田辺・弁慶映画祭実行委員会のプレスリリース
第16回 田辺・弁慶映画祭は、最終日13日(日)に表彰式を行い、最優秀作品賞に当たる「弁慶グランプリ」を大西監督の『はこぶね』が受賞しました。
【Webページ】https://tbff.jp/
コンペティション部門 受賞作品
弁慶グランプリ(キネマ旬報賞も同時受賞)
『はこぶね』 監督:大西 諒(おおにし りょう)
『はこぶね』
漁協の合併を控えた港町。視力を失った西村芳則(木村知貴)は、かつて同じ通りの家から通学した同級生が町に戻ってきたことを聞く。同級生で役者をする大畑碧(高見こころ)は自身の理想と現実の狭間で憂鬱な時を過ごしている。再会する2人。町にはゆっくりと陽が落ち、そこで暮らす人々はそれぞれの帰路に着く。窮屈で、美しい、その町を眺める2人は、その景色にそれぞれの記憶と想像を重ねる。
●2022年/99分
●出演:木村 知貴 高見 こころ 外波山 文明 内田 春菊 五十嵐 美紀 愛田 天麻 森 海斗 範多 美樹
監督:大西 諒(おおにし りょう)
兵庫県西宮市出身、1989年生まれ。2019年から映画美学校で映画制作を学ぶ。今作が初長編作。
※弁慶グランプリとは
特別審査員5名が選定するコンペティション部門での最優秀作品賞にあたる「弁慶グランプリ」
●特別審査員が選定する田辺・弁慶映画祭 最優秀賞 「弁慶グランプリ」 …賞状、紀州檜製楯、賞金30 万円
▽特別審査員の詳細は、以下のURLからご覧ください▽
https://tbff.jp/topics/special/
その他の各賞は下記の通りです。
キネマイスター賞
『明ける夜に』監督:堀内 友貴(ほりうち ゆうき)
観客賞
『はこぶね』監督:大西 諒(おおにし りょう)
映画.com賞
『明ける夜に』監督:堀内 友貴(ほりうち ゆうき)
フィルミネーション賞
『はこぶね』監督:大西 諒(おおにし りょう)
俳優賞
『四人姉妹 』俳優:菊池 真琴(きくち まこと)
『夢見るペトロ』俳優:前田 紗葉(まえだ すずは)
☆特別設置賞
審査員特別賞
『夢見るペトロ』 監督:田中 さくら(たなか さくら)
スペシャルメンション
『はこぶね』 俳優:木村 知貴(きむら ともき)
☆各賞を受賞した作品は「田辺・弁慶映画祭セレクション」として、「テアトル新宿」「シネ・リーブル梅田」にて劇場上映される予定です。
コンペティション部門 入選7作品
『NOT BEER』
●2022年/73分
●出演:玉城 裕規 相馬 理 永瀬 未留 園田あいか 今出舞 田村響華 佐渡ツムジ 石塚みづき 宗綱弟
神田川侑希 金子 早苗 伊藤 慶徳
監督:中川 寛崇(なかがわ ひろたか)
愛知県出身、1992年生まれ。幼少の頃から俳優として活動し、大学にて映画制作を学ぶ。城西国際大学大学院を卒業後、映画、企業・地域PV、など様々な映像作品を手がける。映画『カエルのうた』では「第6回伊勢崎映画祭」にてグランプリ受賞や「夜空と交差する森の映画祭2016」にノミネートなど様々な映画祭で入賞を果たす。2021年には映画『どこか、遠いかなたから』を制作。今作『NOT BEER』が長編初監督作品となる。
『四人姉妹』
●2021年/32分
●出演:三枝奈都紀 小野ゆり子 菊池真琴 鈴木つく詩 東出薫 紺谷凪乃 堰沢結愛 太田結乃 大石菊華
監督:菊池 真琴(きくち まこと)
東京都出身、1991年生まれ。小学校6年生までインターナショナルスクールに通う。早稲田大学に入学、学内でスカウトをきっかけに、映画『元気屋の戯言』(ゆうばり国際ファンスティック映画祭2012出品作品)で俳優デビュー。その後、自主制作に魅了され、映画ゼミにて映画制作を始める。俳優として活動しながら、卒業制作映画『ハルーシネイト』を監督し卒業する。2021年文化庁文化継続支援助成金を受け、映画『四人姉妹』を監督。「第22回TAMA NEW WAVE」ある視点部門、「京都国際映画際2021」などに入選している。
『明ける夜に』
●2022年/95分
●出演:五十嵐諒 花純あやの としお理歩 奈良原大泰 佐野日菜汰 志真うた 在原貴生 七瀬てつ 巴山祐樹 堀内友貴 松本高士
監督:堀内 友貴(ほりうち ゆうき)
茨城県出身、1997年生まれ。東放学園映画専門学校映画制作科在学中に、級友と自主映画の制作を始める。 2021年『また春が来やがって』を脚本・監督し、「第32回東京学生映画祭」にて観客賞と審査員特別賞(城定秀夫監督)を受賞。2022年、監督作『私はたぶん絶対にかわいい』が「ギャラリーN映画展」にてグランプリを獲得。演劇・映像を制作する劇団「セビロデクンフーズ」主催
『夢が眠る場所』
●2021年/40分
●出演:志波景介 玲衣 田中和弘 杉原光玲 伊櫻誠 桃山華瑛 谷啓吾 巴山祐樹
監督:小池 匠(こいけ たくみ)
長野県出身、1994年生まれ。大学にて映画制作を学び、卒業後商業映画・ドラマなどに助監督として参加。現在は映画をメインにドラマ、MV、広告、舞台など多岐に渡り監督として活動する。2021年には監督作品『消しかすの花』が国内約20の映画祭にノミネート、11冠。
『夢見るペトロ』
●2022年/32分
●出演:前田紗葉 千田丈博 雪乃
監督:田中 さくら(たなか さくら)
静岡県出身、1999年生まれ。同志社大学文学部卒業。在学中、自主映画サークルにて映画を制作。その後、東京のテレビ番組制作会社にてディレクターを務める。
『ヒプノシス』
●2021年/76分
●出演:大根田良樹 鈴木大也 岡崎桃果 大久保雛 桜木洋平 関口晃弘 近藤奈保希 米倉啓Charlie
高橋信二朗 西山和輝 久冨木良 中村由梨絵 石田七海 牧野隆全 小夏いっこ 水野祐樹(特別出演:「宮田バスターズ(株)」)
監督:奥井 琢登(おくい たくと)
大阪府出身、1999年生まれ。高校時代に映画に興味を抱き、大阪芸術大学映像学科へ進学。在学時、初監督短編作品の『オトギ』が「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2019U-25部門」にノミネート。次作短編作品の『Down zone』が「第32回東京国際映画祭」のアメリカン航空アウォード大学対抗ショートフィルムコンテストにてグランプリ受賞。そして今回の卒業制作作品『ヒプノシス』は大学内卒業制作展で最優秀賞の学長賞と観客賞を獲得。学科長の大森 一樹監督、教授の田中光敏監督、大阪芸術大学卒業生の石井裕也監督から大絶賛を受ける。
現在は大阪芸術大学映像学科研究室の副手として働きながらも、2023年全国公開予定の田中光敏監督・劇場用映画作品に演出部として参加。PV制作等も行っている。
『はこぶね』
●2022年/99分
●出演:木村 知貴 高見 こころ 外波山 文明 内田 春菊 五十嵐 美紀 愛田 天麻 森 海斗 範多 美樹
監督:大西 諒(おおにし りょう)
兵庫県出身、1989年生まれ。2019年から映画美学校で映画制作を学ぶ。今作が初長編作。
田辺・弁慶映画祭実行委員会について
田辺・弁慶映画祭実行委員会
実行委員長:中田 吉昭(なかた よしあき)
〒646-8545
和歌山県田辺市新屋敷町1番地(田辺市観光振興課内)
田辺・弁慶映画祭実行委員会 事務局 担当:橘、植田、北本
電話:0739-26-9929(直通) FAX:0739-22-9903
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