株式会社エムオン・エンタテインメントのプレスリリース
昨年放送されたドラマ『G線上のあなたと私』に出演した際は、年下男子の魅力を全開にしてアラサー世代の読者の心をわしづかみに♪
そんな中川大志さんがこのたびW主演を務める映画『砕け散るところを見せてあげる』で監督・脚本・編集を手がけたのは、映画界の異端児として知られているSABUさん。念願のSABU組の一員になれたことに、最初はよろこびが隠せなかったという中川さん。
ごく普通の高校3年生、濱田清澄(中川大志)は、学年一の嫌われ者である高校1年生の蔵本玻璃(石井杏奈)を同級生たちのいじめから救っていたが、そのうち距離を縮めていく。ところが玻璃には誰にも言えない秘密があり、それが明らかになるにつれ、物語は恐るべき展開を繰り広げる……。
「SABUさんが生み出す作品はいつでも常識にとらわれず、観ている側の固定観念をぶっ壊されるので、ある意味混乱させられるところがすごく魅力的だと思っていました。」
SABUさんといえば長回しでも有名な監督。今作でも、台本10P以上もあるシーンを、長回しワンカットで撮るのは当たり前だったそう。
「玻璃がいじめられてトイレの個室に閉じ込められたときに、清澄が隣の個室の壁をよじ登って壁にぶら下がりながら玻璃を励ましたり助けたりするシーンがあるんですが、それもワンカットでした。本当は見えないところに、立てる台を用意してくださっていたんですが、それを使うと、まさに立ってる感じになっちゃってリアルじゃない。だから実際に何十分もぶら下がってお芝居をしたんですが、終わって降りたら、両脇の下が大きく内出血して紫色になっていました。でも、長回しワンカットは、喋っていないときの呼吸や間がリアルに映るから、芝居が丸裸になるんです。余計な小細工をすると、すぐにバレちゃうんですよね」
昨年はドラマ『G線上のあなたと私』で、主人公の也映子を惑わし続けた年下男子の理人を演じ、アラサー女子をトリコにした中川さん。アラサー女子の印象などを聞いてみるも、「人を年齢で見たり、くくったりしたことはあまりない」という。
「人それぞれのよさがありますからね。ただ30歳前後って、洗練されてきてはいるんだろうなとは思います。社会に出て、20代前半からいろんな出会いや仕事の経験を積み、ある程度自分のことがわかってきたら必要なものを選び取るというか、必要なものだけを自然と残すというか。それは人付き合いだけではなく、自分の生活リズムや趣味、行動、思考なども含めて。
まあそれも、全員がそうっていうわけでもなく、人それぞれだと思うんですけどね。どんどん大人っぽくなっていく人もいれば、若い世代と変わらずにワーッと一緒に騒げる人もいるから。ちなみに僕は、どちらかというと、一緒に騒げる人が楽しくて好きですね。だから、デートするにもかっちり計画するのではなく、ドライブしながら行き当たりばったりで楽しめるものがいいかな。」
最後に、自分の中のBOYな部分とは?
「基本的に、ずーっと少年です(笑)。でも特にワクワクしちゃうのは、大好きな釣りをしているときかな。海とか川の中って見えないから、針を沈めて何かかかったときに引き上げる瞬間がたまらない。」
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