日越国交樹立50周年記念「ベトナム映画祭2023」開催に向け、クラウドファンディングを実施中！

株式会社ムービー・アクト・プロジェクトのプレスリリース

2023年は日本とベトナムが外交関係を樹立してから50周年になります。今や日本国内のベトナム人は、在留外国人2位の43.3万人（2021年統計）、その多くが留学生や技能実習生など若い人たちです。彼らと映画を通じて交流するためにも、なるべく多くの地域で映画祭を開催すべく、クラウドファンディングをスタートしました。

https://motion-gallery.net/projects/vietnamff2023

ベトナム映画祭2023CF

なぜ映画祭をやるのか？

2018年にも国交樹立45周年を記念して「ベトナム映画祭2018」を東京・大阪・愛知・神奈川で開催しました。
http://vietnamff2018.com

各地で多くの方々に参加いただき好評のうちに幕を閉じました。なかでも若いベトナムの人たちが友人たちと一緒に映画を楽しもうと参加してくれました。彼らの多くは日本語の勉強をしながら、アルバイトなどで家族に仕送りをしたり、日本で技術を学んでいます。昨今、彼らの労働環境の厳しさなども報道されていますが、我々日本人は今のベトナムの事を殆ど知らないのではないでしょうか？まずは彼らの国のことをもっと知るためにも、交流するためにも、映画が有効だと考えています。

2018年の上映作品を一部ご紹介します

草原に黄色い花を見つける

「草原に黄色い花を見つける」は日本では2017年にも劇場公開しました。ベトナムでは歴代ベスト10に入る大ヒット作で、アカデミー賞外国映画部門のベトナム代表にもなった名作です。

ベトナムを懐う

「ベトナムを懐う」は、祖国を離れ、ニューヨークで暮らす3世代のベトナム人たちを描いた、人気舞台の映画化作品。長く戦争が続いたベトナムの哀しい歴史を背負いながら、異国で故郷を懐うそれぞれの想いを丁寧に描いています。

漂うがごとく

「漂うがごとく」はハノイを舞台に、満たされない想いを抱えながら彷徨う現代のベトナム人女性を描いた、第66回ヴェネツィア国際映画祭の国際批評家連盟賞受賞作。監督のブイ・タク・チュエンは新作「輝かしき灰」で第35回東京国際映画祭のコンペティション部門にも選ばれた鬼才。

サイゴン・クチュール

「サイゴン・クチュール」は、ベトナムの伝統的な民俗衣装・アオザイをテーマに、エ『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』にも出演したゴ・タイン・バンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、新世代の女性クリエイター達がつくりあげたPOPでキュートな極上のエンタテインメントです。

日本ではまだまだ見られる機会が少ないベトナム映画ですが、多彩な才能が集まり、世界で注目が集まっています。

支援を必要とする理由

今回、ベトナム映画を新旧約10本を集めて上映をしようと考えています。スタートは、日本とベトナムの国交樹立50周年の節目となる2023年9月を予定しています。新作の字幕費用や、来日ゲストの渡航・宿泊費などそのためにかかる費用は、入場料だけではまかなえません。この不足分を皆様にご支援いただきたいと思っています。