KAPOK JAPAN株式会社のプレスリリース
木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOTは、女優・二階堂ふみ氏と共同制作したアウター3型を2022年10月25日(火)10:00から数量限定で受注販売いたします。
KAPOK KNOTはアニマルライツ×モードを新しい豊かさの選択肢として提案します。アニマルフリーファッションの可能性と魅力を伝えたいという想いを共にし、アクティビストであり、ブランドアイテムを愛用する二階堂ふみ氏とのコラボが実現しました。木の実由来のサステナブルな新素材「カポック」を用いた心躍るコラボコレクションを通して、なぜ、今アニマルフリーを着るべきかを発信します。
KAPOK KNOT(カポックノット)は、木の実由来の新素材「カポック」を使って、薄くて軽いのにダウンの暖かさを持つアウターを実現しました。カポックは東南アジアに自生する植物で、そのワタはコットンの1/8の軽さ、湿気を吸って熱を吐き出す高い機能性を備えています。さらに木の実なので、木を伐採することも必要なく、アニマルフリーでサステナブルな新素材です。2019年から「Farm to Fashion」という独自のサプライチェーンを大切にし、生産者、消費者、地球環境の視点に立ち、製品ができてから届くまでに関わる人に寄り添ったモノづくりを目指しています。
動物愛護に関する発信や活動を行いながら、ファッションへの強い興味、関心を持つ二階堂氏。サステナブルな社会を目指していること、アニマルフリーなライフスタイルを提案していることなど、KAPOK KNOTとの共通点が多く、互いに抱いていた親近感が今回のコラボレーションへと繋がりました。
二階堂氏がブランドのアイテム「羽織りジャケット」を愛用していたことが出逢いの始まりです。洋服を愛し、ファッションへの感度が高い一方で、アニマルライツやサステナビリティも大切にする二階堂氏。「服がどのような素材で作られているか、どうやって染色されているかを知ることは社会的責任であり、ファッションを純粋に楽しむためにも大切なこと」という想いを抱くなか、サステナブルな素材で動物にも優しいものづくりを行うKAPOK KNOTを知りました。「罪悪感のないものづくりを通して、ファッションの楽しさを表現したい」という共通の想いが形になり、2021年10月からコラボの構想がスタートしました。
【コレクションのテーマは「アニマルライツ×モード」】
「アニマルフリーなファッションには、もっとデザインの幅が出てきていいのではないか」と前々から課題に感じていた二階堂氏。従来、動物や自然環境に配慮した素材でものづくりを行う際、耐久性が弱くなったり、デザインに制限があったりと、結果的にサステナブル=シンプルという印象が根付いています。本コラボでは、耐久性や機能性も兼ね備え、遊びごころのあるデザインで環境負荷の低い新しい形のモードファッションを目指し、アニマルフリー素材を用いたアウターをデザインしました。
【世界のファッションを取り入れたタイムレスなデザイン】
大量生産・大量廃棄を繰り返すファッション業界の課題に対し、KAPOK KNOTはサステナブルな素材を活用しながら、トレンドに囚われず長く着用してもらえる「タイムレスなデザイン」を大切にしています。その想いから、今回のコラボでは世界のファッションを「アウター」に落とし込み、サステナブル新素材のカポックを使って再現した、全3型を共同制作しました。
■Animal Free Down: TRENCH / ベージュ、ブラック
Price: 88,000円(tax in)
■Animal Free Down: CHINA DRESS / オリーブ、ネイビー
Price: 88,000円(tax in)
■Animal Free Down: SCARF / ブラック、オリーブ
Price: 88,000円(tax in)
※今回のアイテムの収益の10%は「アニマルライツを追求する団体」に寄付します
<寄付先団体>
・一般財団法人 犬猫生活福祉財団
https://inuneko-fukushi.or.jp/
・Honey’s Farm Sanctuary
https://honeysfarmsanctuary.com/
・Foster Salon.japan
https://www.fostersalon.jp/index.php
【使用しているアニマルフリー素材について】
■中綿には「木に実るダウン」と言われるカポックを使用
中綿には木の実由来の素材、カポックのシートを使っています。カポックはコットンの1/8の軽さと、湿気を吸って発熱する吸湿発熱機能を持った高機能素材。羽毛のダウンに匹敵する暖かさを、植物由来の素材で実現します。
■表地には機能的なリサイクル素材を使用
3型とも、表地には繊維廃棄物を活用したリサイクル素材を使用しています。リサイクル素材でありながら、撥水性や皺になりにくいといった機能性も持ち合わせています。
- 販売日時・場所
■日時
2022年10月25日(火)10:00〜 数量限定予約販売開始
■場所
・KAPOK KNOT MIYASHITA PARK STORE
(東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2F)
・阪急うめだ本店 8階 ポップアップ会場
(大阪府大阪市北区角田町8番7号)
・KAPOK KNOTオンラインストア
https://kapok-knot.com/
- 二階堂ふみ氏コメント
KAPOK KNOTのアイテムを番組で初めて着た際、日本のブランドでアニマルフリーな素材や作り手の労働環境など、生産背景に強くこだわっている方々がいることを知り、いつか何かご一緒できないかと思っていました。
今回一からアイテムを一緒に作ることで、サステナビリティとアニマルライツを大切に、ファッションを楽しむものづくりができると実感しました。これからの時代は、何かを犠牲にした美しさではなく、動物・環境・人全てに優しい美しさがスタンダードになっていくと思うので、KAPOK KNOTというブランドが広まることに希望を感じています。
- KAPOK JAPAN代表 深井喜翔コメント
人類の防寒着は、動物由来に頼ってきた歴史があります。権威を示すようにラグジュアリーブランドは、こぞって動物由来の素材を使うようになりました。
しかし、新しい時代の豊かさの表現はそのような権威を示すものではなく、ミニマルかつ洗練されたものなのかもしれません。
二階堂さんとのプロジェクトはそういった文脈を意識しながらも、簡素になりすぎない、ドレスコードにも使える商品を作るという挑戦的な目標でした。
私たちが大切にしている『「今ファッションを楽しむこと」と「未来について考えること」を両立する』という想いに共感してくれた二階堂さんの想像力と、カポックという新素材の力により、今までにない斬新かつチャレンジングな3型が出来上がりました。
- 二階堂ふみ氏プロフィール
二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)
1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年「ガマの油」でスクリーン デビュー。以降の主な出演作に映画「ヒミズ」、「私の男」、「リバーズ・ エッジ」、「翔んで埼玉」、「人間失格 太宰治と3人の女たち」、大河ドラマ「軍師官兵衛」、「西郷どん」、「この世界の片隅に」(TBS)、「プロミス・シンデレラ」(TBS)、NHK朝の連続テレビ小説「エール」(NHK)など。
- KAPOK KNOTについて
木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド。 “Blur the line”をコンセプトに、都市と自然、生産者と消費者、旧さと新しさなど、さまざまな境界線を曖昧にし、両者の良さに学ぶこころよい暮らしを提供します。
世界第2位の環境汚染産業と言われるアパレル業界の大量生産・大量廃棄のシステムに衝撃を受けた代表が、カポックという素材に出会って創業を決意。
カポックは東南アジアに自生する植物で、コットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という機能を備えていますが、その繊維の軽さと短さ故に糸への加工が難しく、多くの企業が商品化を諦めてきました。国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功。
生産者、消費者、地球環境の視点に立ち、製品ができてから届くまでに関わる人に寄り添ったモノづくりを目指し、日本を代表するサステナブルなブランドを志しています。
HP: https://kapok-knot.com/
Instagram: @kapok_knot_jp
- KAPOK JAPAN株式会社 会社概要
事業内容: アパレル製品の商品企画・貿易・販売
代表: 深井喜翔
本部: 大阪府吹田市千里山東1丁目7番18号
公式サイト:https://kapok-knot.com/pages/corp