株式会社WOWOWのプレスリリース
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WOWOWでは、吉田羊、大原櫻子ら実力派女優達が大集結した『ザ・ウェルキン』を今冬に放送・配信することが決定した。殺人犯の少女の妊娠判定のために集められた12人の女性陪審員。その裏に隠された真実をサスペンスタッチで描き、その衝撃のラストはまさに予測不能。とにかく「傑作!」の一言に尽きる。放送・配信を前に、吉田羊と大原櫻子のコメントも到着した。
脚本は「チャイメリカ」でローレンス・オリビエ賞最優秀作品賞に輝き、「チルドレン」でトニー賞にノミネートされた英国人劇作家ルーシー・カークウッド。演出は、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の脚本が話題を集め、自身が主宰する「劇団た組」でも評価が高まる気鋭の加藤拓也が務める。初監督映画「わたし達はおとな」が好評を博し、舞台では「友達」「もはやしずか」を手掛けた20代演出家の手腕に注目したい。
クレジット:宮川舞子
12人の女性の手に委ねられた少女の命。大胆かつスリリングに!残酷なほど正直に!女性たちは自分自身と少女に向き合っていく。真実なのか、虚偽なのか…。猥雑で力強いエネルギーとユーモアにも彩られながら、男性支配社会に生きた18世紀半ばの女性たちの姿が浮き彫りになる。すべては頭上に広がる「天空」が知っている。
<ストーリー>
1759年、英国の東部サフォークの田舎町。人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、彼女は妊娠を主張。妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるのだ。その真偽を判定するため、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。これまで21人の出産を経験した者、流産ばかりで子供がいない者、早く結論を出して家事に戻りたい者、生死を決める審議への参加に戸惑う者など、その顔ぶれはさまざま。その中に、なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)の姿があった。サリーは本当に妊娠しているのか? それとも死刑から逃れようと嘘をついているのか?なぜエリザベスは、殺人犯サリーを助けようとしているのか…。法廷の外では、血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げ、そして…。
吉田羊さんコメント
舞台「ザ・ウェルキン」、時にシニカルそしてユーモラスに、二転三転の展開で想像を絶するラストに向かう物語です。女性達の強さ、逞しさ、そして魂の叫びを是非、一緒に体感して頂ければと思います。是非、ご覧下さい。
大原櫻子さんコメント
ここまで心がえぐられる作品はなかなかありません。男女差別、女性の身体ゆえの生理、生と死、愛・・・。多くのテーマをはらんだこの作品への挑戦は、とても高い壁でした。間違いなく私の人生に深く刻まれる作品です。多くの皆さんに見ていただきたいですね。
【番組情報】
- タイトル
ザ・ウェルキン
- 放送日
2022年冬(予定)
- 収録場所
シアターコクーン
- スタッフ・キャスト/
作:ルーシー・カークウッド
演出:加藤拓也
出演:吉田 羊、大原櫻子、長谷川稀世、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須 凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里、神津優花、田村健太郎、土屋佑壱
声の出演:段田安則
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