11月10日(木)「いい音・オルゴールの日」にあわせて次世代オルゴール「オルフェウスKANATA」を新発売。オルゴール製造を創業事業とする日本電産サンキョーが世界的工業デザイナー奥山清行氏とコラボ!

日本電産サンキョー株式会社のプレスリリース

日本電産サンキョー株式会社(本社:長野県諏訪郡下諏訪町5329、代表取締役社長執行役員 大塚俊之)は、「いい音・オルゴールの日」にあたる11月10日(木)、従来のオルゴールとは一線を画す、次世代オルゴール「オルフェウスKANATA(かなた)」を新発売します。本製品は、世界有数のオルゴールメーカーとして市場をリードしてきた日本電産サンキョーが、コロナ禍を経て高まりを見せている癒しニーズやアナログ回帰トレンド、ネオ・レトロブーム等を背景に、縮小傾向の同市場を再活性化するために開発した戦略商品です。高級車フェラーリや新幹線から伝統工芸品にいたるまで、様々なデザインを手掛けた世界的工業デザイナー・奥山清行氏とのコラボレーションによって誕生した斬新なデザインの本体に加え、成形合板技術で定評のある「天童木工」製の専用共鳴台がセットで、販売価格は143万円(税込)。日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」、日本橋髙島屋S.C.本館、大丸東京店、和光本店、Eye Eye ISUZU本店ほか、公式オンラインストアにて販売します。

 

新製品「オルフェウス KANATA」 本体共鳴台セット 143万円(税込)新製品「オルフェウス KANATA」 本体共鳴台セット 143万円(税込)

  • オルゴールのパイオニア、日本電産サンキョーが技術の粋を集めて完成させた至高の逸品

新製品「オルフェウスKANATAは、1946年の創業以来、日本初の国産オルゴールを制作し、本格的なオルゴールを生産しつづけてきた世界でも数少ないメーカーである日本電産サンキョーが、長年培ってきた技術・ノウハウを注ぎ込んで完成させた最新型オルゴールです。高級車フェラーリや新幹線、伝統工芸品に至るまで、様々な製品デザインを手掛ける世界的な工業デザイナー奥山清行氏とともに生み出した、現在つくり得る世界最高峰のオルゴール製品です。精緻な内部機構を“目で楽しめる”LED照明を内蔵したスケルトンボディ、アルミ・真ちゅう・鉄といったメタルパーツが放つ重厚な質感、繊細で奥行きのある「生演奏」の音質を実現する厳選した素材と新たな構造、そして日本電産サンキョーの職人が仕上げる「匠」の加工技術、これら革新と伝統が融合することで実現したマスターピースです。さらに、セットになっている世界的な「天童木工」が制作した専用の共鳴台が、「オルフェウスKANATA」が奏でる生演奏の響きをより一層引き立てます。

直感的な操作を可能にするアルミ削り出しのダイヤル。細部までこだわった質感の高いディテールが所有感を充足させる直感的な操作を可能にするアルミ削り出しのダイヤル。細部までこだわった質感の高いディテールが所有感を充足させる

精緻な内部機構が動く様子を“見て楽しめる” スケルトンボディ。メタルフレームの質感を一段と引き立てる精緻な内部機構が動く様子を“見て楽しめる” スケルトンボディ。メタルフレームの質感を一段と引き立てる

職人の手でひとつひとつ削り出され、調整される心臓部の「櫛歯」。オルフェウスオルゴールならではの「生演奏」の音色を奏でる職人の手でひとつひとつ削り出され、調整される心臓部の「櫛歯」。オルフェウスオルゴールならではの「生演奏」の音色を奏でる

曲げ木を駆使した木工技術を有する「天童木工」製。成形合板で複雑な曲面や美しいフォルムを実現曲げ木を駆使した木工技術を有する「天童木工」製。成形合板で複雑な曲面や美しいフォルムを実現

 

  • シリンダーやディスクに代わる新機構を採用した第3のオルゴール 「スマート・ギア オルゴール」

日本電産サンキョーは、オルゴールのパイオニア企業として常に新しい価値を創造・ 発信し、世界のオルゴール市場をリードしてきました。「シリンダー」や「ディスク」が回転し「櫛歯」を弾く従来のメカニズムを刷新した「スマート・ギア オルゴール」と銘打った 第3のオルゴールが、「オルフェウスKANATA」です。デジタルデータに記録した楽譜に応じて櫛歯を弾く機構を導入することで、曲数や演奏時間が限られるオルゴール最大の弱点を克服しました。「オルフェウスKANATA」は、SDカードに入れた150曲もの楽曲を、フルコーラスで、何時間でも演奏しつづけることができます。

コロナ禍や国内外の不安定な情勢を受け、「オルゴール」ならではの生演奏が持つ響きや癒しの力には大きなニーズがあると我々は考えています。また一方で、グランピング、高級腕時計、高級車等、上質な「本物」を知るラグジュアリー層へ向けた商品やサービスは活況を呈しています。こうしたなか、戦後長年にわたってオルゴール市場をリードしてきたパイオニアである日本電産サンキョーは、新製品「オルフェウスKANATA」の提供を通じて、オルゴールが持つ魅力・価値を再提示するとともに、デジタル全盛の現代における新たな市場をつくっていくことを目指しています。
 

  • 「オルフェウスKANATA」デザイナー 奥山 清行 氏

KEN OKUYAMA DESIGN 代表/工業デザイナー
1959年 山形市生まれ。

ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。 フェラーリ エンツォ、 マセラティ クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等のデザインを手掛ける。
2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN 代表 として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、デザインコンサルティングのほか、自身のブランドで自動車・インテリアプロダクト・眼鏡の開発から販売までを行う。 2016年8月、カリフォルニア モントレーカーウィークにおいて「kode57」を発表。
 

  • 日本電産サンキョーが誇る最高級ブランド「ORPHEUS(オルフェウス)」とは

ギリシャ神話に登場する楽人の名を冠したラグジュアリーブランド「オルフェウス」は、古き良き時代の名品の魅力をいまに蘇らせるモデルとして1985年にデビューを果たした高級オルゴールです。しかし、職人が理想とする豊かな音色へ辿り着く道には多くの困難があり、その開発には3年もの長い期間を要しました。そしてついに、振動板にある櫛の1本1本をハンドグラインダーで削って音を確かめながら調整するなど、永年にわたるオルゴールづくりの技術を結集した1台が完成。メカニズムの細部に至るまで音へのこだわりが息づく上質なクオリティは、世界中の本物の価値を知る人々から愛され続けています。

 

 

  • 「オルフェウスKANATA」 主な仕様

商品名:ORPHEUS KANATA(オルフェウス KANATA)
本体:アクリル・アルミ・真ちゅう・鉄・プラスチックなど
本体外形寸法:約494㎜(幅)×150㎜(奥行)×140㎜(高さ)
重量:約7.5㎏(ACアダプタ込み)
櫛歯:40弁
演奏機能:再生/一時停止/ジャンル再生/ランダム再生/1曲リピート再生/テンポ調整
その他機能:アラーム機能/オフライマー機能/時報機能
曲数:150曲
共鳴台:ブラウン色 …材質:ホワイトビーチ材・一部、ウォールナット突板
共鳴台外形寸法:約525㎜(幅)×394㎜(奥行)×280㎜(高さ)
重量:約6.5㎏
価格:メーカー希望小売価格 ¥1,430,000(税込)
販売:日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」、日本橋髙島屋S.C.本館、大丸東京店、和光本店、Eye Eye ISUZU本店、公式オンラインストア
特設サイト:https://www.nidec-sankyo.co.jp/orpheus/kanata/
 

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