ヤフー株式会社のプレスリリース
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、戦争の記憶と記録を伝える100年間のプロジェクト「未来に残す 戦争の記憶」(以下、本プロジェクト)において、戦後77年目となる今年も新たなコンテンツを公開します。
このたび公開した記事「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の”会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」の他、鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作の特攻兵に関する特集「南九州、特攻の地から」を公開予定です。「南九州、特攻の地から」では、アイドルグループ「アンジュルム」メンバーで熊本県出身の上國料萌衣さんが空襲を体験した男性を訪ねた記事や、元特攻兵へのインタビュー記事なども公開予定です。
また、NHKおよび全国各地の新聞社と連携し、戦時中の日常のエピソードを伝えることで戦争の記憶を次世代につなげていく「#あちこちのすずさん」キャンペーンを今年も実施します。さらに今年の新たな取り組みとして、現在も継続するロシアのウクライナ侵攻について、侵攻開始から半年を迎える8月24日に、侵攻によって一般市民の日常がどのように変化したのかに迫る特集「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」を公開予定です。「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」は、BBCニュース、AFPBB News、TBSテレビ、毎日新聞と連携しています。
【「未来に残す 戦争の記憶」今年の主な取り組み】
■「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の”会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」
URL:https://wararchive.yahoo.co.jp/wararchive/nhk-idol.html
昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本には現代と同じように「アイドルに会いに行ける劇場」がありました。戦争が進むに連れ、アイドルたちは戦地への慰問など、戦争に巻き込まれていきます。戦争とアイドルの関係性やエンターテインメントの真の意味について、当時の資料やアイドルたちの証言から探る記事です。
■「#あちこちのすずさん」
URL:https://wararchive.yahoo.co.jp/suzusan/
2019年に開始した「#あちこちのすずさん」プロジェクトは、映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように戦時下に暮らす人々のなにげない日常のエピソードを集める取り組みで、今年も新たなエピソードを集めてご紹介しています。さらに、黒柳徹子さんに、いま戦争体験を伝えることの意味について伺った記事を8月11日に公開予定です。
■「南九州、特攻の地から」(8月12日以降、順次公開予定)
URL:https://wararchive.yahoo.co.jp/ (公開後に特集へのリンクが表示されます)
鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作の特攻兵に関する特集です。アイドルグループ「アンジュルム」メンバーで熊本県出身の上國料萌衣さんが空襲を体験した男性を訪ねた記事や、高齢のため語り部としての活動を終えた元特攻兵の方に貴重なお話を伺ったインタビュー記事、戦争の記憶を未来の世代へつなぐべく語り部として活動する若者を追った記事など、“特攻”をテーマにした多数の記事・動画を公開予定です。
■「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」(8月24日公開予定)
URL:https://wararchive.yahoo.co.jp/ (公開後に特集へのリンクが表示されます)
ロシアによるウクライナ侵攻から8月24日で半年を迎えます。侵攻により一般市民の日常がどのように変化したのか、ルポやドキュメンタリーで追った記事・動画を特設ページで公開します。
■無料動画配信サービス「GYAO!」での特集企画「映画が伝える戦争」
URL:https://gyao.yahoo.co.jp/specials/wararchive
各地でリバイバル上映中の「ひまわり」のほか、戦争をテーマとした映像作品を期間限定で無料配信します。
実施期間:8月2日~8月31日
■電子書籍サービス「ebookjapan」での特集企画「あの記憶を忘れない2022 終戦の日特集」
URL:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/free/21717/
戦争をテーマとした作品を購読できます。
実施期間:8月4日~8月31日
本プロジェクトは、多くの情報を長期間保有しやすいインターネットの特性を生かして、戦争体験を未来の世代へ伝えることを目的に、戦後70年を迎えた2015年に開始しました。開始以降、特集サイト上にコンテンツを随時追加しています。
「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANは、今後もインターネットの特性を生かして貴重な情報を伝え未来に残していくためのさまざまな取り組みを進めていきます。