東京フィルハーモニー交響楽団のプレスリリース
公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区、理事長:三木谷浩史)では2023年1月に開幕する2023シーズンの定期会員券(年間通し券)を発売中。12月17日からは上半期(1・2・3・5月)の定期演奏会1回券の優先/WEB優先販売を開始します。
- 東京フィル2023シーズン 定期貴会員券・1回券の発売について
◇東京フィル2023シーズン定期演奏会 上半期(1・2・3・5月)1回券発売について
https://www.tpo.or.jp/concert/2023season-04.php
◆定期会員券(年間8公演通し券)は好評発売中。年間通して聴くならこちらがオトク!
各公演の情報はコチラ https://www.tpo.or.jp/concert/2023season-01.php
※料金・問合せなど詳細は下記「チケット情報」をご覧ください。
東京フィル2023シーズン
- 1月定期演奏会(1月26・27・29日) 指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
◆公演日時・会場
1月26日(木)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
1月27日(金)19:00開演 サントリーホール
1月29日(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール
◆【Youtube動画】マエストロ チョン・ミョンフンのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=27NY7amx19g
東京フィルの2023シーズン開幕公演となる1月定期演奏会は名誉音楽監督チョン・ミョンフンが登場。18世紀末ウィーンの作曲家シューベルトの代表作・交響曲第7番『未完成』と、シューベルト亡き後同じくウィーンで活躍した作曲家ブルックナーの人気の高い「交響曲第7番」を取り上げます。二人の作曲家は同じ「ロマン派」に分類され、作曲法に共通点があると言われます。シューベルトの没後、ブルックナーを評して「我々の時代のシューベルト」と言った音楽評論家もいたそう。ドイツ=オーストリアのロマン派の王道を一度で味わい尽くせるプログラムです。
名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮1月定期
- 2月定期演奏会(2月22・24・26日) 指揮:ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)
◆公演日時・会場
2月22日(水)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
2月24日(金)19:00開演 サントリーホール
2月26日(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール
◆関連記事「イム・ユンチャン、その稀有な才能を聴く」 文=高坂はる香
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20221202-01.php
2月は世界的ピアニストでもある特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフが登壇。前半は2022年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少での優勝を果たしたピアニスト、イム・ユンチャン(Yunchan Lim, 임윤찬)をソリストに、ベートーヴェンが完成させた最後のピアノ協奏曲、第5番『皇帝』を、後半は英国の詩人バイロンが罪への苦悩と葛藤を壮大なスケールで描いた劇詩『マンフレッド』をもとにチャイコフスキーが作曲した標題交響曲、マンフレッド交響曲をお送りいたします。
特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ指揮2月定期
- 3月定期演奏会(3月9・10・12日) 指揮:アンドレア・バッティストーニ(首席指揮者)
◆公演日時・会場
3月9日(木)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
3月10日(金)19:00開演 サントリーホール
3月12日(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール
◆【Youtube動画】マエストロ バッティストーニのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=e3IDRM4n5LY
3月定期は首席指揮者アンドレア・バッティストーニ指揮で、マエストロの母国イタリアと隣国フランスの作品より「興味深い組み合わせ」とマエストロが語る3作品。コンサートの前半は「近代管弦楽法の父」ベルリオーズの序曲『ローマの謝肉祭』に続き、パリ音楽院で学びイタリアの管弦楽史を語る上で欠かせない作曲家アルフレード・カゼッラ(Alfredo Casella, 1883-1947)の生誕140年を記念して狂詩曲『イタリア』。1910年のパリ万博のために書かれ、有名な「フニクリフニクラ(登山電車)」のメロディも現れる大迫力の作品です。メイン・プログラムはフランス音楽の巨匠サン=サーンスが「私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と語った交響曲第3番『オルガン付き』。「いわば音楽のエッフェル塔。19世紀の最新鋭のオーケストラ・ショーピースでありサン=サーンスの傑作」とバッティストーニは語ります。
首席指揮者アンドレア・バッティストーニ指揮3月定期
- 5月定期演奏会(5月10・12・14日) 指揮:ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)
◆公演日時・会場
5月10日(水)19:00開演 サントリーホール
5月12日(金)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
5月14日(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール
5月は再び特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフが登壇。作曲家・ピアニスト・指揮者として激動の19-20世紀を生きたセルゲイ・ラフマニノフの生誕150年を記念し、彼の初期・中期・晩期の管弦楽3作品を取り上げます。ラフマニノフがわずか20歳で完成させ、チャイコフスキーにも絶賛された幻想曲『岩』、スイスの画家ベックリンの同名の絵画による銅版画からインスピレーションを得たという交響詩『死の島』、そして米国への亡命後に完成させた最後の作品にして傑作「交響的舞曲」を取り上げます。ラフマニノフと同じくピアニスト・指揮者・作曲家であり、2022年に「ラフマニノフ国際管弦楽団」を創設しオマージュを捧げるマエストロ・プレトニョフによる濃密なラフマニノフの世界をご堪能いただけます。
特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ指揮5月定期
- チケット情報
◆1回券料金(定価・税込) SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
※12月17日(土)10:00~12/22(木)23:59の期間限定でインターネットからの購入で定価の10%割引となります(SS席を除く)※東京フィルフレンズ(年会費無料・随時入会可)会員様は、12月17日(土)午前10時より1回券の購入が可能となります(お電話のみの受付)。
◆定期会員券(年間8公演通し券)も好評発売中。
料金(年間8公演通し券・各会場共通) SS¥96,000・S¥56,000・A¥47,600・B¥39,200・C¥30,800
年間ラインナップはこちら▶ https://www.tpo.or.jp/concert/2023season-01.php
※東京フィルフレンズ会員様は10%割引で購入いただけます(SS席を除く)。詳しくはお問合せください。
◆チケット問合せ (12月17日から1回券の優先発売/WEB優先販売を開始します)
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平日10時~18時/発売日の土のみ10時~16時/土日祝休)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/
東京フィルフレンズへの入会方法など詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php
※東京フィルチケットサービス システムメンテナンスのお知らせ(12月19日(月) 22時~20日(火)午前6時)
https://www.e-tix.jp/tophill/teiki.html
- 東京フィルハーモニー交響楽団について Tokyo Philharmonic Orchestra
東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文
1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。
1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
海外公演も積極的に行い、2014年3月には創立100周年記念事業としてアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを開催。2015年12月には日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会などを行い国内外の注目を集めた。
In 2011, the Tokyo Philharmonic Orchestra celebrated its 100th anniversary as Japan’s first symphony orchestra. With about 160 musicians, TPO performs both symphonies and operas regularly. TPO is proud to have appointed Maestro Myung-Whun Chung, who has been conducting TPO since 2001, as Honorary Music Director, Maestro Andrea Battistoni as Chief Conductor and Maestro Mikhail Pletnev as Special Guest Conductor.
TPO has established its world-class reputation through its subscription concert series, regular opera and ballet assignments at the New National Theatre, and a full, ever in-demand agenda around Japan and the world, including broadcasting with NHK Broadcasting Corporation, various educational programs, and tours abroad. In March, 2014, TPO became a global sensation in its centennial world tour of six major cities: New York, Madrid, Paris, London, Singapore and Bangkok. In December 2015, TPO held Beethoven’s 9th symphony concerts in Seoul and Tokyo with Mastro Myung-Whun Chung, with Seoul Philharmonic Orchestra combined into one orchestra. TPO has partnerships with Bunkamura Orchard Hall, the Bunkyo Ward in Tokyo, Chiba City, Karuizawa Cho in Nagano and Nagaoka City in Niigata.
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名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮による東京フィル定期 カーテンコールより (C)上野隆文