映画『ひまわり』テレビ大阪で8月6日土曜よる6時58分放送!日本人に愛された不朽の名作を今回新たに制作された日本語吹替版でお送りします。

テレビ大阪株式会社のプレスリリース

見渡すばかりに広がった一面のひまわり畑。全編に流れる哀愁を帯びたテーマ曲。
ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ競演で送る、戦争に引き裂かれる男女の運命を描いた恋愛映画の金字塔。 今人気が再沸騰中!日本人に愛された不朽の名作を、今回新たに制作された日本語吹替版でお楽しみいただけます。

  • 【テレビ大阪】土曜シネマスペシャル「ひまわり」二か国語(日本語吹替版・イタリア語版)

2022年8月6日土曜よる6時58分~8時54分放送

一面に広がるひまわり畑。
ヘンリー・マンシーニの甘く切ないテーマ曲が胸を打つ。
戦争で引き裂かれた男と女の悲しい愛の物語。

  • ストーリー

第二次世界大戦の最中、結婚式をあげたばかりのアントニオは極寒のロシア戦線に送り込まれる。次々と仲間たちが倒れてゆく中、彼を救ったのは地元の娘マーシャだった。時は流れ、帰らぬ夫を待ち続けるアントニオの妻、ジョバンナはモスクワへと旅立つ。遠い異国の地で愛する夫を捜すジョバンナがたどり着いたのは、マーシャと結ばれ家庭まで持っていたアントニオの家だった…。

【日本語吹替版キャスト】

  • 羽佐間道夫:アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)役

羽佐間道夫羽佐間道夫

 結婚したばかりなのに戦争に行って帰って来なくなった夫アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)を演じています。前に同じ役の吹替をしてから 5 0 年近く経っておりまして、今回「もう一度」とお話をいただいた時は「さすがにそれは」と2、3歩、後ずさりするような気持ちもありました。画面の中のマストロヤンニは若いままですが、こちらは……でも、こういう再演ができるというのも声優冥利に尽きますし、収録が終わった今はやって良かったなと思っています 。
 僕はマストロヤンニの出演作を何本かやっていますが、なんだか気風が合ったんですよ。彼は撮影前に台本を読 み込むようなことはせず、場面場面でセリフをもらって演じていたそうなんですが、この映画での彼も特別に何かをしようとしていない。泣いてみせようというわけでもなく、いつも何かを ボーっと考えてる風なんですが 、その姿が実にハマる。陽気な時も悲しい時も天性で演じているというのか……そんな彼を活かしたヴィットリオ・デ・シーカ 監督の采配の素晴らしさも感じます。
 最後の汽車のシーンが忘れられない人がいっぱいいると思います。ヘンリー・マンシーニの名曲も手伝って、 アントニオという男の何とも言えないつらさ、悲しさみたいなものが伝わってくるシーンです。戦争というもの について深く考えさせられる映画ですよね。どうして人類はちっとも 進歩してないんだろうと 。
 

  • 勝生真沙子:ジョバンナ(ソフィア・ローレン)役

勝生真沙子勝生真沙子

 今も現役で活躍中のイタリアの大女優、ソフィア・ローレンを、今回初めて演じました。
お話をいただいた時は 「私でいいんですか?」と いう気持ちでしたが、 羽佐間道夫さんの胸を借りて挑みました。
 結婚した夫が第二次世界大戦のロシア戦線に送られて行方不明になり、「 絶対に生きているはずだ 」 と戦後のソ連に探しに出かける、ジョバンナという女性の役です。その旅の途中で、ウクライナで撮影されたという、あの有名なひまわり畑が出てくるんですね。
 吹替をやっていて、ローレンさんはお芝居がとても細やかだなと感じましたが 、特に好きなのが、この 映画 の一番大事なシーンで、彼女が 泣くのを一生懸命にこらえるところ 。とにかく「間」が素晴らしくて、 演じていて気持ちよかったです 。
 ラストのジョバンナの行動は 、どこか日本人的な身の振り方のように思えて、共感 できるものがありますし 、感動しましたね 。この映画はぜひご家族で観ていただいて、 皆さんそれぞれに何かを感じていただけるといいなと思っています。

  • <出演/日本語吹替版キャスト>

マルチェロ・マストロヤンニ/羽佐間 道夫
ソフィア・ローレン/勝生 真沙子
リュドミラ・サヴェリーエワ/平田 裕香
アンナ・カレナ/塙 英子
 

  • 作品情報

<作品名> 「ひまわり」
<原題>   「I girasoli」
<製作年・製作国> 1970年 イタリア
<監督> ヴィットリオ・デ・シーカ
<出演>  マルチェロ・マストロヤンニ ソフィア・ローレン
<テーマ曲> ヘンリー・マンシーニ「Love Theme from“Sunflower”」
<コピーライト>
(C)1970 – Compagnia Cinematografica Champion (It) – Films Concordia (Fr) – Surf Film Srl – All rights reserverd.

<番組HP> https://www.tv-osaka.co.jp/sp/himawari/

以上、お楽しみに!
 

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