『ちょっと思い出しただけ』日本映画史上初受賞の快挙!カナダ・ファンタジア国際映画祭カメラ・ルシダ部門最高賞受賞! Blu-ray&DVDは9/2に発売!

株式会社ハピネットのプレスリリース

9月2日にBlu-ray&DVDの発売を予定しております、『ちょっと思い出しただけ』に関して、このたび第25回ファンタジア国際映画祭カメラ・ルシダ部門の最高賞であるCamera Lucida AQCC Prizeを受賞しました。

クリープハイプのヴォーカル/ギターとして活躍する尾崎世界観の楽曲に、松居⼤悟監督がインスパイアを受け、製作されたオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』。2月から劇場でのロングラン公開が続いている本作が、ファンタジア国際映画祭カメラ・ルシダ部門最高賞を受賞いたしました。本作は、2021年の東京国際映画祭にて観客賞とスペシャルメンションW受賞しており、松居大悟作品としてはファンタジアでの受賞が初の海外映画祭での受賞となりました。
ファンタジア国際映画祭はカナダ・モントリオールで1996年から開催されている北米最大のジャンル映画祭であり、アジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品を上映され、今年は7月14日から8月3日まで開催されております。
今回松居がAQCC Prizeを受賞したカメラ・ルシダ部門(Camera Lucida)とは、最も個性的で革新的な作品を紹介する部門となっており、今回受賞が決定したAQCC Prizeはケベック批評家協会が評価した作品に贈られる賞となっております。審査員たちからは本作の受賞について「“完璧に計算された構成”と“日常的なものに意味を与えたその素晴らしさ”を評価し満場一致で受賞が決定した」と述べられました。同部門での最高賞は日本映画として初となり、松居監督作でも初の海外映画祭での受賞となりました。また、本作は8月13日~8月20日に開催される北京国際映画祭内でも上映される事が決まっております。

今週、7月26日に都内で行われた本作のBlu-ray & DVD発売の上映イベントでは、吉報をいち早く聞いた主演の池松壮亮から「ファンタジアおめでとうございます」と祝福のメッセージが届けられました。松居は、「海外の国際映画祭での初受賞が『ちょっと思い出しただけ』で良かった」と語り、「照生(本作の主人公=7月26日が誕生日の設定)と映画に対して最高の誕生日プレゼントを贈ることができた」とその喜びを語りました。

■松居大悟監督コメント
「このような形をいただけて嬉しいです。
この映画は、自分の誕生日(11月2日)に東京国際映画祭で世界初上映、尾崎くんの誕生日(11月9日)前日に観客賞とスペシャルメンション、伊藤沙莉さんの誕生日(5月4日)に目標興収達成、池松壮亮演じる照生の誕生日(7月26日)前日にファンタジア、だなんて。なんだか、誕生日があってよかったなと思います。なにより産んでくれた親に感謝しています、誕生日ありがとう、出産記念日おめでとう、という気持ちです。
個人的にもファンタジア国際映画祭は、もっとも出品している大事な映画祭で(『スイートプールサイド』『ワンダフルワールドエンド』『アズミ・ハルコは行方不明』『くれなずめ』)、5作品目の今作で……作っていてよかったな、と思いました。
コロナ禍で奪われたものばかりを見るのではなく、暗くなるからこそ光を見つけやすくなる、と、当たり前の感情を抱きしめられるように作った映画です。
今作はこれからも、早稲田、阿佐ヶ谷、京都、などでも出会えます。
なにより映画館がんばってほしいです。今作じゃなくとも、ぜひ劇場へお越しください!」

【松居大悟(まつい・だいご)

1985年11月2日生まれ。福岡県出身。劇団ゴジゲン主宰。2012年、『アフロ田中』で長編映画初監督。ドラマ「バイプレイヤーズ」(TX/17-21)シリーズや小説「またね家族」(20)なども手掛け、枠に捉われない作風が国内外から高い評価をうける。主な監督作として『スイートプールサイド』(14)、『私たちのハァハァ』(15)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『アイスと雨音』(18)、『君が君で君だ』(18)、『くれなずめ』(21)など。『ちょっと思い出しただけ』は第34回東京国際映画祭で観客賞・スペシャルメンションをW受賞。最新作でありロマンポルノ50周年記念プロジェクトの第一弾『手』は9月16日(金)全国順次公開。

【ファンタジア国際映画祭について】
ファンタジア国際映画祭とはカナダ・モントリオールで1996年から開催されている北米最大のジャンル映画祭であり、これまでも世界各地からアクション、ファンタジー、ホラー、SF、アニメといった幅広いジャンルの映画が上映されている。カメラ・ルシダ部門は、ジャンル映画のすぐ近くに位置する実験的かつ斬新な部門で、最も独創的、個性的、かつ革新的な声を紹介している。
日本映画では、これまでにも中田秀夫監督の『リング』(1998)や三池崇史監督の『極道戦国志不動』(1996)、今敏監督の『パーフェクトブルー』(1997)などをプレミア上映しており、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』(2006)、湯浅政明監督の『マインド・ゲーム』(2004)などが作品賞を受賞。本年はタナダユキ監督の『マイ・ブロークン・マリコ』が脚本賞を受賞し、日本映画にも所縁の深い映画祭となっている。
https://fantasiafestival.com/en/
 

  • 『ちょっと思い出しただけ』作品情報

【キャスト】
池松壮亮 伊藤沙莉
河合優実 ⼤関れいか 屋敷裕政(ニューヨーク) 尾崎世界観 鈴⽊慶⼀ 國村隼 永瀬正敏

【スタッフ】
監督・脚本:松居⼤悟 主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」(ユニバーサル シグマ)
撮影:塩⾕⼤樹 照明:藤井勇 録⾳:⽵内久史 美術:相⾺直樹 装飾:中村三五 ヘアメイク:酒井夢⽉
スタイリスト:神⽥百実 振付:皆川まゆむ 編集:瀧⽥隆⼀ ⾳響効果:松浦⼤樹 劇伴:森優太
 
【ストーリー】
2021年7⽉26⽇、この⽇34回⽬の誕⽣⽇を迎えた佐伯照⽣は、朝起きていつのようにサボテンに⽔をあげ、ラジオから流れる⾳楽に合わせて体を動かす。ステージ照明の仕事をしている彼は、誕⽣⽇の今⽇もダンサーに照明を当てている。⼀⽅、タクシー運転⼿の葉は、ミュージシャンの男を乗せてコロナ禍の東京の夜の街を⾛っていた。⽬的地へ向かう途中でトイレに⾏きたいという男を降ろし、⾃⾝もタクシーを降りると、どこからか聴こえてくる⾜⾳に吸い込まれるように歩いて⾏く葉。すると彼⼥の視線の先にはステージで踊る照⽣の姿があった。時は1年、また1年と遡り、照⽣と葉の恋の始まりや、出会いの瞬間が丁寧に描かれていく。不器⽤な2⼈の⼆度と戻らない愛しい⽇々を“ちょっと思い出しただけ”。
 

  • ■Blu-ray & DVD 情報

コレクターズ・エディションBlu-rayコレクターズ・エディションBlu-ray

【発売日】2022年9⽉2⽇(⾦)

【価格】
・コレクターズ・エディション(2枚組)Blu-ray:7,480円(本体価格+税10%)
・コレクターズ・エディション(2枚組)DVD:6,380円(本体価格+税10%)
・通常版DVD:4,180円(本体価格+税10%)

【コレクターズ・エディション特典】
■⾳声特典:
オーディオコメンタリー【松居⼤悟監督、池松壮亮、伊藤沙莉、尾崎世界観】

■映像特典(193分):
・公式メイキングフィルム『夜にしがみついて』(監督:エリザベス宮地)(115分)
・泉美ダンス『スキューマ』
・公開記念舞台挨拶
・スペシャルインタビュー【松居⼤悟、池松壮亮、伊藤沙莉、尾崎世界観、屋敷裕政(ニューヨーク)】
・東京国際映画祭映像集(インタビュー、舞台挨拶、Q&A、受賞式)
・予告集(特報、本予告、海外版予告他)

■封⼊特典:ポストカードセット8枚
■特典仕様:外装スリーブケース・ピクチャーディスク

【通常版特典】
■⾳声特典:オーディオコメンタリー【松居⼤悟監督、池松壮亮、伊藤沙莉、尾崎世界観】
■映像特典:劇場予告編
■特典仕様:ピクチャーディスク

※レンタル8/19先⾏リリース
 
発売元:⽇活株式会社
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

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