鶫真衣を擁する陸上自衛隊中部方面音楽隊第3弾アルバムが発売決定!「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で披露された、菅野よう子・作曲による奉祝曲「Ray of Water」を初CD化&先行配信決定!

日本コロムビア株式会社のプレスリリース

“陸上自衛隊・中部方面音楽隊の歌姫“ソプラノ歌手・鶫真衣が所属する陸上自衛隊中部方面音楽隊が、日本コロムビアよりメジャー第3弾アルバムを6月3日にリリースすることが決定した。

アルバムのタイトルは「そして、未来へ」。選曲はクラシック、映画音楽、唱歌・童謡等のカバーに加え、オリジナル曲もあり、音楽隊の力強いサウンドと鶫真衣のまっすぐでピュアな歌声が紡ぐ、未来への希望を抱かせてくれる全9曲が収録されている。
収録される楽曲は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公・古山裕一のモデルである国民的作曲家・古関裕而が作曲し、夏の高校野球の大会歌として有名な「栄冠は君に輝く」、手塚治虫の「火の鳥」を実写映画化した際の主題歌「火の鳥」、日本の美しい四季を唱歌・童謡のメドレーで表現した「日本の四季」メドレー、ピアニスト・村松崇継作曲、鶫真衣自身が作詞をした唯一のオリジナル曲で、アルバムタイトルにもなっている「そして、未来へ」等、様々なジャンルの楽曲が収録されている。

中でも特に注目の楽曲は、2019年11月9日に皇居前広場にて行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で披露された、菅野よう子・作曲による3部構成の奉祝曲「Ray of Water」。アルバムを制作するにあたり、鶫真衣のストレートでクラシカルな声の魅力と、音楽隊の力強い演奏の力を最大限に活かすというコンセプトに相応しい名曲だったため、すぐに収録の検討をした。当初は、許諾を得るのは不可能だろうと思われたが、祭典の主催者のひとつである公益財団法人日本文化興隆財団に申請したところ、自衛隊の音楽隊の演奏であれば問題ないとの回答を得、作曲者、作詞者の方からも快諾をいただき、このたび収録させていただけることになりった。

音楽隊メンバーによる壮大な演奏と、第二楽章ではクラシックピアニスト、マシュー・ローをフィーチャーしたピアノの流れるような旋律、そして第三楽章では鶫真衣によるソロ歌唱とコーラスの優しい歌声が響くこの組曲は、世界初のCD化となる。なお、この楽曲の収益は、制作に関わる経費を差し引いた上で、人道支援団体を通じて世界の子供たちの支援に使用していく。
 
そして「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」では人気グループ・嵐が歌唱を担当した第三楽章「Journey to Harmony」を、新元号「令和」となってちょうど1年の節目となる5月1日から先行配信シングルとしてリリースされることも決定した。
また、本日より「Ray of Water 第3楽章 Journey to Harmony」のミュージックビデオが日本コロムビアオフィシャルサイトで公開された。

【MV】
★ミュージックビデオ「Ray of Water 第三楽章 Journey to Harmony」YouTube

 

2020/6/3(水)リリース
3rdアルバム「そして、未来へ」
陸上自衛隊中部方面音楽隊  鶫 真衣(ソプラノ) 柴田昌宜(指揮)
COZQ-1657~8 ¥3,500(税込)
【CD】
1.栄冠は君に輝く(作詞:加賀大介/作曲:古関裕而)
2.火の鳥(作詞:谷川俊太郎/作曲:ミッシェル・ルグラン)
組曲「Ray of Water」(作曲:菅野よう子)
3.第一楽章 海神
4.第二楽章 虹の子ども
5.第三楽章 Journey to Harmony(作詞:岡田惠和)
6.旅立ちの日に(作詞:小嶋 登/作曲:坂本浩美)
7.波雫(作詞:菅野祥子/作曲:菅野祥子)
8.World Dreams with Chorus(作詞:麻衣/作曲:久石 譲)
9.日本の四季(早春賦~浜辺の歌~赤とんぼ~ペチカ)
<早春賦>作詞:吉丸一昌/作曲:中田章
<浜辺の歌>作詞:林古渓/作曲:成田為三
<赤とんぼ>作詞:三木露風/作曲:山田耕筰
<ペチカ>作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰
10.威風堂々(作詞:鶫 真衣/作曲:エドワード・エルガー)
11.そして、未来へ(作詞:鶫 真衣/作曲:村松崇継)
 編曲:三浦秀秋

【DVD】
1.そして、未来へ
2.Ray of Water 第3楽章「Journey to Harmony」

【先行配信】2020/5/1 リリース 
組曲「Ray of Water」第三楽章 Journey to Harmony(シングルバージョン)
COKM-42639

【菅野よう子コメント】
「息を合わせる」という言葉が文字通りの意味で伝わる、本当に素晴らしい演奏です。
 
【鶫真衣コメント】

この度、3枚目となるCDアルバムのレコーディングをさせていただきました。
3回のレコーディングを通じて、本当に多くのことを学び一人では決して得ることができない貴重な経験をさせていただきました。
自衛隊に入隊して6年が経ち、様々な場所で演奏させていただく中で私が強く感じたことは「音楽の力」です。「音楽」には無限の可能性がたくさん詰まっていて、時には人に夢を与え、愛を与え、悲しみを乗り越える力を与え、希望を与えます。私自身も、音楽からそして聴いてくださった皆様の温かい姿や言葉からたくさんの夢や感動をいただきました。
悲しい出来事や暗い世の中の現実に夢を描けなくなることもあります。それでも夢や目標を見つけ描き続けることは、人間が生きていく上でのとても大切なエネルギーであり、身体に流れる熱い情熱へと繋がることを強く感じます。
今回のアルバム「そして、未来へ」は、夢を描くことの大切さと素晴らしさを伝えたい!との想いで歌わせていただきました。
村松崇継さんが書き下ろしてくださった「そして、未来へ」は、この地球に生きるすべての人々の未来が、平和や夢と希望で溢れるようにとの願いが込められています。
また、菅野よう子さんが作曲され、天皇皇后両陛下に捧げられた奉祝曲「Ray of Water」は、令和の新時代を歩む私たちが調和の響きを奏で、水が流れるこの自然や広大な海、鳥たちが羽ばたく大きな空を信じ、共に笑い、未来へと歩いて行こうというメッセージが込められた壮大な曲です。
素晴らしい曲の数々を歌わせていただけた喜びをかみしめ、このCDを聴いてくださった方々に、夢があふれ輝く未来が訪れますよう心から願っています。
最後に、CD制作に関わってくださったすべての方に感謝致します。

【音楽隊長 柴田昌宜コメント】

第1作「いのちの音」、第2作「ハレオト」に続き、第3弾のアルバム「そして、未来へ」の発売にあたり、私たち中部方面音楽隊の演奏をお届けできますこと心より感謝いたします。
3作目となる本アルバムには、天皇陛下御即位を寿ぐ奉祝曲「Ray of Water」をはじめ、村松崇継さん作曲、鶫真衣作詞でタイトル曲にもなった「そして、未来へ」や、「栄冠は君に輝く」「威風堂々」など鶫3曹の伸びやかな歌声と私たち中部方面音楽隊の豊かなサウンドを存分に発揮できる曲目を収めました。
その中でも「Ray of Water」は、新しい時代を迎えた令和元年11月9日、皇居前広場で催された天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典において、天皇皇后両陛下がご臨席される中で初演された菅野よう子さん作曲の奉祝曲です。全3楽章を通して令和の時代の輝かしい幕開けと、陛下のお人柄、国民が手を合わせて新しい時代を歩んでいく姿が表現され、深い感動を感じずにはいられない作品です。今回のレコーディングではピアニストのマシュー・ローさんにご参加いただき、澄みきった水面に光がきらめくような素晴らしい演奏をくださいました。
近年、多発する自然災害やコロナウィルスの世界的流行、経済の先行きの不透明感など、不安や閉塞感を感じる日々が少なからずあります。オリジナル曲「そして、未来へ」の制作にあたって村松さんとお話しする中で、いま子供たちが夢を描きにくい世の中になっていますが、それはとても悲しいことで、若者が未来に夢や希望を抱けきその背中を後押しできるような曲にしたいとの想いを共有して作りあげました。詞の内容やメロディが見事に一致し、どんな困難でも未来を見つめて歩んでいけるそんな素敵な曲に仕上がりました。是非多くの若い方々に聴いていただき、ときには一緒に歌っていただけると嬉しく思います。
このアルバムが多くの方々の勇気や支えになれますよう願っています。
【プロフィール】 
陸上自衛隊中部方面音楽隊  Japan Ground Self-Defense Force   Middle Army Band
中部方面音楽隊は、兵庫県伊丹市に所在する方面総監直轄の音楽隊。昭和35年1月に創隊以来、近畿・東海・北陸・中国・四国の2府19県の広範囲にわたり、年間約100回に及ぶ演奏活動を行っています。
主な活動として、隊員の士気高揚のための演奏をはじめ、自衛隊の儀式及び国家的諸行事での式典演奏や、定期演奏会、室内楽演奏会、ファミリーコンサートなどの各種演奏会があり、その他にも各府県市町村及び諸団体の公共的行事に参加し、中部方面隊の活動を幅広く広報しています。
また、学生に対する演奏指導や、レコード会社からの依頼によるCDの録音協力にも積極的に取り組んでおり、地域の皆様から親しまれる音楽隊として活動しています。
 

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