株式会社ステレオサウンドのプレスリリース
SSAR-077 ジャケット
アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
ザ・グレイト・ジャズ・トリオ(LP)
https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/4571177053077
SSAR-078 ジャケット
アイム・オールド・ファッション
渡辺貞夫 ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ(LP)
https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/4571177053084
イースト・ウィンド(East Wind)は、名プロデューサーとして活躍していた伊藤潔氏、伊藤八十八氏らによって、1974年に日本で設立されたジャズ専門レーベルです。スタート後は、菊地雅章、富樫雅彦、日野皓正、アン・バートン、シダー・ウォルトン、アート・ファーマーら国内外の人気ジャズミュージシャンの作品を矢継ぎ早にリリースし、瞬く間に人気レーベルとなりました。また、演奏やアートワークのクォリティの高さはもちろんのこと、その録音の良さによりオーディオ愛好家からも大きな注目を集め、登場から約半世紀になろうかという今日でもオーディオイベントやジャズ喫茶等でイースト・ウィンド・レーベルの作品が再生される機会が数多くあります。
この度、ステレオサウンド社が復刻を手掛けるのは、イースト・ウィンドの作品群の中でも特にオーディオ愛好家の人気が高い『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』(1977年録音)と『アイム・オールド・ファッション/渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』(1976年録音)の2作品です。
どちらもユニバーサルミュージックの全面協力のもと、オリジナル・アナログ・マスターテープを使用してのオール・アナログ・プロセスでのLPレコード化を実現しています。音質の監修を務めたのは、生前の伊藤八十八氏と深い親交があり、オリジナルリリース時から音質面での相談を受けていたジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二氏。その菅原氏のきびしい音へのこだわりに真正面から向き合って、ラッカー盤に音を刻んだのは、東京・湯島でPICCOLO AUDIO WORKSを主宰する若きエンジニアの松下真也氏です。音に一切の妥協をしない二人がタッグを組み、そして松下氏の手によって徹底的にレストアされたスカーリー製カッティングレースとウェストレックス製カッターヘッドの組合せ(かのルディ・ヴァン・ゲルダーと同じ)を用いることによって、まさに「ジャズだねぇ!」という音がラッカー盤に刻み込まれました。ヴィンテージ機器をふんだんに用いながらも現代ならではの丁寧な制作手法でアップデートされたジャズサウンドの魅力を、ぜひともお楽しみください。
■アルバム紹介
SSAR-077 ジャケット
アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
品番 :SSAR-077
JAN :4571177053077
演奏者:ザ・グレイト・ジャズ・トリオ=ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)
録音 :1977年2月19、20日ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガード(ライヴ)
収録曲:
[Side A]
1. ムース・ザ・ムーチ
2. ナイーマ
2. 12+12
いぶし銀と評される名ピアニストのハンク・ジョーンズをリーダーとし、マイルス・デイヴィスのバンドで活躍したベーシストのロン・カーターとドラマーのトニー・ウィリアムスによって、1975年に結成されたザ・グレイト・ジャズ・トリオ(The Great Jazz Trio=GJT)。本作は彼らが1977年2月にニューヨークのライヴハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演した際の白熱のライヴを、名手デイヴィッド・ベイカーの録音でとらえたものです。聴きどころは何と言っても、トニー・ウィリアムスのドラムス。特に再生装置のトレース能力が問われる、A面1曲目「ムース・ザ・ムーチ」における繊細かつ爆発的なドラム・ソロは、ジャズ好きのオーディオ愛好家を今も虜にしたままと言っていいでしょう。
■アルバム紹介
SSAR-078 ジャケット
アイム・オールド・ファッション
渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ
品番 :SSAR-078
JAN :4571177053084
演奏者:渡辺貞夫(as, fl)、ザ・グレイト・ジャズ・トリオ=ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)
録音 :1976年5月21日ニューヨーク、ヴァンガード・スタジオ
収録曲:
[Side A]
1. コンファメーション
2. ゲイリー
3. 3:10ブルース
4. エピソード
2. チェルシー・ブリッジ
3. アイム・オールド・ファッション
4. ワン・フォー・シー~「樹氷」のテーマ
1976年5月、単身ニューヨークへ乗り込んだ渡辺貞夫が、前年に結成されたばかりのザ・グレイト・ジャズ・トリオ(GJT)をバックにワンホーンで制作した、スウィンギーな傑作アルバム。オリジナル曲に加えて、チャーリー・パーカーの「コンファメーション」(A面1曲目)やコール・ポーターの「アイ・コンセントレイト・オン・ユー」(B面1曲目)等のスタンダードナンバーが並び、そのジャズの王道を突き進むかのような演奏とともに発売当初からジャズファンの高い評価を受けています。なお、渡辺貞夫とGJTは数多くの共演を重ねていますが、このセッションが記念すべき初レコーディング作品となります。演奏は丁々発止のインタープレイの連続で、盤面に針を落としたが最後、一瞬たりとも聴き逃すことができません。
■2作品共通 商品概要
発売日 :2022年11月25日(金)
形態 :アナログレコード 33 1/3回転 通常盤
監修・サウンドスーパーバイザー:菅原正二(ジャズ喫茶「ベイシー」店主)
カッティングエンジニア :松下真也(PICCOLO AUDIO WORKS)
販売価格 :8,800円(税込)
制作・発売 :ユニバーサル ミュージック合同会社
企画・販売 :株式会社ステレオサウンド
販売場所 :ステレオサウンドストア、
一部オーディオ専門店での取扱いあり
■会社概要
商号 : 株式会社ステレオサウンド
代表者 : 代表取締役社長 原田知幸
所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11
設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)
事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売
高音質音楽ソフトの企画・制作・販売
オーディオビジュアルのポータルサイト運営
資本金 : 1,800万円
URL : https://online.stereosound.co.jp/