メ~テレのプレスリリース
メ~テレ(名古屋テレビ放送)は、2011年の東日本大震災以降、ジャーナリストの池上彰氏とともに毎年、大地震・津波・台風などの災害について考える特別番組 「池上彰と考える!巨大自然災害から命を守れ」 を放送してきました。今年はその第11弾。メ~テレ60周年の特別番組と位置付けて、東海3県をはじめ全国に大きな被害を及ぼすと予測されている 「南海トラフ地震」 をテーマに、9月7日 (水) 午後6時45分から放送します。また、メ~テレは、夕方のニュース情報番組 「アップ!」 (月~金 午後3時40分~) などで 「防災キャンペーン」 を展開。近い将来に必ず起きる 「災害」 にどう備えていくべきか、多面的に伝えていきます。(番組HP:https://www.ngoyatv.com/inochi_mamore11/)
- 「池上彰と考える! 巨大自然災害から命を守れ」 番組概要
最大死者数が23万人と想定される 「南海トラフ巨大地震」。今年に入り、その発生確率は 「今後40年間に90%程度」 と発表されました。南海トラフ巨大地震が発生した場合、単なる 「災害」 ではなく 「国難」 になると指摘する専門家もいます。いつか必ずやってくる 「その時」 への備えを考えます。
・「沖から来ると思ったら…」 東日本大震災の津波映像を独自検証
2011年の東日本大震災で岩手県宮古市を取材したメ~テレ取材班が入手した動画には、海辺の小さな町が津波に襲われる様子が生々しく映されていました。津波はどのようにして町を襲ったのか。取材をすると、同様の津波が南海トラフ地震でも起きる可能性があることが分かりました。東日本大震災から11年が経過した現地の取材も交え「大津波の教訓」について考えます。
・明治用水を下る池上彰…そこで見た 「南海トラフ地震」 の意外な影響とは
今年5月、愛知県豊田市にある明治用水の頭首工で大規模な漏水事故が発生しました。給水が滞り、地元の農業や工業に大きな影響を及ぼしました。漏水した場所の本格的な復旧工事は長期間かかる見込みで、応急措置が続いています。もし、明治用水が地震の被害を受けると、どんなことが想定されるのでしょうか。池上彰が明治用水を辿っていくと、暮らしを直撃する意外な影響が明らかとなりました。
・進化する防災食
最新の防災食を取材。災害発生時に活躍する自衛隊のおすすめは…浅尾美和さんが 「ミリタリーメシ=“ミリ飯”」を全力リポート!また、スタジオでは、美味しさを追及する、驚きの最新 “防災食スイーツ” を紹介します。
<出演者のコメント>
池上 彰 さん
「東海地震が来る」って随分前から言われていて、静岡県の人は「地震が起きたら津波が来る」と徹底的に叩き込まれて意識がかなり定着しているんですよ。愛知、岐阜、三重ではどうだろうかというと、「南海トラフ地震」という巨大な地震が来る可能性があるんだという、これまで考えていなかった「想定外」を想定するという意識をぜひ持っていただきたいと思いますね。だって40年以内に起きる確率が 90 %ですから。この地方に暮らしている方が、いつ何時経験してもおかしくないんだということを考えてほしいと思います。
河合 郁人さん(A.B.C-Z)
実際に津波を経験した方の話を聞いて、津波は「来るかもしれない」ではなくて「来るんだ」という気持ちでいないといけないと感じました。まだまだ防災について知らないことが多いんだなということに気付かされましたし、自分が学んだことはたくさんの人に伝えていく必要があると思いました。
- 9月7日は 「防災を考える日」 に メ~テレのニュース情報番組でも展開
特別番組の放送当日は、ニュース情報番組 「アップ!」 でも防災を大きく取り上げます。南海トラフ地震への備えは?この地方の地震専門家が生出演、徹底解説します。また、防災の日の9月1日 (木) からは、キャンペーン企画 「#今、そなえる」 を 「アップ!」 で放送。その日からできる身近な防災・減災対策や、メ~テレ「おぎやはぎのハピキャン」 (毎週木曜 深夜0時20分~) が制作した 「防災キャンプグッズ」 企画などを放送する予定です。
<番組概要>
■タイトル:「メ~テレ60周年 池上彰と考える! 巨大自然災害から命を守れ~発生確率90%に備えよ!~」
■出演者:池上 彰 (ジャーナリスト)
竹下 景子、井戸田 潤 (スピードワゴン) 、浅尾 美和、河合 郁人 (A.B.C-Z)
石神 愛子 (メ~テレアナウンサー)
■放送日時:2022年9月7日 (水) 午後6時45分~午後8時 (75分)
■放送エリア:東海地区ローカル(愛知・岐阜・三重)
■番組HP:https://www.nagoyatv.com/inochi_mamore11/