【写真】ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』製作発表開催!【風間杜夫、濱田めぐみ、新納慎也/演出:森新太郎】

株式会社ホリプロのプレスリリース

2023年2月上演ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』の製作発表が開催。風間杜夫、濱田めぐみ、新納慎也と演出を手掛ける森新太郎が登壇し、本作の楽曲計3曲を初披露した。

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/bandsvisit2023/
公式Twitter=https://twitter.com/bvjp_tweet #バンズヴィジット

(撮影:渡部孝弘

1曲目は「Overture(オーバーチュア)」。観客を一気に物語の舞台へ引き込む、本編でも1曲目に演奏されるエキゾチックなインストゥルメンタルだ。

[さほど遠くない昔、エジプトからやってきた警察音楽隊が、イスラエルの空港に到着した。] [彼らは文化交流のために、ペタ・ティクヴァのアラブ文化センターで演奏するよう招かれたのだった。]

スクリーンには場面説明が投影され、警察音楽隊の指揮者・トウフィーク役の風間とトランペット奏者・カーレド役の新納が登場。

[しかしいくら待っても迎えが来ないので、自力で目的地に行くことにした。]
[そして目的地とよく似た名前の、ベト・ハティクヴァの街に行ってしまった。]

 

そうしてその一夜を”何もない街・ベト・ハティクヴァ”で過ごすことになった一行。
続いて披露されたのは、カーレドが街の若者に恋愛を指南する場面で歌われる「Haled‘s Song About Love」だ。

3曲目は、街の食堂の女主人であるディナがトゥフィークに語り掛ける「Omar Sharif」。相容れることのないと思われたふたりだったが、ウム・クルズームやオマー・シャリフなど、イスラエル人のディナが幼い頃触れたエジプトのスターたちを思い返して歌うナンバーだ。
 

 

製作発表の後半は、オーディエンスと記者からの質問に答えるトークセッションが行われた。
作品の魅力に関して演出家の森新太郎は「この物語はびっくりするくらい大したことが起きないんです。でも登場人物たちにとってお互いの心がほんの一瞬だけ通じあうような、音楽を媒介にしてお互いの心の傷を分かち合うような奇跡的な瞬間が訪れるんです。それ自体はとても小さなささやかなことなんですが、それこそが我々が日常生活で本当に待ち望んでいる、求めていることなんじゃないかなと思います」と語った。
 

 

 

 

 

東京公演は2023年2月7日(火)~2月23日(木祝)、日比谷・日生劇場にて上演、その後3月6日(月)~8日(水)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、3月11日(土)~12日(日)愛知・刈谷市総合文化センター大ホールにて上演予定。東京公演チケットは好評一般発売中。

▼インタビュー
新納慎也「日本のミュージカル界にとって新しい一手というか、突破口になりえる作品」/ ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』

https://horipro-stage.jp/pickup/bandsvisit20220930/

▼あらすじ
エジプトのアレクサンドリア警察音楽隊が、イスラエルの空港に到着した。彼らはペタ・ティクヴァのアラブ文化センターで演奏するようにと招かれたのだった。しかし手違いからか、いくら待っても迎えが来ない。誇り高い楽隊長のトゥフィーク(風間杜夫)は自力で目的地に行こうとするが、若い楽隊員のカーレド(新納慎也)が聞き間違えたのか案内係が聞き間違えたのか、彼らの乗ったバスは、目的地とよく似た名前のベト・ハティクヴァという辺境の街に到着してしまう。
一行は街の食堂を訪れるが、もうその日はバスがないという。演奏会は翌日の夕方。食堂の女主人ディナ(濱田めぐみ)は、どこよりも退屈なこの街にはホテルもないので、自分の家と常連客イツィク(矢崎広)の家、従業員パピ(永田崇人)と店に分散して泊まるよう勧める。
トゥフィークとカーレドはディナの家に案内される。部屋でくつろいだ後、トゥフィークはディナの誘いで街をみて廻ることにする。レストランに入った二人は、音楽について語り合い、少しずつ打ち解けるが、ディナと関係を持つサミー(渡辺大輔)と彼の妻(友部柚里)が現れると、ぎこちない空気になる。
トゥフィークの筆頭部下のシモン(中平良夫)とカマール(太田惠資)は、イツィクの家に招かれる。義父のアヴラム(岸祐二)は共に食卓を囲んでもてなすが、イツィクの妻イリス(エリアンナ)は、誕生日に見知らぬ人たちを連れてきた夫に不満が募る。おとなしい楽隊員を前に話は弾まないが、話題が音楽のことに向くと、ようやく場がなごんで来る。
カーレドは外に出ると、店の前で待ち合わせをしているパピに出くわす。パピは、友人ツェルゲル(青柳塁斗)とその彼女アナ(髙田実那)に紹介されて、ジュリア(山﨑薫)と四人でデートをするのだ。カーレドは嫌がるパピに頼み込んで、一緒に街に連れ出してもらう。警備員(辰巳智秋)にすごまれながらも、スケート場で遊びはじめる五人だが、女性に慣れていないパピは、ジュリアを泣かせてしまう。カーレドはパピの指南役となり、手取り足取り彼女を慰めさせる。
公衆電話の前では、彼女からの連絡をひたすら待ち続ける電話男(こがけん)が立っている。店の外では、楽隊員たち(梅津和時、星衛、常味裕司、立岩潤三)が、思い思いに音楽を奏でている。言葉も文化も異なる隣国の人間達が交わる一夜が、更けていく。
迷子になった警察音楽隊は、果たして演奏会に間に合うのだろうか?

【公演概要】
ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』

<東京公演>
期間:2023年2月7日(火)~2月23日(木祝)
会場:日生劇場
主催:ホリプロ/TOKYO FM
企画制作:ホリプロ

<大阪公演>
期間:2023年3月6日(月)~8日(水)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
主催:梅田芸術劇場
お問い合わせ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)
https://www.umegei.com/schedule/1079/

<愛知公演>
期間:2023年3月中旬
会場:刈谷市総合文化センター大ホール
主催:メ~テレ/メ~テレ事業
お問い合わせ:メ~テレ事業052-331-9966(平日10:00~18:00)

<キャスト>
風間杜夫:トゥフィーク(指揮者)
濱田めぐみ:ディナ

新納慎也:カーレド(トランペット)
矢崎 広:イツィク
渡辺大輔:サミー

永田崇人:パピ
エリアンナ:イリス
青柳塁斗:ツェルゲル

中平良夫:シモン(クラリネット)
こがけん:電話男
岸 祐二:アヴラム

辰巳智秋:警備員
山﨑 薫:ジュリア
髙田実那:アナ
友部柚里:サミーの妻
太田惠資:カマール(バイオリン)
梅津和時:警察音楽隊(マルチリード)
星 衛:警察音楽隊(チェロ)
常味裕司:警察音楽隊(ウード)
立岩潤三:警察音楽隊(ダルブッカ)

<スタッフ>
原作:エラン・コリリンによる映画脚本
音楽・作詞:デヴィッド・ヤズベック
台本:イタマール・モーゼス
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
演出:森 新太郎

音楽監督:阿部海太郎
美術:堀尾幸男
照明:佐藤 啓
音響:井上正弘 けんのき敦
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:鎌田直樹
振付:新海絵理子
歌唱指導:石川早苗
稽古ピアノ:安藤菜々子
演出助手:伴・眞里子
舞台監督:小笠原幹夫

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/bandsvisit2023/
公式Twitter=https://twitter.com/bvjp_tweet #バンズヴィジット
 

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