第4回HOTPOT東アジア・ダンスプラットフォーム『きたまり×北尾亘 ヨコハマセッション』開催決定!

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース

東アジアを代表する3つのダンスフェスティバル、City Contemporary Dance Festival(香港)、SIDance(ソウル)、ヨコハマダンスコレクションの協働により展開している「HOTPOT東アジア・ダンスプラットフォーム」。2017年にスタートし、東アジアを拠点として活躍する数多くの参加アーティストが、作品上演や共同製作等の機会を世界各地で広げています。
今回、2022年秋の第4回ソウル開催に先駆け、9月10日(土)・11日(日)横浜にぎわい座のげシャーレにて日本を拠点に国内外で活躍する振付家[きたまり、北尾亘]による2作品を上演します。また、こどもの柔軟な発想を広げて創造性を高める、ダンス鑑賞+ディスカッションプログラムを同時開催します。

左:きたまり Photo:Mai Narita/右:北尾亘 Photo:Kenji Kagawa左:きたまり Photo:Mai Narita/右:北尾亘 Photo:Kenji Kagawa

 

 

  • 開催概要

第4回HOTPOT東アジア・ダンスプラットフォーム『きたまり×北尾亘 ヨコハマセッション』
日時:2022年9月10日(土)19:00開演、11日(日)15:00開演【全2回公演】
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ(横浜市中区野毛町3丁目110番1号 B2F)
料金:前売り 一般3,000円、U-25 2,500円、高校生以下1,500円、ダンサー割引 2,500円/当日券 3,500円
※ダンサー割引券をご購入の方は、当日受付にてダンサーを証明できるもの(公演チラシや公演Webページ等)いずれかをご提示ください。
※未就学児入場不可
チケット: Peatixにて8月12日(金)13時発売開始 https://hotpot-yokohamasession.peatix.com
主催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
         神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)
         公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
事業名:文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業
          (コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)
          「JAPAN LIVE YELL project」
    神奈川県アートキャラバンコンソーシアム
ウェブサイト:https://akarenga.yafjp.org/event/no4_hotpot_east_asia_dance_platform/
※《こどもダンスディスカッション》については別途下記に記載
 

  • 上演作品・振付家

■『MUSUME-Dojoji』
[振付・演出・出演]きたまり Kitamari
[共同制作]木ノ下歌舞伎 京都芸術センター制作支援事業

撮影:井上嘉和 提供:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター撮影:井上嘉和 提供:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター

「娘道成寺」は、日本の古典芸能・歌舞伎舞踊屈指ともいわれる大曲で、娘から成熟した女性、そしてその執念から鬼へと変貌する、ある女性の一生を描く作品です。
きたまり版『娘道成寺』は、古典舞踊曲の詞章に込められた背景の分析を重ねながら、身振りのもつ意味性を再構築し、この演目が持つ伝統的な構造を踏まえた上で、現代的な身体感覚で大胆に描きます。
本作は、2008年に木ノ下歌舞伎で初演し、その後10年以上に渡って4度の再演と海外招聘公演を重ね、そのたびに進化し続けてきた『娘道成寺』を、『MUSUME-Dojoji』として、きたまり自身が再上演に挑みます。

 

<きたまりプロフィール>
17歳より舞踏家・由良部正美の元で踊り始め、2003 年より自身の〈ダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI〉主宰。2006年京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。近年はマーラー全交響曲を振付するプロジェクトを開始し、2作目『夜の歌』で文化庁芸術祭新人賞(2016年度)を受賞。また長唄を使用し60分間ソロで見せる木ノ下歌舞伎『娘道成寺』、国指定重要無形文化財・嵯峨大念佛狂言のお囃子との共演『あたご』など、日本の伝統芸能を題材にした創作や、『We dance京都2012』『Dance Fanfare Kyoto』プログラムディレクターなど、ジャンルを越境した多岐にわたる活動を展開している。

 

■『UMU –うむ-』
[振付・構成・演出・出演]北尾亘 Kitao Wataru

撮影:ふじまつたえこ撮影:ふじまつたえこ

タイトルの『UMU –うむ-』は、3つのテーマを内包しています。
[産む]・[膿む]・[有無] 24人の女性達とクリエーションした同名作を、男性ダンサー1人の身体にトレース。生命の誕生から現代への眼差しまでを肉体に落とし込み、「声なき叫び」として表現します。映像演出を多用する特色と、出演者を増やしたRe:bornバージョンを含め30分〜60分まで伸縮自在な側面を持ち、今回は北尾ソロバーション(30分)を上演します。

 

<北尾亘プロフィール>
ダンスカンパニー<Baobab>主宰、全作品の振付・構成・演出を担う。単独公演ほか国内外のフェスティバルに参加。TVドラマ、CM、映画などに多数振付を提供。俳優やダンサーとしてこれまでに、4カ国25都市以上で舞台に立つ。日本全国でWS講師やアウトリーチ活動を展開。尚美学園大学・桜美林大学・多摩美術大学非常勤講師。ベッシー賞(ニューヨーク・ダンス&パフォーマンス賞)「OUTSTANDING PERFORMER部門」(2020年)ノミネート、横浜ダンスコレクション2018 コンペティションⅠ「ベストダンサー賞」ほか、多数受賞。2021年より横浜ダンスコレクション コンペティションⅡ審査員を務める。

 

 

  • こどもダンスディスカッション

『MUSUME-Dojoji』と『UMU –うむ-』2作品を鑑賞後、きたまりさん、北尾亘さんと一緒にディスカッションを行います。ダンスをみて、感じたことに正解や不正解はありません。
不思議に思ったり、面白いと思ったことなど、素直な感想や疑問をこどもたちとアーティストが一緒になって話し合い、共有することで、「自分なりの発見」を楽しめるきっかけをつくります。柔軟な発想を広げて、創造性を高めるダンス鑑賞+ディスカッションプログラムです。

日時:2022年9月10日(土)13:00開演(12:30受付開始)
【スケジュール(予定)】
 13:00-13:30 ダンス鑑賞①
 13:45-14:15 ダンス鑑賞➁
 14:30-15:15 ディスカッション
会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
対象:小学校4~6年生向け
※小学校4~6年生と保護者を含む3名までのグループでお申込みください
※こどものみ、大人のみの参加はできません
※ダンス鑑賞は小学校1年生から参加できます ※未就学児入場不可
※ディスカッションへの参加は小学校4~6年生のみ
料金:無料 ※要事前予約 先着15組
予約方法:Googleフォームから申込 https://forms.gle/vVh1rSfwYhf26vSw9
8月12日(金)10時より募集開始します。
ウェブサイト:https://akarenga.yafjp.org/event/kodomo-dance-discussion/
 

  • HOTPOT東アジア・ダンスプラットフォーム

東アジアにおいてダンスアーティスト支援を目的に開催されている3つのダンスフェスティバル、City Contemporary Dance Festival(香港)、SIDance(ソウル)、ヨコハマダンスコレクションが専門性とネットワークを共有して協働を行い「HOTPOT東アジア・ダンスプラットフォーム」を創設。2017年11月の第1回香港開催、2018年10月の第2回ソウル開催、2020年2月の第3回横浜開催においての出会いと対話から、東アジアを拠点に活躍する数多くのダンスアーティストが、作品上演や共同製作等の機会を世界各地で広げています。第4回は2022年9月24日(土)~10月4日(火)、ソウルにて開催予定。日本からは全国のコンテンポラリーダンスに携わるプロデューサー等から推薦、選出された3組のダンスアーティストが参加して作品を上演します。
 

【お問合せ先】
横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
TEL:045-211-1515(平日 10:00~17:00)

※横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール・2Fスペースは、2022年6月~11月までの期間、設備メンテナンスのため休館いたします。休館中もお問合せは上記電話番号(045-211-1515)へお願いいたします。

 

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