YEBISU GARDEN CINEMAにて開催中《パリ・オペラ座バレエ シネマ フェスティバル》

カルチャヴィル合同会社のプレスリリース

12/3に実施したパリ・オペラ座バレエ シネマ フェスティバルの開幕を記念したトークイベントが大盛況でした!
ゲストにバレエダンサー/俳優 宮尾俊太郎さんと 舞踏評論家 森菜穂美さんをお迎えし、会場はお二人のお話を楽しみに集まったお客様で全席が完売となりました。

フェス開幕記念トークイベント盛況でした
トークイベントのゲストはバレエダンサーでありながら現在は俳優としてもご活躍の宮尾俊太郎さんと、舞踏評論家 森菜穂美さんです。

《パリ・オペラ座バレエ フェスティバル》が開催中のYEBISU GARDEN CINEMAでは、来年春までの期間、パリ・オペラ座バレエ シネマの作品から2009年の演目にまで遡り豪華8作が順次上映になります。
第一弾の上映作『シンデレラ』の12/3(土)の上映前に、当フェスティバル開幕記念としてトークイベントが行われました。ご自身も過去に『シンデレラ』の王子を踊った経験があるバレエダンサー/俳優の宮尾俊太郎さんと舞踏評論家の森菜穂美さんで、パリ・オペラ座バレエ団の魅力や『シンデレラ』の注目ポイントなど、より作品を深掘りするお話を伺いました。
 

トーク中の様子トーク中の様子

『シンデレラ』については、飛行機が不時着するシーンなど舞台装置がすごい点や、日本人バレエダンサーの二山治雄さんが出演している点、そして人気エトワールだったカール・パケットさんの引退公演である点などを森菜穂美さんが言及すると、宮尾俊太郎さんからは「ハリウッドを舞台にしていてキングコングが出てきたり、マリリン・モンローのオマージュのような人が出てきたりと、古典なのに斬新で面白い」といったご意見が出ました。「ヌレエフさんの振り付けも面白い。僕も振り付けをやっていたことがあるんですけど、例えば音楽のメロディを取ってる部分とベースを取ってる部分とでリズムを変えているところとか、僕の振り付けに似ている!と思うところがありました」など、踊り手・作り手である宮尾さんだからこそ聞ける興味深いお話でした。今回上映される8作品はクラシカルなものから前衛的なものまで、どの作品も見応えがある作品ばかりですが、その中で宮尾さんが注目する作品は『バレエ・リュス』とのこと。
明日12/9からはマチュー・ガニオが王子を踊る『白鳥の湖』が上映になります。ぜひYEBISU GARDEN CINEMAで、パリ・オペラ座の世界をお楽しみください。

【トークイベントの模様】

 

ゲストプロフィール:

宮尾俊太郎さん
1984年2月27日生まれ。元バレエダンサー。プリンシパル(最高位ダンサー)として活躍。圧倒的な表現力と存在感を放ち、ほぼすべての作品に主演。近年は俳優に転身し、TBS『私の家政夫ナギサさん』、NHK『カンパニー~逆転のスワン~』、TX『つまり好きって言いたいんだけど、』などに出演。現在は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にも出演している。

森菜穂美さん
ダンス・バレエを中心に取材、執筆および翻訳。新聞、雑誌やWEBサイト、バレエ公演や映画のパンフレットに日本語/英語で寄稿。ライブビューイングの映画やレッスンDVDの字幕、書籍の翻訳監修も行う。監修した書籍に『バレエ語辞典』(誠文堂新光社)『バレエ大図鑑』(河出書房新社)。

【パリ・オペラ座バレエ シネマ フェスティバル情報URL】 
https://www.culture-ville.jp/parisoperaballetcinema

上映作品と日程詳細
12/2(金)〜『シンデレラ』
12/9(金)〜『白鳥の湖』
1/6(金)〜『マノン』
1/13(金)〜『夏の夜の夢』
3/24(金)〜『眠れる森の美女』
3/31(金)〜『バレエ・リュス』
4/7(金)〜 『プレイ』 『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』 ※2作品を交代で上映

鑑賞料:一般3,300円/学生・障害者2,500円
販売方法:通常の上映については、ご鑑賞日の2日前から販売開始。
       ※オンラインチケット0:00より(劇場HP)。劇場窓口オープン時間より。
劇場HP:https://www.unitedcinemas.jp/ygc/

【各作品概要】
『シンデレラ』
パリ・オペラ座での上演日:2018年 12月
場所:パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:2時間30分
振付:ルドルフ・ヌレエフ 原振付: シャルル・ペロー 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 指揮者:ヴェロ・パーン
舞台美術:パトリカ・イオネスコ 衣装:森英恵 照明:グィード・レヴィ オーケストラ:コンセール・パドルー
芸術監督:オーレリ・デュポン
キャスト:
シンデレラ/ヴァランティーヌ・コラサント(エトワール)
映画スター/カール・パケット(エトワール)
姉妹/ドロテ・ジルベール(エトワール)、リュドミラ・パリエロ(エトワール)
継母/オーレリアン・ウエット(スジェ)
プロデューサー/アレッシオ・カルボーネ(プルミエール・ダンスール)
その他、エトワール、プルミエール・ダンスール、パリ・オペラ座バレエ団員
見どころ:
ルドルフ・ヌレエフは、セルゲイ・プロコフィエフの音楽にのせ、シャルル・ペローの有名な物語を映画のセットに置き換えることで、アメリカ映画スターとともにシンデレラをハリウッドのスポットライトの下へと導きました。仙女をプロデューサーに、王子様をスター俳優にしたこのヌレエフ版で、シンデレラは悲惨な運命から逃れ夢を実現していきます。黄金期ハリウッドへのオマージュ的な作品で、キングコングや、ジークフリート・フォリーズへのオマージュも登場します。本作で、パリ・オペラ座バレエ団は元芸術監督ルドルフ・ヌレエフに敬意を表しました。華やかな衣装デザインは森英恵が手がけました。日本でも人気の高いエトワール、カール・パケットの引退公演としても注目を浴び、意地悪姉妹にドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロとエトワールを配し、コミカルな演技を見せてくれているのも楽しい作品です。
『シンデレラ』予告編リンク) https://youtu.be/cDeDzaswPZs

『白鳥の湖』
パリ・オペラ座での上演日:2016年 12月
場所:パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:2時間33分
振付:ルドルフ・ヌレエフ (マウルス・プティパ、レイ・イワノフ版に基づく)
音楽:ピョートル・チャイコフスキー 指揮者:ヴェロ・パーン 衣装:フランカ・スカルシャピノ
舞台美術:エツィオ・フリジェリオ 照明:ヴィニシオ・シェリ 演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン 映像監督:フランソワ・ルシヨン
キャスト:
オデット&オディール/アマンディーヌ・アルビッソン(エトワール)
ジークフリート王子/マチュー・ガニオ(エトワール)
ロットバルト/フランソワ・アリュ(プルミエ・ダンスール※撮影当時、現在はエトワール)
王妃/ステファニー・ロンベール(プルミエール・ダンスール)
その他、エトワール、プルミエール・ダンスール、パリ・オペラ座バレエ団員
見どころ:
古典の代表作『白鳥の湖』の初演は高い評価を得られませんでしたが、1895年にレフ・イワノフとともにマリウス・プティパはこの作品に新たな生命を吹き込むことに成功し、今ではどのバレエ団もレパートリーとして取り入れる人気演目となりました。チャイコフスキーによる初のバレエ曲は深いノスタルジーが溢れ、チャイコフスキー自身が抱く愛の概念を反映させた物語です。1984年にパリ・オペラ座バレエ団で演じられたルドルフ・ヌレエフ版では、「白鳥の湖」は家庭教師にふんした悪魔ロットバルトに操られたジークフリート王子が現実世界で抱える結婚という問題から逃げ込む夢の世界。ヌレエフ版は音楽との調和により悲劇的な結末を迎えながらも王子の深層心理を深く描き、より共感ができる作品となっています。日本でも大人気の貴公子マチュー・ガニオが王子、マーベル・コミックの「ソー」をイメージしたというフランソワ・アリュ(現エトワール)が演じる家庭教師/ロットバルトにも注目。

『マノン』
パリ・オペラ座での上演日:2015年 5月
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:2時間11分
振付:ケネス・マクミラン 照明:ジョン・B・リード
音楽:ジュール・マスネ  指揮・編曲:マーティン・イェーツ
舞台美術・衣装:ニコラス・ジョージアディス  演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:バンジャマン・ミルピエ 映像監督:セドリック・クラピッシュ、ミゲル・オクターブ
キャスト:
マノン・レスコー/オーレリ・デュポン
デ・グリュー/ロベルト・ボッレ
レスコー/ステファン・ビュリョン
レスコーの愛人/アリス・ルナヴァン
ムッシューG.M./バンジャマン・ペッシュ
看守/カール・パケット
その他、パリ・オペラ座バレエ団
見どころ:
バレエファンならずとも、“オーレリ・デュポン”の名前は聞いたことがあるでしょう。バレエ史上最も多くの ファン に愛されたバレエダンサーの一人であり、長年年トップエトワールとして活躍してきたパリ・オペラ座で、芸術監督も務めた。2015年5月に行われた彼女の引退公演を収めた作品が本作です。
この引退公演「マノン」には、主役のオーレリ・デュポンだけでなく、ステファン・ビュリョン、アリス・ルナヴァン、バンジャマン・ペッシュ、カール・パケットなど豪華エトワールが参加しています。オーレリ・デュポン の相手役を務めたゲスト・ダンサーのロベルト・ボッレ(『ミルピエ 〜~パリ・オペラ座に挑んだ男〜~』と同時期公開 の『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』にも出演)はミラノ・スカラ座バレエ団エトワールであり当時アメリカン・バレエ・ シアターのプリンシパルだったスーパースターです。オーレリのためにトップダンサーが集結した引退公演は、ファンに大きな感動を与え、 オーレリ・デュポンにとってはダンサー人生の素晴らしい幕引きとなりました。収録にあたり監督を務めたのは、世界の映画祭でも高い評価を得てきた映画監督セドリック・クラピッシュ(『PARIS』『スパニッシュ・アパートメント』)。 クラピッシュによる繊細な映像は、生の公演の感動をそのままに、オーレリの細かな表情や仕草、そしてダイナミックな舞台上の動きを見見事にとらえています。

『夏の夜の夢』
パリ・オペラ座での上演日:2017年 3月
場所:パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:1時間40分
振付:ジョージ・バランシン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン  指揮: サイモン・ヒューイット 演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
舞台美術・衣装:クリスチャン・ラクロワ  照明:ジェニファー・ティプトン
キャスト:
タイターニア/エレオノラ・アバニャート
オベロン/ユーゴ・マルシャン
パック/エマニュエル・ティボー
ハーミア/レティシア・プジョル
ライサンダー/アレッシオ・カルボーネ
ヘレナ/ファニー・ゴルス
ディミトリウス/オドリック・ベザール
ヒッポリタ/アリス・ルナヴァン
テーセス/フロリアン・マニュネ
ボトム/フランチェスコ・ヴァンタッグロ
タイターニアの騎士/ステファン・ビュリヨン
パピヨン/ミュリエル・ズスペルギー
ディヴェルティスマン/パク・セウン、カール・パケット
その他、パリ・オペラ座バレエ団
見どころ:
ジョージ・バランシンが手がけた中では珍しく物語性のあるバレエ作品の一つで、原作はシェイクスピアの有名な喜劇ですが、2幕はほとんど物語のないダンスとディヴェルティスマンで構成し、サンクトペテルブルグ帝室バレエを彷彿させる華麗なバレエの饗宴となっています。バランシンはメンデルスゾーンの作品を徹底的に調べ上げ、前奏曲と夜想曲、間奏曲、交響曲9番の抜粋も加えました。1962年にニューヨーク・シティ・バレエで初演され、2017年にパリ・オペラ座バレエ団のレパートリーに加わりました。本作のセットと衣装を手がけたのは舞台を魔法のように変幻させる才能に溢れたクリスチャン・ラクロワ!6人のエトワールを贅沢に配した豪華キャストにも注目。

『眠れる森の美女』
パリ・オペラ座での上演日:2013年12月16日
場所:パリ・オペラ座 バスティーユ
上映時間:2時間41分
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー  
音楽監督:フェイサル・カルイ 指揮: フェイサル・カルイ
美術:エツィオ・フリジェリオ 衣装:フランカ・スカルチアピーノ  演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:ブリジット・ルフェーブル 
キャスト:
オーロラ姫/ミリアム・ウルド=ブラーム、
デジレ王子/マチアス・エイマン
カラボス/ステファニー・ロンベール
フロリナ姫/ヴァランティーヌ・コラサント
青い鳥/フランソワ・アリュ
その他、パリ・オペラ座バレエ団
見どころ:
オーロラ姫の洗礼式に招かれなかった邪悪な妖精カラボスは激怒して、オーロラ姫に糸紡ぎで指を刺して死ぬという呪いをかけました。リラの精は、カラボスの呪いを和らげる贈り物を贈ります。それは、オーロラは死なないが深い眠りに落ち、王子のキスによって目覚めるというもの。成長したオーロラは老婆に変装したカラボスに渡された糸紡ぎで指を刺して100年の深い眠りに落ちてしまいます。100年後、狩りに出かけたデジレ王子は、オーロラ姫の幻影を見て魅了され、オーロラを助けるためカラボスと対峙することになります・・・。愛らしいミリアム・ウルド=ブラームは理想のオーロラ姫、マリアス・エイマンが踊る2幕の幻影のシーンにおける王子の超絶技巧のソロは絶品。目が眩むばかりの華麗なバレエの極美の世界に陶酔してください。

『バレエ・リュス』
パリ・オペラ座での上演日:2009年12月
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:1時間48分
<以下の4演目から構成>
「ばらの精」
 振付:ミハイル・フォーキン
 音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー
編曲:エクトル・ベルリオーズ
 美術:レオン・バクスト
 キャスト:ばらの精/マチアス・エイマン、少女/イザベル・シアラヴォラ
「牧神の午後」
 振付:ワツラフ・ニジンスキー
 音楽:クロード・ドビュッシー
 美術:レオン・バクスト
 キャスト:牧師/ニコラ・ル・リッシュ、ニンフ/エミリー・コゼット
「三角帽子」
 振付:レオニード・マシーン
 音楽:マヌエル・デ・ファリャ
 美術:パブロ・ピカソ
 キャスト:粉屋の女房/マリ・アニエス・ジロ、粉屋/ジョゼ・マルティネズ、コリヒドール/ファブリス・ブルジョア
「ペトルーシュカ」
 振付:ミハイル・フォーキン
 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 美術:アレクサンドル・ブノワ
キャスト:ペトルローシュカ/バンジャマン・ペッシュ、バレリーナ/クレールマリ・オスタ、ムーア人/ヤン・ブリダール、魔術師/ステファン・ファヴォラン
見どころ:
バレエ・リュスとは、1909年にロシア出身芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフが主宰したバレエ団。かつて、美術・ファッション・音楽とのコラボレーションにより新たなバレエの価値を生み出したバレエ団です。バレエダンサーだけでなく、20世紀を代表する作曲家や芸術家(ピカソ、マティス、コクトー、シャネル、ローランサン、ブラック)などを取り込み、バレエを超えて美術・ファッション・音楽の世界に革新をもたらし、その後のバレエに大きな影響を与えました。「ばらの精」ではかつてニジンスキーが演じてセンセーションを呼んだ役を、マチアス・エイマンがまるで重力がないように香り高く鮮やかに踊り、ピカソが美術をデザインした「三角帽子」では、このたびパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督に就任するジョゼ・マルティネスの、スペイン出身ならではの情熱的なスパニッシュ・ダンスを観ることができます。

『プレイ』
パリ・オペラ座での上演日:2017年12月18日、19日
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:1時間52分
振付:アレクサンダー・エクマン
音楽:ミカエル・カールソン 
照明:トム・ヴィッサー
舞台美術:アレクサンダー・エクマン、グザヴィエ・ロンゼ  演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン 映像監督: トミー・パスカル
キャスト:
ステファン・ビュリョン(エトワール)
ミュリエル・ズスペルギー(プルミエール・ダンスーズ)
ヴァンサン・シャイエ(プルミエ・ダンスール)
フランソワ・アリュ(プルミエ・ダンスール)
パリ・オペラ座バレエ団
カリスタ・”キャリー”・デイ(ゴスペル・シンガー)
アデライーデ・ファリエール(ドラムス)
見どころ:
コンテンポラリー・ダンス界注目のスウェーデン出身の振付家アレクサンダー・エクマンとパリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちが初めてコラボした『プレイ』は、”遊び”をテーマにした。本作はエクマンの壮大なイメージを具現化するためにパリ・オペラ座のガルニエ宮の舞台を、金属製の構造物、空間に浮遊するダンサー、高架などで埋め尽くし、ダンサーたちはその中でリズムとコミュニケーションのエネルギーを放出しながら踊り、観たことのないような不思議な世界を創り上げます。収録した2017年当時、芸術監督オーレリ・デュポンが「今シーズンで1つ見るなら『プレイ』」と一押しした作品です。
『プレイ』予告編リンク) https://youtu.be/YM8rqKutASg

『ジェローム・ロビンズ・トリビュート』
パリ・オペラ座での上演日: 2018年11月
場所:パリ・オペラ座 ガルニエ宮
上映時間:1時間54分
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:ワレリー・オブシャニコフ
演奏:パリ・オペラ座管弦楽団
芸術監督:オーレリ・デュポン
<以下の4演目から構成>
「ファンシー・フリー」(原題:Fancy Free)
音楽:レナード・バーンスタイン
振付:ジェローム・ロビンズ
装置:オリヴァー・スミス
衣裳:カーミット・ラヴ
照明:ジェニファー・ティプトン
出演:エレオノーラ・アバニャート/アリス・ルナヴァン/ステファン・ビュリオン
カール・パケット/フランソワ・アリュ/オーレリア・ベレ/アレクサンドル・カルニアト
「ダンス組曲」(原題:A Suite of Dances)
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ
振付:ジェローム・ロビンズ
衣裳:サント・ロカスト
照明:ジェニファー・ティプトン
チェロ:ソニア・ヴィーダー=アサートン
出演:マチアス・エイマン
「牧神の午後」(原題:Afternoon of a Faun)
音楽:クロード・ドビュッシー
振付:ジェローム・ロビンズ
装置:ジャン・ローゼンタール
衣裳:イレーヌ・シャラフ
照明:ジェニファー・ティプトン
出演:ニンフ:アマンディーヌ・アルビッソン(ニンフ役)/ユーゴ・マルシャン(牧神役)
「グラス・ピーシズ」(原題:Glass Pieces)
音楽:フィリップ・グラス
振付:ジェローム・ロビンズ
装置:ジェローム・ロビンズ/ ロナルド・ベイツ
衣裳:ベン・ベンソン
照明:ジェニファー・ティプトン
出演:セウン・パク/フロリアン・マニュネ
見どころ:
ジェローム・ロビンズにとって、パリ・オペラ座バレエ団はニューヨーク・シティ・バレエ団に次ぐ第二の故郷でした。彼を記念してパリ・オペラ座で行われた公演では、彼のインスピレーションの源となった無限の多様性と、彼の稀有な才能が舞台上で発揮された作品が結集しました。モダンで大規模な「グラス・ピーシズ」のエネルギー、官能的な「牧神の午後」や躍動感に満ちた「ダンス組曲」の親密な甘さなど、音楽に身を委ねることができる秀逸な振付を堪能できます。映画「踊る大紐育」やミュージカル「オン・ザ・タウン」へと発展し、一時代を画した著名なバレエ作品『ファンシー・フリー』はロビンズの才能の新たな一面も見せてくれます。『ファンシー・フリー』ではカール・パケット、ステファン・ビュリヨン、フランソワ・アリュの人気男性ダンサーたちのコミカルな共演にも注目。

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