豊橋市のプレスリリース
令和4年10月15日(土)、16日(日)愛知県豊橋市で「第66回ええじゃないか豊橋まつり」が3年ぶりに開催されました。昨年オープンした豊橋駅前のまちなか広場を中心とする「まちなかエリア」と、豊橋公園の「豊橋公園エリア」の2か所で、ダンスをはじめ、芸術やスポーツ、グルメまでさまざまな催しが開催されました。
第66回ええじゃないか豊橋まつりは、昨年駅前大通りにオープンしたまちなか広場から始まりました。豊橋まつり振興会会長の浅井由崇豊橋市長の号令で始まった今年のまつりのテーマは「我がまちの未来へ、舞進!」。新型コロナウイルス感染症から立ち上がる豊橋の姿を全国に発信したいという思いが込められています。
テープカット後には、豊橋まつりクイーンによるダンスが披露されました。今年のダンス曲はNiziUの「Make you happy」。ダンスを通して皆さんに笑顔とハッピーを届けました。
豊橋公園で開催された観光物産博覧会と農産物博覧会は、豊橋市とその周辺の名産品やテイクアウトグルメを集めたイベント。合わせて80近い参加団体が各ブースで自慢の逸品をPRしました。
地元農産物が安く手に入ると、たくさんのお客さんが来場し、昼過ぎには完売の札がかかっているブースも。また、気温25度を超える秋晴れの気候に恵まれたため、地元産の材料を使用したジェラートやかき氷が人気を集めていました。
陸上競技場と武道場を会場に、今回初めて開催されたのは「とよはしスポーツ博」です。とよはしスポーツ博は、アーチェリーや弓道など17種目の、30を超える体験ブースが一堂に会するイベントで、気軽に体験しスポーツの入り口としてほしいとの思いが込められています。
特別ゲストの元サッカー日本代表の北澤豪さん、現役のアンプティサッカー日本代表の後藤大輝選手が登壇し、障がい者スポーツの知名度を上げたいという意気込みや、W杯での秘話などを披露しました。
豊橋駅前のメインストリート駅前大通りを封鎖して行われるのは、ええじゃないか豊橋まつり1日目のメインイベント「総おどり」。約6,000人が一斉に乱舞するようすは圧巻です。
踊ったのは「新豊橋とんとん唄」「豊橋音頭」と豊橋ふるさと大使の俳優 松田健さんが歌う「マツケンのええじゃないか2」の3曲。この曲を聞くと豊橋市民は思わず体がリズムを取ってしまいます。
今回は、連続テレビ小説「エール」がきっかけで交流を進めている福島市から、木幡福島市長と、大きなわらじを担いで練り歩く「福島わらじまつり」が参加しました。約7メートルのわらじの上に乗った木幡市長が大いに祭りを盛り上げてくれました。
総おどりの最後には「明日も街に繰り出していただき、まつりを楽しんでください!」と1日目を締めくくりました。
2日目のメイン会場は豊橋公園と豊橋球場です。球場内に設けられた特設ステージでは、「ド~ン!とまるごと吹奏楽」が開催されました。東三河の6つの高校が順番に、若さあふれる演奏を披露しました。
このイベントの締めくくりは会場にいる東三河の高校生と、オンラインでつながった福島商業高校との合同演奏会。指揮はドラマ「エール」の題材となった古関裕而さんのご子息、古関正裕さんです。遠く離れた福島と豊橋、2か所で演奏する高校生の音色が重なり合い、豊橋球場を素晴らしいハーモニーで包み込みました。
2日間の祭りを締めくくるフィナーレは、豊橋球場の特設ステージで行われました。15日(土)の総おどりで踊った3曲を、その場にいる全員で踊ります。球場を埋め尽くす参加者が一斉に踊るようすは壮観です。会場は、これまで開催できなかった2年分の思いを爆発させたような熱気に包まれ、中央に設置された櫓を囲んで踊りました。
最後は、約15分間にわたるサプライズ花火が彩りを添えました。会場からは歓声が起こり、「また来年」と言い合う様子も見られました。
今回の第66回ええじゃないか豊橋まつりの人出は、2日間で延べ約60万人でした。