8050問題を抱えた家族を描く 劇団俳優座『猫、獅子になる』上演決定 カンフェティでチケット発売

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

有限会社劇団俳優座(代表:東京都港区)主催、劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』が2022年11月4日 (金) ~2022年11月13日 (日)に俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/nekoshishi

公式ホームページ
http://haiyuza.net/
 

8050問題に迫りながら、射抜く「現在」――。
注目の劇作家・横山拓也氏(iaku)による書き下ろし作品を、近年数々の演劇賞を受賞している劇団俳優座気鋭の演出家・眞鍋卓嗣が演出いたします。
劇団俳優座代表の岩崎加根子をはじめ、ベテランから中堅若手まで幅広いキャスト陣でお届けします。

【公演内容】
蒲田美夜子(52歳)は中学時代に、宮沢賢治の童話「猫の事務所」を舞台化するにあたって、配役に関するいざこざを起こした。最後に登場して事務所を解散させる獅子役を顧問の先生が演じるという申し出を一人で断固反対した。それが原因で顧問は演劇部を廃部にし、美夜子は他の部員から責められ、不登校になってしまう。
母、妙子(78歳)に食事などの世話をしてもらっていたが、妙子が自身の体調を崩したことで美夜子との生活に限界を感じ、次女の朝美(49歳)に助けを求めた。
朝美は結婚して、夫・岬野彰仁と一人娘・梓との3人暮らし。彰仁は料理人だったが、ただいま求職中。朝美は食品メーカーで営業部の管理職。梓はアルバイトをしながら劇団に所属している。梓の恋人は、同じ劇団の作演出家。劇団が学校公演の仕事を得て、「猫の事務所」を上演することになったが、作演出家がなかなか台本をもってこない。
そんな中、今の生活に限界を感じた妙子は、自分自身が介護付きマンションに入ることを提案。残った現金を長女・美夜子に、実家の権利を次女・朝美に譲ると言い出した。
姉である美夜子を嫌悪する朝美だったが、交通の便の悪い郊外の賃貸マンションで暮らすよりは、都内の実家で暮らすことは魅力的である。夫は乗り気ではないが、収入のない状況でなかなか希望を通せない。梓は、昔から美夜子とは演劇を介してコミュニケーションを取ってきた。伯母と姪っ子の関係で、他の家族ではできないやりとりを交わす。朝美は、美夜子の世話を梓に押し付けることを考えた。
中学時代の演劇部のやりとり、現代の梓の所属劇団内のやりとりを交差させながら、8050問題を抱えた家族の行く末を見守る。

◇ 横山拓也 x 眞鍋卓嗣 〜劇団俳優座でのこれまでの作品〜
『首のないカマキリ』2018年
https://haiyuza.net/past-performances/2018year/praying-mantis/

『雉はじめて鳴く』2020年
https://haiyuza.net/past-performances/2019year/singing-for-the-first-time/
CorRich舞台芸術アワード!2020年第一位
「第55回 紀伊國屋演劇賞 個人賞」眞鍋卓嗣 受賞対象作品
「第28回読売演劇大賞 優秀演出家賞」眞鍋卓嗣 受賞対象作品
 

  • 劇団俳優座

1944年の創立以来、劇団俳優座は創立メンバーである千田是也、東野英治郎らが掲げた「汝は人間である、常にそのことを自覚して忘れるな」という理念を胸に、人間を多角的に見つめ、生きる為の不条理を深く掘り下げながら、俳優の肉体を通して「人間は何者か」という命題に向き合い、日々演劇創造と普及に取り組んできました。
以来78年にわたり、時代の息吹を体現した新しい作家・演出家・作品を積極的に取り入れ、広範囲にわたる仕事を続けています。常に高い理想をかかげ演劇の正道を歩み続け、舞台演劇制作を中心に活動しています。演劇制作で生みだされた古典・翻訳劇・現代劇は多数あります。長年の貴重な伝統を引き継ぐとともに、その中に積極的に新しい血を導入して自己改革を計ってきました。近年では、これまで行われてきた大・中劇場での上演にとどまらず、六本木の稽古場を小劇場空間としたスタジオ公演やラボ公演、海外演劇祭への参加作品を創作するなど、多様化する演劇界においても老舗劇団の暖簾だけに頼らず、活動範囲を拡げています。
 

  • 公演概要

劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』
公演期間:2022年11月4日 (金) ~2022年11月13日 (日)
会場:俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)

■出演者
岩崎加根子
塩山誠司
清水直子
安藤みどり
志村史人
若井なおみ
野々山貴之
小泉将臣
滝佑里
高宮千尋
(※高ははしごだか)

■スタッフ
脚本:横山拓也(iaku)
演出:眞鍋卓嗣
舞台美術デザイン:杉山至
照明プラン:桜井真澄(東京舞台照明)
音響プラン:木内拓(音映)
衣裳:山下和美
舞台監督:八木澤賢
演出助手:中村圭吾

■公演スケジュール
11月4日(金) 19:00
11月5日(土) 14:00
11月6日(日) 14:00
11月7日(月) 14:00
11月8日(火) 19:00
11月9日(水) 14:00
11月10日(木) 14:00
11月11日(金) 19:00
11月12日(土) 13:00
11月13日(日) 13:00
※開場は、開演の30分前
※上演時間:約2時間予定

■チケット料金
一般:5,500円
☆11/4、5の回のみ特別割引・一般5500円→4500円
学生:3,850円
シニア(65歳以上):5,000円
ハンディキャップ:3,300円 ※劇団のみ取り扱い
ハンディキャップ介助者:無料
(全席指定・税込)

<カンフェティ限定>
一般:5,500円 → カンフェティ席:4,500円!
(全席指定・税込)
 

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