VRアニメーション『Thank you for sharing your world』XRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival」に上映

株式会社講談社VRラボのプレスリリース

株式会社講談社VRラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:石丸健二 以下当社)が企画・制作したVRアニメーション『Thank you for sharing your world』(以下本作)が、2022年11月17日(木)から12月16日(金)までに開催するXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival」に招待され、上映することになりました。


 

本作で挑んだのは盲目の少年が見ている世界をVRで表現すること。「目の見えない人は実は想像力豊かに色鮮やかな世界に生きている」というインタビューをきっかけにオリジナルストーリーを創作、盲目の少年の想像力によって広がる美しい世界をCGアニメーションとインタラクションで実現しました。

 

【Beyond the Frame Festivalについて】

1 概要   
本映画祭は“Beyond the Frame(枠組みを超える)”をテーマに、XR映画を取り揃える国際映画祭です。専用機材を装着して自身の手を検知して作品上に登場させたり、現実世界にバーチャルなキャラクターや作品を重ね合わせる等、新しい表現にチャレンジしている点が特徴です。本映画祭の初回はVR映画祭として、2回目は日本初のXR映画祭として開催し、今回が3回目となります。専用機材の着用には、アドバイザーがサポートします。

2  公式HP      
https://btffjp.com/

3 期間・場所  
2022年11月17日(木)から12月16日(金)

(1) 小田急ホテルセンチュリーサザンタワー21階
(住所:東京都渋谷区代々木2丁目2−1)
11月17日(木)から20日(日)

(2)XRをテーマにした常設施設「NEUU」
 (住所:東京都新宿区西新宿1丁目5-11 新宿三葉ビル1階)
11月21日(月)から24日(木)

(3)オンライン
11月17日(木)から12月16日(金)
※ _URLは準備が出来次第、公式HPにてご案内します
※ _オンラインでは一部の作品を体験いただけます _
 

4 料金  
(1)サザンタワー3,500円(税込)/人(体験時間約120分)
(2)NEUU       無料 
(3)オンライン 無料

5 定  員  
(1)サザンタワー 50名/1公演
(2)NEUU    作品により異なります

6 申込方法  事前予約制、11月10日(木)から受付開始

公式HPからお申込みいただけます

 

 

【Thank you for sharing your world作品概要】
・作品名:Thank you for sharing your world
・製作年:2022年
・作品尺:約33分
・ジャンル:VRアニメーション
・企画・制作:講談社VRラボ
・製作:講談社
・配信について:2023年中旬頃、オンライン配信を開始予定

 
【受賞履歴】
第17回ブカレスト・アニメーション国際映画祭 最優秀VR短編賞受賞
第79回 ベネチア国際映画祭VR部門 ノミネート
高雄国際映画祭2022 VR部門 ノミネート
富川国際アニメーション映画祭 VR部門 ノミネート

【あらすじ】
小学生の頃に病気で視力を失った主人公、タカシ。目の前の世界を想像し、映像として再現することで、日常生活はほとんど不自由なく過ごしている。しかし気持ちは塞ぎがちで世の中に対する興味も日常の楽しみも失っていた。

ある日タカシは、シンジという軽度の自閉症の幼馴染に誘われて、二人きりで蒸気機関車のセレモニーを見に出かける。途中あることで喧嘩してはぐれてしまったが、周囲の人々のサポートから、セレモニーで再会を果せた。お互いのことを大事に思っていることに気づき、二人は仲直りをする。と、二人の目の前を、蒸気機関車が迫力いっぱいに通過していく。タカシの想像力は刺激され、シンジの声を頼りに、周囲の世界を次々と思い描いていく。世界はどこまでも広がりを見せ、タカシは、世界は自分の気持ち次第で変えられることを知るのだった。
 

 
【メインキャスト(英語/日本語)】
タカシ:ZACH AGUILAR/中川翼
シンジ:NICOLA FRICANO/岡山天音

【メインスタッフ】
監督・脚本:作道雄
アニメーション監督:半崎信朗
プロデューサー:石丸健二
CGディレクター:Gee Yeung
音響監督:太田昌孝
音楽 : haruka nakamura

 

【作道雄監督について】

映画監督・脚本家。1990年 大阪府生まれ、京都大学法学部卒業。2014年に映像制作会社「クリエイティブスタジオゲツクロ」を設立、代表に就任。映画監督として活躍する一方、脚本家としてテレビドラマの脚本などを手掛けている。監督作に、映画「神さまの轍」(2018)。脚本作に映画「光を追いかけて」(2021)「アライブフーン」(2022)、NHKテレビドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」(2022)など。

【株式会社講談社VRラボについて】
2017 年10 月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRを中心とした新しいエンターテイメントを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。
代表取締役:石丸健二
URL:kodanshavrlab.com
 

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