桂花團治×大阪音楽大学=音楽噺(おとばなし)! 花團治の語りと学生制作の音楽が描き出す、80年前の大阪の姿と平和の尊さ。12月23日にザ・カレッジ・オペラハウスにて無料公演決定。

学校法人大阪音楽大学のプレスリリース

大阪音楽大学(所在地:大阪府豊中市、学長:本山秀毅)の作曲デザイン・コースは2022年12月23日(金)、落語家の桂花團治さんとコラボレーションした音楽噺(おとばなし)『DENSHOU 伝鐘~八つの鐘が鳴り響くとき~』を上演します。

 

2021年度「NEXT DESIGN」公演風景2021年度「NEXT DESIGN」公演風景

2020年度にスタートした作曲デザイン・コース(以下Cdコース)では、学生が作曲した楽曲に演劇やダンス、映像を組み合わせた新しいスタイルのコンサート「NEXT DESIGN」を毎年開催しています。

本学と同じ豊中市出身である落語家の桂花團治さんは、2015年に名跡「桂花團治」の三代目を襲名。この際に二代目が大阪大空襲で亡くなったことを知り、先代の無念さと戦争の悲惨さを次の世代に伝えたいと創作落語「防空壕」を制作されました。

今回、花團治さんと共演経験のある本学教員がコラボレーションを打診したことをきっかけに「NEXT DESIGN」での共演が実現。花團治さんは新たに大阪大空襲をテーマにした創作噺『DENSHOU 伝鐘~八つの鐘が鳴り響くとき~』を書き下ろし、一つひとつのシーンに相応しい楽曲をCdコースの学生が制作。音楽と語りのコラボ「音楽噺(おとばなし)」として皆様にお届けすることになりました。

『DENSHOU 伝鐘』は主人公が妻との馴れ初めを振り返るシーンから始まります。活気に満ちた戦前の古き良き大阪が、戦火に巻き込まれていく様が主人公の悲惨な記憶とともに明かされていきます。

花團治さんの語りと共に、学生が手掛けた音楽と映像、ダンスパフォーマンスによって、80年前の大阪の姿を生き生きと描き出し、平和の尊さをあらためて伝えていきます。本学でも初の試みとなるザ・カレッジ・オペラハウスでの音楽噺(おとばなし)上演、ぜひこの機会にご鑑賞ください。

【公演概要】
NEXT DESIGN ~作曲デザイン・コース・コンサート~
音楽噺(おとばなし)『DENSHOU 伝鐘~八つの鐘が鳴り響くとき~』

■日時
2022年12月23日(金) 18:30開演(18:00開場)
■場所
大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス
■出演
台本・語り部:桂花團治
作曲:大阪音楽大学短期大学部 作曲デザイン・コース生および専攻科生
演奏:本学学生、教員、演奏員
映像制作:TAKUMI-Folio
ダンス:森本絢子、酒井愛望ほか
振付・衣装:森本絢子
舞台・照明・音響:木藤悠吾ほか
効果音:津田一平
資料提供:大阪国際平和センター(ピースおおさか)
■料金
入場無料(要予約)

▼チケット購入ページはこちら
https://www.daion.ac.jp/concert-news/180314/
※10月20日(木)10時00分より発券開始予定

【桂花團治 プロフィール】

小学時代にいじめを漫才で克服し、「笑い」の効力を知る。故二代目桂春蝶の元に入門、「桂蝶六」を名乗る。古典落語に心血を注ぐ一方、甲高い声のコンプレックスを解消するため大蔵流狂言方の元で20年間狂言を学び、今ではその声を活かした演目に定評がある。また、自身の経験や悩みから導きだしたコミュニケーション論が評判を呼び、教育機関や企業からの講演依頼が絶えず「大阪で一番多く教壇に立つ落語家」といわれている。
2015年、70年ぶりの名跡復活となる「三代目 桂花團治」襲名。以降、東京での独演会やクラシック交響楽団とのコラボレーション、エッセー執筆などでも活躍。2021年からは、大阪空襲で亡くなった二代目花團治に想いを馳せ「戦争を伝えるための落語」の制作にも精力的に取り組んでいる。大阪青山大学健康科学部こども教育学科 客員教授、公益社団法人上方落語協会 理事。

【大阪音楽大学短期大学部「作曲デザイン・コース」について】
あらゆるジャンルの「作編曲」を学べるコースとして2020年4月開設。個人レッスンをカスタマイズして学びを自在にデザインできるのが特徴。新垣隆客員教授や東大路健太客員講師ほか、多彩な分野のプロ作曲家が教員として集結している。

【関連URL】
本学公式サイト内「作曲デザイン・コース」
https://www.daion.ac.jp/composition_design/

【本リリースに関するお問合せ】
大阪音楽大学 広報統括事務室
TEL:06-6334-2904(不在の場合はメールでご連絡ください。折り返しお電話いたします)
e-mail:koho@daion.ac.jp

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