《緊急企画》アジアンドキュメンタリーズ ミニシアター応援プロジェクト

株式会社アジアンドキュメンタリーズのプレスリリース

全国のミニシアター(小規模映画館)が存続の危機に瀕しています。新型コロナウイルスの感染拡大により、閉館せざるを得ないミニシアターが続出しているのです。
これまでドキュメンタリー映画文化は、ミニシアターに支えられてきたといっても過言ではありません。地域に根差してきたミニシアターは、日本における映画文化の多様性を守り、社会的に意義のある良質なドキュメンタリー映画のかけがえのない公開の場として機能してきました。それは、商業至上主義が進む日本の映画業界において、ドキュメンタリー映画文化の最後の砦として、極めて重要な役割を果たしてきたのです。

アジアンドキュメンタリーズ ミニシアター応援プロジェクトアジアンドキュメンタリーズ ミニシアター応援プロジェクト

https://asiandocs.co.jp/set/306?from_category_id=1

私ども株式会社アジアンドキュメンタリーズ(http://asiandocs.co.jp)は、日本のドキュメンタリー文化の衰退に危機感を抱いた映像制作者の有志が、「ドキュメンタリーは絶対に儲からない」という業界関係者の声を振り切って、“動画配信のミニシアターになりたい”と2018年2月に設立、8月にドキュメンタリー映画専門の動画配信サービスを独力で立ち上げました。そんな弊社にとっては、ミニシアターこそが原点であり、理想とする映画文化の形なのです。

そのミニシアターが消滅の危機に瀕している今、ドキュメンタリー映画の配信事業者である弊社が、いくら零細事業者だからといって、手をこまねいて見過ごすわけにはいきません。微力でも何かできることをやりたい、その一心でこのプロジェクトを実施することにいたしました。

本プロジェクトにご賛同いただいた映画監督の金聖雄さんをはじめ、映画作家やプロデューサー、配給会社からはチャリティ作品のご提供もいただくことができました。アジアンドキュメンタリーズは、ミニシアターと、映画の作り手と、配信事業者が、ともに力を合わせながら、日本のドキュメンタリー映画文化を守るために力を合わせたいと考えております。ぜひ、皆様には趣旨にご賛同いただき、ご支援いただければ幸いです。

有料配信の視聴料をミニシアターに寄付
【実施期間】 4月17日(金)午前0時 ~ 5月14日(木)午後9時まで
【寄付の方法】
     (1) アジアンドキュメンタリーズで配信されている全作品(現在103本)を対象に
        期間中に単品購入された視聴料 495円(税込)を全額寄付いたします。

     (2)「月額見放題」会員の方は、無償提供されているいずれかのチャリティ作品をご視聴いただくと
        月額990円(税込)の視聴料のうち495円(税込)を寄付いたします。

【寄付する団体】
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

   「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司氏・濱口竜介氏が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクトです。株式会社アジアンドキュメンタリーズは、基金に賛同し、基金に対して寄付を行います。基金の支援を受ける映画館は4/14時点で全国79劇場・68団体です。

チャリティ作品の配信で映画の作り手からも支援

また、アジアンドキュメンタリーズでは、今回のプロジェクト実施に伴い、ドキュメンタリー映画の作り手から<チャリティ作品>を無償で提供いただいています。「月額見放題」会員の方が、いずれかの<チャリティ作品>をご覧いただくと、会員1名様につき495円(税込)を寄付させていただきます。

「フィクションもドキュメンタリーもまず“売れるか?”ではなく、自分の目で確かめて良質な作品の上映を続けてきたミニシアター。一癖も二癖もある館主達の顔が浮かぶ。こんな時だからこそ、つくり手と映画館と配信と志をひとつにあらゆる形で映画を届けたい」 金聖雄(映画監督)

「獄友」(監督:金聖雄)「獄友」(監督:金聖雄)

チャリティ作品 『獄友』 2018年製作 (監督:金聖雄) 【日本初配信】
https://asiandocs.co.jp/con/302?from_category_id=5

冤罪をテーマに、人生の多くの時間を刑務所の中で過ごし、互いを「獄友(ごくとも)」と呼び合う冤罪被害者たちにカメラを向けたドキュメンタリー映画。

チャリティ作品(監督名五十音順) 2020年4月17日現在
https://asiandocs.co.jp/set/306?from_category_id=1
◆伊藤めぐみ監督
『ファルージャ イラク戦争 日本人人質事件…そして』(2013)
◆イマード・ブルナート監督・ガイ・ダヴィディ監督
配給 浦安ドキュメンタリーオフィス提供
『壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び』(2011)※4月30日まで
◆ジョン・シェンク監督
配給 浦安ドキュメンタリーオフィス提供
『南の島の大統領 -沈みゆくモルディブ-』(2011)
◆キム・スンヨン監督
『チベットチベット』(2008)
◆金 聖雄監督
『獄友』(2018)【日本初配信】
『袴田巖 夢の間の世の中』(2016)【日本初配信】
『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(2014)【日本初配信】
『花はんめ』(2004)【日本初配信】
◆古居みずえ監督
『ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち』(2011)
◆本田孝義監督
『モバイルハウスのつくりかた』(2011)

どうか、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

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本件プレスリリースへのお問い合わせ
株式会社アジアンドキュメンタリーズ 担当:八木沢
info@asiandocs.co.jp
03-6876-2298
東京都港区元赤坂1-1-7オリエント赤坂モートサイドビル707
http://asiandocs.co.jp
 

 

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