#Twitterトレンド大賞 2022 今年話題となったトレンドワードを発表!「ウクライナ」 「サッカー日本代表」 「国葬」

#Twitterトレンド大賞 実行委員会のプレスリリース

 「#Twitterトレンド大賞」では、データ・ドリブンで集計された2022年に話題となったトレンドワードを、「#Twitterトレンド大賞 2022」として発表しました。

 「#Twitterトレンド大賞 2022」では、今年の「#Twitterトレンド大賞」の事前番組で扱った「アニメ」「コミック」「ゲーム」「ニュース」の4つの部門で話題となったトレンドワードの発表に加え、“Twitter Trend Word 2022”と題し、今年、日本語でツイートされたもののなかで、最も多く投稿されたワードを発表。最後に“Twitter Discovery”と題し、本年度のTwitter トレンドから 大きな話題になったものの、各ジャンルのトレンドワードにはならなかったものの中で、2023年には大きな話題になるかもしれない、来年2023年に向けての 注目キーワードが発表されました。

 各コーナーの合間には、JO1、えなこさん、ビスケットブラザーズ、天才ピアニスト、ウエストランド、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手、サッカー日本代表の前田大然選手、浅野拓磨選手といった今年の顔と言える各分野で活躍した方々がVTRで登場し、2022年を振り返りながら、2023年の抱負を語りました。
 

 「#Twitterトレンド大賞」を振り返り、MCを務めた田村淳さんは「一年をこうして振り返ることで、来年、どう歩んでいくべきかが見えてくるといいですよね」と話しました。また、自身にとってTwitterとはどんな存在かと聞かれ「僕の日常に溶け込んでいる存在。来年も、再来年も、Twitterを使い続けるでしょう」と答えました。サブMCの貴島明日香さんは、最も印象に残ったトレンドを聞かれ、「“現代のガンダム”と言われ、話を聞くだけで魅力的だと思った『水星の魔女』が一番気になりました。」と振り返りました。また、この年末年始に自身にとってトレンドになりそうなものについて「“陰湿なドラえもん”というパワーワードが印象的だった『タコピーの原罪』や、『東京卍リベンジャーズ』を買って読みたい」とコメントしました。

 サッシャさんは「Twitterってアメリカに次いで日本が第2位のユーザー数。海外の人からも日本人ってほんとにTwitter好きだよねって言われてきたんです。でも、今年はウクライナの戦争をはじめ、大きな目線じゃなくて一人の目線から物事が語られ、つながることによって強さを生むことが感じられた。日本のユーザーのリテラシーに世界が近づいた年。もっとTwitterの良さが広がって面白くなっていくんじゃないか」と、Twitterから生まれる世界とのつながりについてコメントしました。
 

 スペシャルゲストのゆうちゃみさんは「いまの最新がめっちゃ聞けてめちゃ楽しかったです。自分だけじゃわからないこともいっぱいあるから、トレンドの形で見れてめっちゃ良かったです」とコメント。同じくスペシャルゲストの山崎怜奈さんは「今回のW杯でサッカーの熱が上がった人たちが下がらずに4年後も見てくれるかどうか、ウクライナのことも国葬の問題も長期的な目で見なきゃいけないことが増えた。知識をつけて積み重ねて行くことで自分の意見を持てると思うので、2023年も引き続き追っていきたいことが増えました」とSNSを通して社会問題を注視していく姿勢について話してくれました。

各部門のトレンドワードついては、下記で詳しく紹介していきます。
 

  • Twitter Anime Trend 2022

「アーニャ」
 アーニャは 今年4月にスタートした テレビアニメ「SPY×FAMILY」の キャラクター。特徴あるキャラクターデザインと“アーニャ語”と呼ばれる口調が愛され、2022年最も話題となったアニメトレンドの一つになりました。アニメシリーズの最終話の6月25日に大きな話題になり、トレンドインしました。ゆうちゃみさんもアーニャが大好きということで、「コスプレも今年やりましたし、ものすごくおもしろくて大好きです。うちもアーニャになりたい。人の気持ちを読みたいですね」とコメント。天津・向さんは「アーニャ語を使うことでかわいさが助長する。実際の子どもに近いんですよね。ちょっとずるいところもあったり、その場を見透かしたところがあるけれども、一生懸命でがんばる姿がいろんな世代に刺さったんじゃないかなと思っています」とコメントしました。

「シャンクスの娘」
 コミック連載 25 周年のメモリアルイヤーでもあった「ONE PIECE」。今年8月に公開された映画「ONE PIECE FILM RED」は作中屈指の人気キャラ「シャンクス」、そして今回存在が明かされたシャンクスの娘「ウタ」が登場しました。劇中での活躍や劇中音楽の大ヒットもあり、 公開日の翌日である8月7日にトレンド入りしました。またウタが今年の紅白歌合戦の出場が決定。コミック・アニメのキャラとしては史上初とのこと。「ONE PIECE FILM RED」は興行収入 180 億を超え、90 以上の国と地域でも公開され、まさに世界的大ヒットとなったアニメ史に残る作品となりました。淳さんは「6歳の娘と初めて映画館に観に行ったのが 『ONE PIECE FILM RED』。シャンクスと同じパパの目線で観たら最後に大号泣。娘と映画館に行って自分が泣くと思わなかったし、娘が泣いていて感動するポイントが一緒なのもうれしくて、娘がかわいくて愛おしくなりました」とご自身の体験を話してくれました。

「水星の魔女」
 「ガンダム」シリーズの最新作。女性主人公という過去の TV アニメシリーズにはなかった斬新な設定が Twitter をにぎわせ、 放送後から徐々に話題になり、10 月 30 日にトレンド入りしました。天津・向さんは「女性主人公、学園ものということで、ガンダムっぽくないんです。ポップで恋愛要素もあって間口が広がってるんだけど、進めば進むほど、これがガンダムなんだよなっていうコアファンも納得のストーリーになっている。完璧です! 今までのガンダムを見てなくても、ぜんぜん理解できる内容になっています」とコメント。ガンダムシリーズを見たことのないゆうちゃみさん、貴島さんも興味津々のようでした。

 2022年のほかのトレンドワードを振り返り、ゆうちゃみさんは「チェンソーマン」、淳さんは事前番組で知った「リコリス・リコイル」を挙げ、「みんなと一緒にリアタイで見たかった。全部出そろってから観る楽しみもあるけれど、この作品に関しては毎週毎週楽しみに見たかった。毎週待つっていうことができるアニメでしたよね」とリアタイできなかったことを残念がっていました。視聴者からの「年末年始に見るべきアニメは?」という質問に天津・向さんは「ビスクドールは恋をする」(着せ恋)、「パリピ孔明」、「リコリス・リコイル」、「ぼっち・ざ・ろっく!」を挙げました。「2022年は当たり年」という通り、ほかにも見るべきアニメが豊富にあったことを教えてくれました。
 

  • Twitter Comic Trend 2022

「冨樫先生」
 人気コミック「HUNTER×HUNTER」が 4年ぶりに連載を再開。作者である冨樫義博さんを名乗るTwitter アカウントが今年5月24日に突如開設され、本人なのか、偽アカウントなのでは、と疑うファンも続出し、瞬く間にトレンド入りを果たしました。開設された翌日にはフォロワー100万人を突破、現在は300万人を超えています。山内さんも「嘘かと思いました。日本で一番連載が待たれる作家なので、まさかそんな方がTwitterをやるなんて」と驚きを隠せなかったよう。淳さんも「何度も連載再開しては休載を繰り返している。それでも待っている(多くのファンがいて)それを含めてエンタメになっている」と待ち望むファンたちがTwitterを通して冨樫先生の動向を見守っている様子についてもコメントしました。

「タコピー」
 「少年ジャンプ+」で配信されたタイザン5先生の作品「タコピーの原罪」に登場するキャラクターおよび愛称の「タコピー」。衝撃的な内容が話題を呼び、最終回が配信された今年3月25日にトレンド入りしました。山内さんによると「タコピーのすごいところは全2巻なんです。こういう作品が全2巻ってめずらしい。たった2巻で心をえぐられまくる」とタコピーのすごさを語り、タコピーを読んだという向さんも「最後が見事。実写化、映画化して欲しい」とコメントしました。

「東京卍リベンジャーズ」
 昨年も人気を博していた「東京卍リベンジャーズ」。今年はコミック完結が大きな話題になりました。最終話が掲載された今年11月16日に トレンド入り。コミックだけでなく、アニメ、映画など総合的な盛り上がりを見せました。2023年GWには2作分けて映画が公開に。「世の中に愛された作品ですよね」と淳さんもその人気の高さに納得していました。山内さんは「(コミック)完結のタイミングでトレンド入りをしている。今は漫画の終わり方がすごく変わってきていて、今はいいところでスパッと終わらせる。漫画は過程の文化でもあるので、最後をどう終わらせるかがおもしろい」とヒット作品ならではの終わり方についても言及していました。

 今年のコミックトレンドを振り返り、山内さんは「コロナ禍を経て、漫画の質が上がった」と語りました。「毎週連載が続く漫画業界で休みがない中、一時期止まって休載となり、体制を整えて再スタートすることができる。そのことによって質が上がっている」と分析。また、「過去の作品が盛り上がっている。新作は過去の名作と戦うことになるのでどんどん質が高まっている。また韓国発祥のWEBTOONの流れもあり、コマ割りがなくても縦スクロールで見られるので世界展開できる」と漫画業界のこれからの展望についてもコメントしました。

  • Twitter Game Trend 2022

「ポケモン」
 今年6月1日に「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」の情報が公開されたことでトレンド入り。今年1月には「Pokémon LEGENDS アルセウス」が 発売されたこともあり、1年を通じてポケモンが大きな話題になりました。また「アルセウス」は、前作の「ダイパリメイク」を超える売り上げを記録したとのこと。「スカーレット/バイオレット」は発売3日で、販売本数1000万本を突破し、これまでに発売された任天堂ハード向けソフトの中で歴代最高記録となったそう。嵯峨さんは「(昔からある作品が)記憶を塗り変えるような売り上げを叩き出すほどのヒットを出すというのがすばらしい」と、ポケモンの衰えぬ圧倒的人気についてコメントしました。

「スプラトゥーン3」
 今年9月9日「スプラトゥーン」シリーズの最新作 「スプラトゥーン3」が発売されトレンド入り。発売 3 日でスイッチゲームの国内売り上げ最速を塗り替えたほど、シリーズ最高の大ヒットを記録しました。「3」の発売と同時に、「スプラトゥーン」をやり込むための「スプラ休暇」という言葉がTwitter で流行。その上をいく「スプラ退職」を奨励するツイートも出現しました。淳さんとサッシャさんは親子で遊んでいるとのこと。サッシャさんは「親子の会話が増えました。ありがとうスプラトゥーン」とコメント。年齢問わずハマる楽しさが人気の秘訣のようです。

「サンブレイク」
 今年6月に発売された「モンスターハンターライズ:サンブレイク」はシリーズ最新作「モンスターハンターライズ」の超大型拡張コンテンツで、発売日前日からトレンド入り。売り上げも全世界400万本を突破し、「モンスターハンターライズ」も全世界1,100万本を突破したそうです。ゆうちゃみさんはやったことがないとのことで「男の子が遊ぶゲームなのかなという印象だった」と話すと、淳さん「女子ハンター多いですよね」とコメント。また嵯峨さんは「昔のモンハンはストーリーがあるというイメージはないかもしれませんが「サンブレイク」はストーリーにも力を入れていて進化しているのを感じられます」とコメントしました。ただ狩りをするだけじゃない、キャラクターたちとのドラマも楽しめるようになっていることを話しました。

 今年のゲームトレンドを振り返り、嵯峨さんは「いろいろな大作が花開き、ゲーム業界としてかなり盛り上がった年でした。大作だけでなく、海外の少人数のチームが作ったゲームも日本のゲームファンたちが当たり前に遊ぶようになり、日本のファンがいろいろなゲームを受け入れる土壌ができてきている。多様性のある作品がヒットした一年でした」と話しました。またトレンド入りした3つのゲームの共通点として「モンハンもアップデートで新しいモンスターが登場して長く楽しめる。「スプラトゥーン」もそう。アップデートで新しいコンテンツが増えていくっていうのが主流なので、1本買ったらすごく長く楽しめる」とコメントしました。
 

  • Twitter News Trend 2022

「キンプリ」
 2018年にCDデビューして以降、圧倒的な人気を誇っていた5人組グループ King&Prince(通称キンプリ)。今年11月4日、メンバー5人のうち 3人が来年5月に脱退することを発表し、トレンド入りしました。突然の発表に Twitter では「ティアラ」と呼ばれる キンプリのファンたちを中心にファンの悲しみやエールの声があふれました。菊池さんは「結成5年目で、これから油がのってどんどんよくなるグループだと思っていたので、ここで?と本当に驚きましたね」とこのニュースに衝撃を受けたと話しました。淳さんも同様に「どんどんパフォーマンスもよくなっていって、楽曲の良さもあって、みんなが期待を寄せていたところだった」と驚きを隠せない様子でした。

「Twitter終了」
 電気自動車メーカー「テスラ」や 宇宙開発企業「スペース X」の CEO イーロン・マスク氏が、10月末、アメリカ・ツイッター社の買収を完了したという報道が出ました。サービスが実際に終了するわけではありませんが、変化を不安に感じたユーザーが発した「Twitter終了」がトレンドに。ゆうちゃみさんも「マジでビビりました。初めてのSNSがTwitterだからなくなるって考えられない」とTwitterへの愛を語ると、淳さんは「企業が長く続けていくうえでTwitter社を守るための判断だったのでは。ユーザーが使いづらくなる、不便だなというふうにはならないと思ってる」とコメント。「Twitterと同じようなSNSないよね」と淳さんが話すと、ゲストのみなさんも口々にTwitterの良さを語りました。

「皆既月食」
 今年11月8日 、2022 年最大の天文現象と言われる「皆既月食」が起こり、トレンド入りを果たしました。日本全国で月食の始まりから終わりまでの全行程を見ることができたため、Twitter では全国各地での皆既月食写真がツイートされました。皆既月食の軌道とスカイツリーを映した美しい画像には45万いいねがついたり、俳優の要潤さんは「謎の飛行物体」が写り込んでいるとツイートし話題に。また月食を撮りそびれた写真をアップする「#月食写真下手くそ選手権」 のハッシュタグで多数投稿されました。淳さんは「失敗してもこうやって楽しめるのがいいですよね」とコメント。いいものもそうでないものも楽しめる「ツイッターだから生まれる、こんなことで盛り上がれるんだ、っていうのがツイッターならではですよね」とコメントしました。

 今年のニューストレンドを振り返り、菊池さんは「衝撃的だったのはやっぱりキンプリ。滝沢秀明さんのジャニーズ事務所退所とTwitter開設もありました。近年よくあった不倫騒動とか、そういうニュースは最近は少なかった印象です。スキャンダルに関してはおとなしい一年だったかなと思います」とコメントしました。
 

  • Twitter Trend Word 2022

 そしていよいよ、“Twitter Trend Word 2022”と題し、今年、日本語でツイートされたものの中から最も多く投稿されたワードを発表しました。

「ウクライナ」
 ロシアが今年2月24日、隣国ウクライナに侵攻。国境付近に軍を集めていたロシアが、突然ウクライナに攻め込んだことで国際社会は衝撃を受けました。ロシアの攻撃により、ウクライナでは多くの市民が亡くなり、1400 万人を超える難民が出ました。短期間での勝利を目指していたロシアの目論見は外れ、戦争は長期化。現在も多くの被害が出ています。堀さんは「SNSがある時代でよかったなと。各現場にいる市民のみなさんが発信してきた。一方、権威的な中にいても声をあげる人の声も聞けた。ある特定のメディアだけを見ていたら伝わらないことも、SNSがあることによって、市民から大統領、首脳、軍人のあらゆる人たちの言論を手に入れられたというのはよかったこと」とSNSがあることでリアルタイムで知ることができる新しい情報戦になっていることについてコメントしました。

「サッカー日本代表」
 今年11月から行われた 「2022 FIFAワールドカップ カタール」で、日本代表は 第1戦ドイツ、そして第3戦スペインに勝利し、グループステージをまさかの首位突破。ドイツ戦があった11月23日にトレンド入りしました。W 杯優勝経験のあるドイツとスペイン相手のジャイアントキリングは日本だけでなく世界をも驚かせました。 惜しくもベスト16で、クロアチアにPK戦の末敗れたものの、サッカー日本代表に関する多くの話題がトレンド入りしました。全64試合をABEMAが生中継し、元日本代表である本田圭佑さんが解説を担当。独特な解説は瞬く間に話題を呼び、サッカーに普段興味のない方が試合を見る一つのきっかけにもなりました。山崎さんもまさにその一人。「今回のW杯で、初めてサッカーをちゃんと見ました。こんなにスポーツっておもしろいんだっていう感動することがたくさんあって。本田さんのおかげでハマりました」とコメントしました。

「国葬」
 今年7月8日、安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され亡くなりました。6日後の14日、岸田首相は安倍元首相のこれまでの功績を称え国葬にする考えを記者会見で表明。22日に閣議のみで国葬は決定し、9月27日に日本武道館で国葬が執り行われました。費用はすべて「国費」となったこと、国葬のプロセスに対して賛否が分かれました。淳さんは「結果、日本を分断することになってしまった。もう少しプロセスをちゃんとしていればここまでの分断は起きなかったのでは」と話すと、堀さんは「メディアの伝え方が分断を生んだのでは」と伝えました。「国民の不満が、国葬であぶりだされたのでは」と、このことをきっかけにさまざまな賛否の声が出たのもSNSならではと淳さんは話していました。

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