観世流能楽師3名による花乃公案 第8回公演開催決定 上演は名曲「松風」・人気曲「安宅」など カンフェティでチケット発売

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

『第8回花乃公案』が2022年12月25日 (日)に国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/hananokouan/
★枚数限定割引チケットあり

銕仙会公式ホームページ

 

 

公案を極めたらん上手は、
たとえ能は下がるとも、
花は残るべし
(『風姿花伝』第三 問答条々より)
 
花乃公案(はなのこうあん)は、能楽の大成者として知られる世阿弥が書き残した『風姿花伝』の一節をもとに命名された会です。公案とは本来、禅問答において「難問」を意味します。しかし世阿弥はそれを「工夫」の意に転用し、能における美しさを花に喩え、真(まこと)の花を残すことの重要性を説きました。
 
観世流能楽師の浅見慈一、馬野正基、北浪貴裕の3名によって2017年に発足し、第8回目を迎える今回は古来、「熊野、松風に米の飯」といわれるくらい飽きの来ない味わい深い名曲として知られる「松風」と、歌舞伎十八番「勧進帳」の元にもなった能きっての人気曲「安宅」を上演! 
 
今まさに円熟期を迎える役者と、当代随一の顔合わせによる番組で能楽ファンのみならず、演劇ファンからも注目の公演です。2022年の掉尾を飾るにふさわしい、注目の能楽公演にどうぞご期待ください。
 
【上演演目】
●舞囃子「養老 水波之伝」シテ:浅見 慈一
●能「松風」シテ:北浪 貴裕
●能「安宅 勧進帳 酌掛 延年之舞」シテ:馬野 正基
●狂言「布施無経」シテ:山本東次郎
 
  • 能演目あらすじ
●能「松風」(まつかぜ)
 旅僧(ワキ)が津の国須磨の浦を訪れ、浦人(アイ)から磯辺の松が在原行平の寵愛を受けた海人の姉妹、松風と村雨の旧跡だと教えられる。旅僧は二人を弔い、近くの塩屋に宿を取ろうとすると、汐汲を終えた女たちが帰って来る。旅僧は弔いを上げたことを述べ、行平の和歌を口ずさんだところ彼女たちは涙を流し、自分たちが松風(シテ)と村雨(ツレ)であることを明かして行平との恋物語を語り出す。
 
 やがて、松風は形見の烏帽子などを身に付けて舞を舞い、松に行平の姿を重ねて狂乱の様子を見せるが、僧に我が身の供養を頼み、夜明けとともに消え失せるのであった。
 
●能「安宅 勧進帳 酌掛 延年之舞」
(あたか かんじんちょう しゃくがかり えんねんのまい)
 源頼朝との不和のため、源義経(子方)は家臣の弁慶(シテ)たちとともに奥州に向かっていた。その報せを受け、加賀の国安宅では関守の富樫(ワキ)が通行人を詮議していた。そこで弁慶は、義経を強力姿に変えて関を突破することを企てる。自らを東大寺勧進山伏であると偽り、巻物を一巻取り出して即興で勧進帳を読み上げその場を凌ぎ、義経の姿を見咎められると金剛杖で打ち据える知略の数々によって一行は関を通過する。
 その後、富樫が酒を携えてやって来て先刻の非礼を詫びて酒宴となるが、弁慶は舞を舞いながらも終始気を許すことはなく、早々に陸奥へと下るのであった。
 
  • 公演概要

『第8回花乃公案』
公演日時:2022年12月25日 (日) 12:00開場/13:00開演
会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)

■出演者

舞囃子「養老 水波之伝」シテ:浅見 慈一
能「松風」シテ:北浪 貴裕
能「安宅 勧進帳 酌掛 延年之舞」シテ:馬野 正基
狂言「布施無経」シテ:山本東次郎

■チケット料金
S席:10,000円

A席:8,000円
B席:6,000円
(全席指定・税込)

<カンフェティ限定>

3, 000円割引!S席:10,000円 → S席カンフェティ席:7,000円!
(全席指定・税込)
 

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