JFAとディズニーによる女子サッカー新プロジェクト「JFA Magical Field Inspired by Disney」発表会レポート

公益財団法人日本サッカー協会のプレスリリース

日本サッカー協会(以下JFA)とウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下ディズニー)は、女子サッカーの新プロジェクト「JFA Magical Field Inspired by Disney」の発足に伴い、2022年7月7日(木)に本プロジェクトの発表会を、高円宮記念JFA夢フィールドにて実施しました。JFA会長の田嶋幸三、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 コンシューマ・プロダクツ DTCリテール バイスプレジデント&ゼネラルマネージャーの井原多美さんが登壇し、本プロジェクトに込めた想いや概要を発表した後、本プロジェクトのキャプテンとして澤穂希さんも登場。また、ゲストとして日向坂46の影山優佳さんも登壇し、澤さんとのトークセッションを行い、最後にはピッチでオリジナルユニフォームを着用した子どもたちとともに、サッカー体験も行いました。

第一部では井原さんと田嶋によるプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーションの中で田嶋は「JFAの中期計画にある通り、重点3領域である“キッズ・小学生年代”“女子“”シニア“における発展を目指しています。より多くの方にサッカーを身近に感じてもらうべく、新たな取り組みとして、ディズニーという強力なパートナーに出会うことができました。ディズニーキャラクターとコラボし、最高の知見をシェアしてもらうことで、特に子どもや大人、すべての女性への新たなアプローチができると考えています」とコメントしました。また、井原さんからは、「楽しんで学べる“教育”よりも、気がついたら学んでいるような“娯楽”を与えたい」と、ウォルト・ディズニーの言葉を引用し、「楽しいプロジェクトを通じて何か新しいことに挑戦することの大切さを日本サッカー協会さんと共にお伝えできればと考えております」と、両社の想いが語られ、キービジュアルの公開をはじめ、この夏から実施予定のJFAファミリーサッカーフェスティバル“First Touch”についての発表を行いました。

 

続いて、「JFA Magical Field Inspired by Disney」プロジェクトキャプテンに就任された、澤穂希さんが登壇。澤さんは、本プロジェクトについて「私はサッカーを通じて、何かを始めるためには、まず、その第一歩を踏み出すことが大切だと学びました。ディズニーさんと一緒に、すべての女性が新たに挑戦することや、そのために勇気を持つための後押しができれば幸いです」と語りました。そして今回のイベントに参加する子どもたちにはプロジェクト通じて「初めてサッカーに挑戦するお子さんもいると思いますが、サッカーの楽しさや何かに挑戦することの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです」と話す澤さん。今後の澤さんに期待することとして田嶋は、「日本の女子サッカーの象徴的な方と一緒に取り組めることに感謝していますし、同じ世代のお子さまもいらっしゃいますから、ぜひどこかのイベントにもお越しいただきたいです」と語りました。また井原さんからも、「私自身、澤キャプテンの“苦しいときは私の背中を見なさい”という言葉が深く心に刻まれております。澤さんがサッカーを始められた頃、おそらくうまくいかなかったこともあるかと思いますが、一つずつできることを増やし自信にして、勇気を持っていろんなことにチャレンジをして成長されたかと思います。このプロジェクトを通じて、子どもたちには“勇気”と“優しさ”を体現された澤さんの背中をみて、ぜひ、楽しい経験を始めて欲しいと思います」と、期待のメッセージが送られました。

第二部では澤さんに加えて、ゲストとして、日向坂46の影山優佳さんにもお越しいただきました。アイドル界のサッカー通である影山さんは、澤さんとの共演について「なでしこを夢見ていたときもありますし、2011年のワールドカップの時は小学校3年生だったのですが、澤選手をはじめ、なでしこの方々に憧れてプレーしていたので、今日こうして憧れの澤さんと同じステージに立ててとても光栄です!」と最高の笑顔で話しました。サッカーを通じて子どもから大人まで、すべての女性の新たな可能性に踏み出す一歩を応援する本プロジェクトにちなんで、お二人に「最近はじめた新しいこと」について伺うと、澤さんは「最近、食生活アドバイザーの勉強を始めました。子どもと夫のために、身体のことのみならず何か新しいことにチェレンジしたいとずっと模索をしていた中で、始めようと思いました」とお話しされました。

影山さんは、「最近、クイズの勉強を始めています。高校時代もクイズ研究会に入っていたのですが、クイズ番組の内容とは全然違いました。呼んでいただいた分、期待以上の結果でお返しできたらなという思いもあり、対策のようなものを始めています」と、勉強好きな一面を垣間見せました。

続いて、今回のプロジェクトのためだけにデザインされたオリジナルユニフォームを着用した子どもたちが澤さんの呼びかけで登場しました。子どもたちが後ろを振り向くと、バックブリントにはそれぞれ異なるディズニープリンセスのデザインが。「本当に色とりどりで可愛いです!皆さんがキラキラしていて、このユニフォームを着れば、皆がディズニープリンセスになれると思いました」と笑顔の影山さんと澤さん、会場も和やかな雰囲気でした。

さらに、当日は七夕ということでお二人の願いごとをサッカーボールに書いて披露いただきました。影山さんは「輝」と書き、「夢の輝き、夢を追う人の目の輝き、その人の持つ輝き。このプロジェクトを通してたくさんの人が自分の輝きを見つけられますように!」と願いを語りました。そして、澤さんは「夢」と書き、「このプロジェクトのスタートがJFA夢フィールドであること、今後、子どもから大人まで多くの女性たちが日常生活の中でサッカーを楽しんで欲しいということ、そして、なでしこジャパンが再び世界一に輝くことを夢に託しました」と語りました。

最後には、影山さんから「新たな一歩を応援するということで、このプロジェクトを通してサッカーを好きになってくれる方が増えたら、私はいちサッカーファンとしてとても嬉しいです。そして、サッカーに限らず、挑戦することってこんなにも楽しいんだ!と感じてもらえたら、その経験を活かして今後の生活ももっと楽しく明るくキラキラした思い出がたくさんできると思うので、皆さんにも挑戦の楽しさを味わっていただければと思います」とお話いただきました。

また、澤さんからは「何かを始めることや挑戦することには、正直不安がつきものだと思います。私自身も小学校2年生の時にクラブチームに入部しようとして、女の子一人だったため、最初は断られてしまったのですが、母親がクラブに粘り強く話をしてくれたおかげで、女子では初めてそのクラブチームに参加することができました。これからプロジェクトのキャプテンとして、子どもたちが挑戦する第一歩を応援します」とコメントがあり、発表会は幕を閉じました。

その後、JFAファミリーサッカーフェスティバル“First Touch”で実施予定のシュート練習を澤さん、影山さん、そして子どもたちに先行体験いただきました。澤さんからのパスでシュートを決めて嬉しそうな様子の影山さんと、フィールドでサッカーボールと触れ合う子どもたちの笑顔が輝いていました。

©Disney ©Disney/Pixar

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