 (テレビCM部門・新聞広告部門の2部門で実施。各々グランプリ・準グランプリの 2作品を放送・掲載)
の5種類からなり、2022年度は計21作品となりました。
2022年度全国キャンペーンA(作品名:「寛容ラップ」)は、「不寛容な時代~現代社会の公共マナーとは」をテーマに、ラップバトルで「たたくより、たたえ合おう。」と訴求することで、相手を尊重し認め合う大切さ、そこから生まれる交流を伝えます。この作品では、昨年に引き続き、聴覚障害がある方の情報格差の解消を目指して、手話とオープンキャプションの字幕対応を行います。
全国キャンペーンA
全国キャンペーンB(作品名:「バッターボックスに立つ87歳」)は、シニア世代へのデジタル機器普及活動に尽力している若宮正子さん(87歳)に出演いただき、あらゆる世代へのエールとなるよう、年齢を超えた前向きな生き方を伝えます。この作品では、外国人にも、より内容を理解していただけるよう、英語字幕対応を行います。
全国キャンペーンB
地域キャンペーンは、東京以外の全国7地域において、各々のテーマで昨年度に制作した作品を継続して展開します。
地域 | テーマ | 作品名 |
北海道 |
多様性 |
わたしは、アイヌ。 |
東北 |
健康促進&郷土愛 |
とうほく6健!お祭り体操 |
名古屋 |
思いやり |
想い鶴 |
大阪 |
特殊詐欺の被害防止 |
お金の話はゆ~っくり |
中四国 |
防災 |
いのちを守る切り札 |
九州 |
災害に備えて、いまできること |
被災の声を、日々の備えに。 |
沖縄 |
沖縄の宝を大切に |
おじぃになっても釣りがしたい |
支援キャンペーンでは、「日本動物愛護協会」「日本骨髄バンク」「日本腎臓財団」「国連WFP協会」「あしなが育英基金」「日本眼科医会」 「プラン・インターナショナル・ジャパン」 の7団体を紹介する作品を制作し、広告を通してその活動を支援します。
団体名 | 作品名 |
日本動物愛護協会 |
HELLO 地域猫! |
日本骨髄バンク |
おかあさんも、治るかな。 |
日本腎臓財団 |
若いうちから、腎臓検診 |
国連WFP協会 |
最初の一粒 |
あしなが育英会 |
またお父さんと |
日本眼科医会 |
大切なものを見続けるために。 |
プラン・インターナショナル・ジャパン |
I am a child |
ACジャパン・NHK共同キャンペーンでは、ACジャパンはNHK制作のヤングケアラーをテーマとした作品(作品名:「おせっかいでいい・・・」)を会員民間放送を通じて放送し、NHKでは大阪地域制作作品「お金の話はゆ~っくり」を昨年に続いて放送します。
ACジャパン広告学生賞では、「テレビCM部門」「新聞広告部門」で下記作品がグランプリ・準グランプリを受賞しており、それぞれBS民放8局及び新聞全国紙5紙で放送・掲載される予定です。
(テレビCM部門)
|
テーマ | 作品名 | 受賞校名 |
グランプリ |
APD (聴覚情報処理障害) |
聞こえているのに、聞き取れない |
長岡造形大学 |
準グランプリBS民放賞 |
スマホ依存 |
充実した1日は充電が減らない |
武蔵大学 |
(新聞広告部門)
|
テーマ | 作品名 | 受賞校名 |
グランプリ |
認知症 |
バスの来ないバス停 |
東北芸術工科大学 |
準グランプリ |
高齢者問題 |
「ちょっと一緒に」で守れるライフライン |
大阪芸術大学 |
記
・2022年度 ACジャパン広告作品
(放送・掲載予定期間:2022年7月1日~2023年6月30日)
全国キャンペーン
■全国キャンペーンA
・作品名:「寛容ラップ」
・テーマ:不寛容な時代~現代社会の公共マナーとは
・企画・制作:株式会社東急エージェンシー関西支社
・出演者:呂布カルマ、小田原さち、蘭
・制作協力:松森果林(聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐUDアドバイザー)、江副悟史(日本ろう者劇団代表)
・手話出演:木村 晴美
・放送・掲載エリア:全国
■全国キャンペーンB
・作品名:「バッターボックスに立つ87歳」
・テーマ:自由テーマ
・企画・制作:株式会社三晃社
・出演者:若宮 正子
・ナレーター:石橋 蓮司
・放送・掲載エリア:全国
地域キャンペーン
■北海道
・作品名:「わたしは、アイヌ。」
・テーマ:多様性
・企画・制作:株式会社電通北海道
・放送・掲載エリア:北海道
■東北
・作品名:「とうほく6健!お祭り体操」
・テーマ:健康促進&郷土愛
・企画・制作:株式会社東北博報堂
・放送・掲載エリア:東北
■名古屋
・作品名:「想い鶴」
・テーマ:思いやり
・企画・制作:株式会社電通 中部支社
・ナレーター:松下由樹
・放送・掲載エリア :東海、北陸
■大阪
・作品名:「お金の話はゆ~っくり」
・テーマ:特殊詐欺の被害防止
・企画・制作:株式会社電通 関西支社
・歌・ナレーション:渡部陽一
・放送・掲載エリア:近畿
■中四国
・作品名:「いのちを守る切り札」
・テーマ:防災
・企画・制作:セーラー広告株式会社
・ナレーター:水樹奈々
・放送・掲載エリア:中国・四国
■九州
・作品名:「被災の声を、日々の備えに。」
・テーマ:災害に備えて、いまできること
・企画・制作:株式会社大広九州
・ナレーター:三遊亭小遊三
・放送・掲載エリア:九州
■沖縄
・作品名:「おじぃになっても釣りがしたい」
・テーマ:沖縄の宝を大切に
・企画・制作:株式会社アドスタッフ博報堂
・ナレーター:ひがりゅうた
・放送・掲載エリア :沖縄
支援キャンペーン
■日本動物愛護協会
・作品名:「HELLO 地域猫!」
・企画・制作:株式会社電通 中部支社
・ナレーター:オオタ ミチ
・協力:株式会社サンリオ
・放送・掲載エリア:全国
■日本骨髄バンク
・作品名:「おかあさんも、治るかな。」
・企画・制作:トヨタ・コニック・プロ株式会社
・放送・掲載エリア:全国
■日本腎臓財団
・作品名:「若いうちから、腎臓検診」
・企画・制作:株式会社ADKクリエイティブ・ワン
・声優:宅麻 伸
・ナレーター:阪本 篤
・放送・掲載エリア :全国
■国連WFP協会
・作品名:「最初の一粒」
・企画・制作:株式会社新東通信
・ナレーション:杏
・ナレーション(ラジオCM):長谷川 悠大
・放送・掲載エリア:全国
■あしなが育英会
・作品名:「またお父さんと」
・企画・制作:株式会社大広九州
・ナレーター:吉岡 秀隆
・放送・掲載エリア:全国
■日本眼科医会
・作品名:「大切なものを見続けるために。」
・企画・制作:株式会社電通
・ナレーター:名取 えりか、水町 心音(ラジオCMのみ)
・放送・掲載エリア:全国
■プラン・インターナショナル・ジャパン
・作品名:「I am a child」
・企画・制作:株式会社大広九州
・ナレーター:儒河(ヘリンボーン)、Kairalisha(ZION)
・放送・掲載エリア:全国
ACジャパン・NHK共同キャンペーン
■NHK制作作品
・作品名:「おせっかいでいい・・・」
・企画・制作:NHK広報局
・放送エリア:全国
■ACジャパン制作作品(昨年度制作作品の継続)
・作品名:お金の話はゆ~っくり
・テーマ:特殊詐欺の被害防止
・企画・制作:株式会社電通 関西支社
・歌・ナレーション:渡部陽一
・放送エリア:全国
第18回ACジャパン広告学生賞
■「テレビCM部門」グランプリ
・作品名:「聞こえているのに、聞き取れない」
・テーマ:APD(聴覚情報処理障害)
・企画:長岡造形大学 制作代表者:鈴木 悠
・放送エリア:全国(BS民放8局)
■「テレビCM部門」準グランプリBS民放賞
・作品名:「充実した1日は充電が減らない」
・テーマ:スマホ依存
・企画:武蔵大学 制作代表者:高見澤 海羽
・放送エリア:全国(BS民放8局)
■「新聞広告部門」グランプリ
・作品名:「バスの来ないバス停」
・テーマ:認知症
・企画:東北芸術工科大学 制作者:斉藤 彩乃
・掲載:全国紙5紙
■「新聞広告部門」準グランプリ
・作品名:「ちょっと一緒に」で守れるライフライン
・テーマ:高齢者問題
・企画:大阪芸術大学 制作代表者:松田 紗香
・掲載:全国紙5紙
以上
※ACジャパンについて ・公益社団法人ACジャパンは、1971年に関西公共広告機構として設立されました。1974年に社団法人公共広告機構となり、2009年にACジャパンと名称変更しました。「公共マナー」や「環境問題」など、社会にとって有益と思われるメッセージを、さまざまな広告の形で発信することにより、社会と公共の福祉に貢献することを目標として活動する民間の組織で、活動は約1000社の会員社や個人会員からの会費を基に運営されています。 会員メディアからの広告枠の無償提供と、会員広告会社からの表現アイデアの提供が運営における最大の特徴で、日本全国の多くの民間企業が参加するボランティア活動の公益性の高さが認められ、2011年に公益社団法人になりました。 |