株式会社WOWOWのプレスリリース
WOWOW開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説でお届けしている『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』。そのトークイベント『リングサイド会議SP』第2弾が、8月11日(木・祝)、エディオンアリーナ大阪で開催され、大阪はもちろん、他府県からもエキサイトマッチファンが集結した。
リングサイド会議SPが開演すると、プロボクシング、前WBAスーパー世界ミドル級チャンピオン村田諒太選手(帝拳)と元WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン西岡利晃さんが登場し、リングに上がった。「今日は、村田選手がロンドンオリンピックで金メダルを獲得してちょうど10年の記念すべき日」と司会の髙柳謙一氏が紹介すると、会場から大きな拍手が贈られた。
村田選手と西岡さんは、エキサイトマッチで長年解説を務めるジョー小泉氏、浜田剛史氏とともに、メモをとるファンもいるほどの秘蔵トークを繰り広げた。それでは、盛り上がったイベントの中身を少しだけ紹介しよう。(以下敬称略)
イベントは『リングサイド会議SP』第1弾として後楽園ホールで繰り広げられたトークテーマである『黄金の中量級』の延長戦からスタート。中量級で好きな選手や印象深い試合について話し始めると、もう話が止まらない。西岡は、レナードvsハーンズの第1戦を挙げ「この試合を観てプロボクサーに憧れて、世界チャンピオンになりたいと思った」と、大きな影響を受けた一戦だと明かした。
エキサイトマッチ出演者が選ぶ歴代最強ボクサー(パウンド・フォー・パウンド ランキング)のテーマでは、村田が第1位に『お騒がせな人気者』現WBC世界ヘビー級チャンピオンのタイソン・フューリーを選出。「彼がすごいのは、倒れてもすぐに起き上がって試合をするところ。マイク・タイソンとの『タイソン対決』でも勝つんじゃないか」と、期待を膨らませた。
続いてはリング上で西岡とミット打ちができる体験イベント。手を挙げる観客の中から、増田美香アナウンサーが最初に選んだのは、家がボクシングジムで、エキサイトマッチを毎週観ているという5歳の少年。西岡は「左フックがすごかった」と感心。続いて、グローブ持参でアピールし、張り切ってリングに上がったボクシング歴3年、10歳の少年。彼の機敏な動きやシャープなパンチは、村田をも唸らせ、観客の目を釘付けにした。
『ミット打ち体験』の後、村田が西岡とミット打ちを披露するサプライズも。
村田は「緊張する」と言いつつ、ミドル級のストレートやフックなどを打ち込んだ。「西岡君のことを思って加減しているな」と村田のパンチを浜田が解説し、会場を笑わせる一幕も。村田は「やっぱりボクシングは楽しい。動いたあとの爽快感は他にはない。ぜひ皆さんも体験してほしい」とボクシングの魅力をアピールした。
『あの名勝負を実演解説!』と題し、村田と西岡がグローブをはめ、名勝負を再現しながら解説するコーナーで、西岡が再現したのは、敵地に乗り込んでのジョニー・ゴンサレスとの名勝負(2009年5月23日)。村田の見事なジョニゴン(ジョニー・ゴンサレス)役の再現に、観客も大喜び。西岡は、ジョニゴンのリーチの長さを解説し、届かない距離にいる相手に、一度も練習したことのない秘策で勝負したというエピソードを披露した。
その西岡のパンチを受けたジョニゴン役の村田は「自分の拳が邪魔して西岡さんのパンチが見えなかった」と実演コメント。ジョー小泉が解説の合間に、いつものダジャレをはさむなど、エキサイトマッチらしい雰囲気で、わかりやすい解説が繰り広げられた。
イベントの締めくくりではエキサイトマッチ知識No.1を決めるクイズ戦も行われ、2択クイズに正解し続けた観客4人がリングに上がり、村田、西岡とともに記述問題に参加し、初代王座を決めた。
終演後、クイズ戦を振り返って村田は「僕のなかではファンは恐怖でした」と語り始めた。「僕はエキサイトマッチの『マニア』を自負して生きているわけです。今日会場まで来られた方は、エキサイトマッチのディープなファン、言い換えるなら『マニア』。『エキサイトマッチクイズで、マニアを自称している僕のアイデンティティを崩されてしまったらどうしよう』という恐怖があった。マニアとして試される、まさに試合という感じで、おっかな面白かったですね。今日、僕のマニアとしてのアイデンティティは完全に保たれた、マニアの座を守れてよかったです」と、エキサイトマッチ愛を熱弁した。
『エキサイトマッチ リングサイド会議SP in 大阪』の一部の模様は、8月18日(木)午後4時からWOWOWオンデマンドで配信する。
■詳しくはエキサイトマッチ番組オフィシャルサイトへ!
https://www.wowow.co.jp/sports/excite/