株式会社キューブのプレスリリース
3日に渡っての開催となる「長岡 米百俵フェス 〜花火と食と音楽と〜 2022」(通称:米フェス)も本日が最終日。最終日も、多彩なラインアップのアーティストが出演し、無事終了いたしました。
昨日に引き続き、MCは安東弘樹アナウンサーとファーストサマーウイカがつとめました。
【3日目開幕!】
長岡米百俵フェスの次世代アーティスト発掘オーディション「COME100オーディション」でグランプリを受賞したダルメシアがオープニング・アクトとして登場。北海道札幌市で活動している彼らにとって初の野外フェス出演で、「藍色」、「黎明」の2曲を披露。力のこもったライブアクトで観客を盛り上げました。
【長岡と言えばはずせない、ひなたが今年も登場!】
トップバッターは長岡出身アーティストとして地元に根ざした活動を続ける、いとこ同士のユニット、ひなた。翌日に念単独ワンマンコンサートひかえているにもかかわらず、米フェスに駆けつけてくれました。1曲目は米フェスの観客にはお馴染み、長岡の特徴を歌にした「越後 長岡のうた」。2曲目は横浜を中心に活動するN.U.をゲストボーカルに招き、4人でハモった「希望の光」。3曲目は長岡市出身の西山茉希が登場、「その命」でライブペインティングをコラボパフォーマンス。西山は曲中に大きなデイジーの花の絵を完成させました。
【ものまね界のプリンス、松浦航大が米フェス参戦!】
アーティストであり、モノマネタレントとしても活躍中の松浦航大。テレビ東京系で放送されている「THEカラオケ★バトル」では4度優勝と、モノマネ力だけじゃなく歌唱力も折り紙付きです。「最高の1日にしましょう!」と手を挙げて、1曲目「オリジナリティ」を披露。
続けてオリジナル曲の「アホウドリ」を歌うと、お待ちかねのものまねメドレー。Mr.Children・平井堅・スキマスイッチ・L’Arc〜en〜Ciel・ゴールデンボンバー・GReeeeN・コブクロとつなげ、ラストは松山千春の「大空と大地の中で」。
「カメレオンヒーロー」、「七色」で締めくくりました。
【フェスで聴きたいアーティスト、石崎ひゅーいが魅せる】
登場するやいなや、「さよならエレジー」で、客席を沸かせたのは石崎ひゅーい。菅田将暉さんに提供した楽曲として知られるヒット曲が、会場を盛り上げます。続くナンバーは「トラガリ」、「夜間飛行」。
「人前で言いにくいタイトルなので、ベースの根岸(孝旨)さんに言ってもらっていいですか?」と言う曲のタイトルは「おっぱい」。そこから「花束」、「花瓶の花」と、最後まで観客の心をそらさないステージでした。
【伝説のギタリスト、マーティ・フリードマンが登場】
日本に移住した伝説のギタリスト、マーティ・フリードマンが米フェスに降臨。「新米パワーで頑張ります!」「へぎそばパワーで頑張ります!」などとメンバー同士で声を掛け合う可愛い円陣から、ポジションに着くと「STIGMATA ADDICTION」を演奏。「DEVIL TAKE TOMORROW」、「PARADISE EXPRESS」と続けます。
いきものがかりの「風が吹いている」、石川さゆりの「天城越え」などのヒット曲のギターアレンジの演奏で会場を盛り上げます。
タイトルを直訳すると「友達へ」となる「FOR A FRIEND」では、マーティが「大事な友達を考えながら聴いてくれると嬉しいです」とコメント。今までとは音色も変わり、 優しい時間を過ごすことができた。
【躍進を続ける松下洸平、爽やかなパフォーマンス】
この日初めてスタンディングゾーンへの入場規制がかかったのは、松下洸平のステージ。
「FLY&FLOW」「KISS」と続けて聴かせました。
3回目の米フェス出演、「新潟に帰って参りました!」と報告すると暖かい歓迎の拍手が起こりました。本人いわく「キュンキュンするラブソング」という「Only you」を披露。
11月に発売される1stフルアルバムと、菅生隼人役で出演するドラマ『アトムの童(こ)』と、今後の活動を報告し、メジャーデビューの曲「つよがり」 を熱唱。「STEP!」と今年リリースしたシングル「Way You Are」でステージをしめくくりました。
【竹原ピストルの歌に会場が揺さぶられる】
ギター一本を持って、竹原ピストルがステージに上がり、歌い出す。それだけで、空気が変わります。竹原ピストルの曲、歌詞、歌声、そして竹原の優しい笑顔と暖かい言葉が、米フェスの野外ステージを染め上げました。
1曲目「おーい!おーい!!」、2曲目「ギラギラなやつをまだ持ってる」、3曲目「初詣」、4曲目「LIVE IN 和歌山」。
5曲目「みんな~、やってるか!」の次は、中島みゆきの「ファイト!」をカバー。
大切な人への思いを歌詞にしたという「Amazing Grace」、「 よー、そこの若いの」、「ドサ回り数え歌」と続く圧巻のステージ。ラストのナンバーは「狼煙」と、圧巻のステージでした。
【ソロ・アーティスト、手越祐也の新しい魅力】
2021年からソロアーティストとして積極的に活動する手越祐也が、米フェスに登場。
アイドルグループの頃から変わらぬ笑顔と王子感は今も健在で、客席を魅了しました。
1曲目は昨年末にリリースした「モガケ!」。倒れそうになっても、ひるむことなく前に進もうというメッセージが込められた曲。2曲目「Hello!」は陽気でポジティブなナンバー。3曲目「Venus Symphony」の後のMCでは、ファンサービスも忘れません。4曲目「シナモン」、5曲目「MAZE WORLD」と観客を手越ワールドに引き込み、6曲目「ウインク」へと続く、ギタリスト、マーティ・フリードマンとのコラボで、アイドル時代とは違うソロアーティストとしての魅力にあふれるステージ。
7曲目「I’m Coming」、ラストの「OVER YOU」と、最後まで華やかな手越スタイルで会場を魅了しました。
【歌声で世界を見せてくれるナオト・インティライミ】
ナオト・インティライミは、「長岡、なじらね?(どうだい?)」と方言で問いかけて、観客の心をつかみます。「長岡の皆さんに会いたかったよ、という気持ちをこの曲で伝えます」と、「君に逢いたかった」を1フレーズ。さらにシングルメドレーを展開。 また「合唱曲をカバーしてみたい」と、「あの素晴しい愛をもう一度」をナオト風にアレンジして披露してくれました。
ふと舞台袖を見て、手越祐也をステージに招き入れます。実は10年来の友人だそう。CMソングにもなったシングル「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」をぶっつけ本番でコラボするも、息はピッタリ。
手越が舞台袖に戻り、ピアノを弾きながら「いつかきっと」を歌うと、ここからは「日出処のお祭り男」を自称するナオトの真髄を発揮。「The World is ours!」では、コールアンドレスポンスの代わりに手拍子で観客をひとつにする。三・三・七拍子を手始めに、二・二・四拍子や十・十・二拍子など、変則手拍子に挑戦することで、声が出せないかわりの楽しみ方を提供してくれました。
ラストの「カーニバる?」はタオル回し曲で、山の中腹まで埋まった観客がタオルを回す光景は壮観でした。
【ASKAの歌声を、フェスで聞ける喜び】
名曲「はじまりはいつも雨」で始まったのは、ASKA。
2021年にリリースしたシングル「笑って歩こうよ」から衝撃的な歌詞に心がかき乱される「百花繚乱」と圧倒的なASKAワールドが展開。「歌になりたい」という曲は、歌とともに歩んできたASKAの本音が落とし込まれているかのよう。
イントロのピアノの一鳴りで拍手が起きた「PRIDE」、さらに「太陽と埃の中で」と続き、観客を熱狂させました。
「YAH YAH YAH」では、手越祐也、ナオト・インティライミ、松下洸平、橋口洋平が登場。5人でコラボすることに。拳を突き上げて熱唱するみんなを牽引するASKAは、やはりレジェンド!
それぞれとハグを交わし、コラボ相手が退場すると「最後に、一緒に遊ぼ!」と茶目っ気たっぷりのコメントで、流れたイントロは光GENJIに提供した楽曲「パラダイス銀河」でステージを締めくくりました。
【今や米フェスの顔!wacci】
昨日は南こうせつ、今日はASKAとコラボをした橋口洋平。名実ともに米フェスの顔となったwacciが、ついに大トリを務めることに。
「(ASKAさんのステージは)最高のライブでしたね。みなさん、楽しんでますか? この後に出る気持ち、わかります?(笑)」と冗談まじりに語っていた橋口だが、「ああいう人たちに憧れて、自分たちの音楽を紡いできました。みなさんにいい思い出にしてもらえるようなライブをして、帰ります!」と笑顔で語り、1曲目「感情」を披露。
「大丈夫」、「別の人の彼女になったよ」の後、「恋だろ」では松下洸平とコラボ。
「あと2曲、全力でwacciを届けます!」と、「フレンズ」と「 リスタート」で完全燃焼。フェスはある種、非現実だ。そこから現実に戻る、“リスタート”の勇気をもらえた気がした。
【米フェスのフィナーレを飾る花火】
米フェス最終日の夜を飾る長岡花火は5プログラム。『米百俵フェスオリジナルミュージックスターマイン 輝き』がはじめに打ち上げられました。米フェスの公式テーマソング「輝き」をBGMに、吹き上げる様々なグラデーション花火と子供たちの歌声が合わさる、「笑顔の花火」として作られています。
米フェスでは毎年、テーマ曲「輝き」の合唱校を、長岡市内の小学校から募集しているのですが、昨年、米フェスとしての長岡花火の打ち上げができなかったため、2年越しで昨年の合唱校、新潟大学附属長岡小学校の皆様の合唱に合わせての打ち上げがかないました。
続くプログラムは『オープニング スターマイン THE 長岡花火』とスターマイン『東山に咲く華』。会場である東山映える変色花火をふんだんに使ったプログラムだ。そして、長岡花火の代名詞とも言える『復興祈願花火 フェニックス』。夏とはひと味違うフェニックス花火米フェスバージョンに、会場から歓声が上がりました。
そして、wacci橋口洋平の書き下ろしオリジナル曲によるミュージックスターマイン『HOPE TO THE FUTURE』の打ち上げで2022年の米フェスは幕を下ろしました。
文・篠崎美緒
ステージ写真・須佐写真事務所
花火写真・井上スタジオ
【長岡 米百俵フェス 〜花火と食と音楽と〜】
2023年も東山ファミリーランド(新潟県長岡市)で開催予定!
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