京セラのプレスリリース
『私のハッシュタグが映えなくて。』(#タグなく)
2023年1月19日(木) 午前4時 WEBにて公開!!
声優に『SPY×FAMILY』『聲の形』等ご出演の早見沙織さんと
『進撃の巨人』『僕のヒーローアカデミア』等ご出演の梶裕貴さんを起用!
アニメの主題歌はSHISHAMOさんが書き下ろし!
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)は、就活生やZ世代に向けたオリジナルアニメーション第2弾『私のハッシュタグが映えなくて。』(#タグなく)を2023年1月19日(木)午前4時から、京セラ発オリジナルアニメ第2弾特設サイトで公開します。
本オリジナルアニメーションでは、社会的に“映える”肩書や評価を得られないことに悩む主人公が、“誰かのために”という想いの大切さに気付き、ひたむきに前向きに取り組む物語を魅力的なアニメーションで描いています。SNSで評価される肩書がないことや周りと比べて自分に自信が持てないことに悩む大学生や就活生、Z世代の皆さんに寄り添う作品です。
声優には、テレビアニメや劇場アニメの話題作で活躍し、『SPY×FAMILY』『聲の形』等にご出演の早見沙織さん、『進撃の巨人』『僕のヒーローアカデミア』等にご出演の梶裕貴さんを起用しました。共演歴もあり抜群のコンビネーションを見せるお二人による声の演技をお楽しみいただけます。
主題歌は、今年でCDデビュー10周年を迎えたSHISHAMOさんによる書き下ろしの新曲『きらきら』を起用しました。SHISHAMOさんがアニメーション作品に楽曲を書き下ろすのは初めてとなります。若者のリアルな不安や悩みに寄り添いながら、前向きな気持ちになれる楽曲です。
京セラ発オリジナルアニメ第2弾特設サイトURL:
https://www.kyocera.co.jp/animation/tagunaku/
オリジナルアニメーション『私のハッシュタグが映えなくて。』キービジュアル
オリジナルアニメーション本編動画
概要
タイトル :『私のハッシュタグが映えなくて。』
公開開始日 :2023年1月19日(木)午前4時
公開先 :京セラ発オリジナルアニメ第2弾特設サイト
URL :https://www.kyocera.co.jp/animation/tagunaku/
制作スタジオ :株式会社 バンダイナムコフィルムワークス
監督 :千明孝一
キャラクター原案 :大今良時
楽曲 :SHISHAMO『きらきら』
声優 :早見沙織、梶裕貴
ストーリー
20xx年。若者を中心に自分の周りに空中ディスプレイで#(ハッシュタグ)を映し出し、自己表現することが日常となっている時代。中でも「レアタグ」と呼ばれ、社会的評価によって得られる特別なタグがあった。周りと比べ自分に自信の持てないユメは、「レアタグ」を目当てにアイデアコンテストへ挑戦するものの、なかなかうまくいかない。そんなとき、ユメとその弟のやりとりを見て、いつもと違う彼女の一面に気づいた大学の先輩ミノル。彼の一言がユメの背中を押し、アイデアが動き始める。
キャラクター
<ユメ>
ユメ役:早見沙織
情報システム工学科の大学3年生。普段はおとなしい性格で、家族に優しい頑張り屋。困っている人は放っておけないところがある。将来を考えることが増えてつい周りと比べてしまい、「レアタグ」を持っていない自分に特長がないと不安を感じている。お菓子づくりが趣味。
<ミノル>
ミノル役:梶裕貴
ユメと同じゼミの先輩。大学4年生。要領がよく、いつも適当なようで抜かりなくこなすタイプ。根っこは筋が通っていて、人情を大事にする。「レアタグ」を複数持っていることで、周りからは天才と思われがち。真面目で不器用な後輩・ユメを何かと気にかける。
クリエイターについて
第1弾作品『「あなたを一言で表してください」の質問が苦手だ。』(#あなひと)と同じく、制作スタジオは「ガンダムシリーズ」など近未来の世界を描く作品で定評のあるバンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)、監督は劇場長編アニメ『ブレイブストーリー』等に携わった千明孝一さん、キャラクター原案は漫画『不滅のあなたへ』や『聲の形』を代表作とする人気漫画家・大今良時さんを起用しました。
また、今回の楽曲は幅広い世代から人気の高いSHISHAMOさんの書き下ろしとなっております。
出演者について
声優は、早見沙織さんと梶裕貴さんを起用しました。早見さんはキャラクター原案者の大今さんの代表作『聲の形』でヒロインを演じた経験があり、大今さんの世界観を表現するのにぴったりの声優です。また、お二人は、劇場アニメやテレビアニメでの共演歴もあり、社会的に“映える”肩書や評価が得られないことに悩む主人公が“誰かのために”という想いの大切さに気づく物語を、息の合ったコンビネーションで演技していただきました。
タイトルに込めた想いについて
タイトル『私のハッシュタグが映えなくて。』は、肩書や評価などの“映える”経歴がないために周りと比べて自信が持てないでいる若者の心情を表したものです。
電通若者研究所(以下、ワカモン)が2021年1月に実施した「第2回 Withコロナ時代の若者意識」の調査によると、高校生・大学生の8割近くが「これから先の未来の見通しが立たなくて不安だ」と感じていることが明らかとなりました。またワカモンが2021年12月に実施したコロナ禍の日常生活に関するアンケート「好きなことまるわかり調査」によると、高校生・大学生の6割近くが「自分に特技や特別詳しいものがないと、不安だ」と回答しています。
このように多くの若者が、先行きの不透明な将来に対する漠然とした不安の中、自分自身の肩書や評価などの“映える”ステータスがないと、周りと比べて「自信が持てない」と感じているようです。
作中ではそんな不安な気持ちでいた主人公が、“誰かのために”という気持ちが大切であることに気付いていく心の機微を丁寧に描写しています。
当社が展開するさまざまな事業は、今でいう“映える”存在ではありません。しかし、 “誰かのために”という想いを原動力にして人々の暮らしや社会に貢献できるよう、製品やサービス等を生み出しています。そのような当社の想いを主人公の姿に重ね、内側から輝きがみなぎり、誰かのためにまっすぐに取り組みたいと思っている人を応援する気持ちを込めて本オリジナルアニメーションを制作しました。
出演者からのコメント
梶裕貴さん
Q:ミノル役を演じて、印象に残っているセリフやシーンはありますか?
A:ユメの「誰かのために」というセリフです。この作品のテーマでもあり、彼女が新しい一歩を踏み出すためのきっかけにもなっているワードだと思うので、自分の心にも刺さりました。
Q:梶さんの学生時代はどんな感じでしたか?
A:中学時代、人見知りで、恥ずかしがり屋で、みんなの前で何かをするのは苦手な性格でしたが、学級委員に推薦されたことがきっかけで、周りが求めてくれるならそのために頑張りたいという気持ちになりました。だからこそ、この作品のユメへの気持ちもすごく理解できましたし、その「誰かのために」というのが今こうして声優をやらせていただいている中でも、自分の中で大きな意味を持っているという感じがします。
Q:ミノルは後輩のユメを見守る立場でした。梶さんが後輩の方から頼られることはありますか?
A:(頼られることは)あんまり得意な方じゃないと思います。その中で自分に何ができるかを考えると、声やお芝居やその背中から、役に思いを持って取り組んでいることを感じてもらえるような自分でいることが大切かなと思っています。
Q:自分にハッシュタグをつけるとしたらどうされますか?
A:「#声優」ですね。「#声優」で調べた時に梶裕貴という名前が出てくるというのもそうですが、演じたキャラクターなど間接的に関わった形でも自分自身のお芝居や声をお届けできるような声優でありたいという思いも込めて、「#声優」ですかね。
Q:アニメの主人公ユメのように、「誰かのために」アクションを起こした経験はありますか?
A:自分に子どもが生まれて、子どものために何ができるのかということを第一に考えるようになりました。「誰かのために」という思いについて、この年齢になって改めて教えてもらっているような気がします。
Q:アニメをご覧になる皆さんへのメッセージをお願いします。
A:とても素敵な作品です。登場するキャラクターたちは大学生が中心なのですが、その年代の皆さんが見て、ものすごく刺さるシチュエーションやセリフがたくさんあるのかなと思います。僕自身もこの作品、この物語に触れて当時を思い出すこと、そして今の年齢になっても感じる部分がたくさんありました。この作品が皆さんにとって新しい一歩を踏み出すきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。楽しく演じさせていただきましたので、ぜひ何度も繰り返しご覧いただけたら嬉しいです。
SHISHAMOさん(吉川美冴貴さん・松岡彩さん・宮崎朝子さん)
Q:もしも自分たちでSHISHAMOにハッシュタグをつけるとしたら、どんなハッシュタグをつけるでしょうか?
A:「#晴れバンド」ですかね。天気の運がよくて、なかなかライブの日に雨が降ることがなくて、雨が降っていても登場する1分前に止んだりすることがあるので、「#晴れバンド」かなと思います。
Q:アニメの主人公ユメのように、周りの人と比べてちょっと落ち込んでしまったり、劣等感を感じた経験はありますでしょうか。
A:吉川美冴貴さん
私は中学生のときにサッカーをやっていて、チームメイトと自分を比べて、自分は全然できないとドツボにはまっていくみたいな経験があります。でもそれもまた自分だなと受け入れながら、自分らしくできたらいいなと、成長と共に時間がそういう悩みも解決してくれました。
A:松岡彩さん
お姉ちゃんが何でもできる人で、お母さんにほめられるのは、いつもお姉ちゃんでした。絵を描くことも、勉強もできる姉に劣等感を感じ、それで悩んだ時もありましたが、音楽をやった時だけ私がほめられるということに気が付いて、小学校の時から音楽をやり続けました。今もこうやって音楽を仕事にできているので、それもきっと私の糧になっているのかなと思います。
A:宮崎朝子さん
時々、他人と自分を比べてしまいそうになることはあるのですが、それよりも戦うべきは自分だと、できるだけそうしないように心掛けています。
Q:アニメをご覧になる皆さんに向けて、楽曲「きらきら」に込めたメッセージをお願いします。
A:SNSなど日々いろいろなものが発展していって、他人からの見え方が目に付いて不安になってしまう人もいるのではないかなと思っています。この「きらきら」という楽曲は、そういう中でも自分らしくいることや、自信を持つこと、自分を愛してあげることを大切にしていきたいよね、というメッセージを込めて作った曲になります。アニメーションの物語ととてもリンクしている部分があるので、物語が進むにつれて大事なことに気づいていくという部分に注目して見てもらえたら嬉しいなと思います。
京セラ発オリジナルアニメとは
Z世代を中心とした若年層に向けて、京セラが変わらず持ち続けている「誰かのために」という想いの大切さを、完全オリジナル書き下ろしの物語で伝える作品が「京セラ発オリジナルアニメ」です。
第1弾の「♯あなひと」、第2弾「♯タグなく」ともに、将来に不安を感じてしまうZ世代の方々に寄り添い、「誰かのために」行動することで、自分の新たな一面や出会いを見つけることが出来るかもしれない、と前向きに行動できる一歩に繋げて頂きたい、と京セラからの応援の気持ちを込めて制作しています。
アニメで描かれている京セラの「スマートシティテクノロジー」について
京セラは、デジタル化による効率を追求するだけでなく、文化や自然などその地域独自の特徴を生かし、自立した、多様性のある、持続可能で、人と人とが寄り添い、地域どうしもお互い尊重しあいながら支え合う地域分散社会を、目指すべきスマートシティと捉えています。これらの実現を目指し、京セラは「情報通信」、「モビリティ(自動車関連)」、「環境・エネルギー」、「医療・ヘルスケア」、の4つの重点市場に注力しています。
本作品には、次世代のまちづくりに貢献する、京セラが考えるさまざまな未来のテクノロジーが登場します。
モビリティ:モビリティの可能性を広げる
人口減少による労働力不足の解消のために、安全安心な無人着せ替え配送モビリティを構想中。例えば、上部を着せ替えすることで、ある時はさまざまなモノの運送車として、またある時は移動販売車やゴミ収集車として、多様なサービス・ソリューションを提供します。
【未来テクノロジー】 無人着せ替え配送モビリティ
エネルギー:再生可能エネルギーを持ち運ぶ
地球全体が抱える環境問題を解決するため思い描くのは、太陽光発電による再生可能エネルギーを活用したバッテリーステーション。バッテリーは共通化されているので、平常時はモビリティなどのさまざまな機器に利用可能です。利便性が高く、災害時のエネルギー不足にも貢献します。
【未来テクノロジー】 再生可能エネルギーを活用した バッテリーステーション
コミュニケーション:コミュニケーションを未来の形へ
アニメに登場する空中に浮かぶディスプレイのように、未来には想像もしないコミュニケーションの形が生まれるかもしれません。京セラはテクノロジーを進化させることで、安全で充実したコミュニケーションの実現を目指しています。
【未来テクノロジー】 空中に浮かぶディスプレイ
ライフサポート:日々の健康をテクノロジーで支える
アニメで主人公のユメが考えた、感情を認識するアプリ。表情やバイタルデータから感情や健康状態を読み取れたら…、と思うシーンは数多くあります。京セラは日々テクノロジーを進化させ、QOL(Quality Of Life)のさらなる向上に努めています。
【未来テクノロジー】 感情を認識するアプリ
クリエイター情報
<アニメーション制作スタジオ>バンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)
「機動戦士ガンダム」「コードギアス」シリーズをはじめとする近未来を舞台とした人気ロボットアニメーションや、世界的な人気を誇る「ラブライブ!」シリーズなどのさまざまな作品を制作し、国内外で支持されているアニメーション制作スタジオ。
<監督>千明孝一
タツノコアニメ技術研究所に入所後、原画マンとして数々の作品に参加し、劇場作品『ヴイナス戦記』で初演出。その後も絵コンテ、演出、監督としてアニメ制作に携わり、劇場長編アニメ『ブレイブストーリー』では監督を務めた。主な監督作品として『ラストエグザイル』『ドルアーガの塔』などがあり、近年もNetflixアニメーション『虫籠のカガステル』で監督を担当した。キャラクターの心の機微などの感情表現や動きの面白さ、スケールの大きな世界観を得意としている。
<キャラクター原案>大今良時
『不滅のあなたへ』『聲の形』を代表作とする岐阜県出身の女性漫画家。週刊少年マガジンで連載中の『不滅のあなたへ』は、2021年4月よりTVアニメーションが放送。キャラクターが非常に特徴的で、日常生活におけるキャラクターの内面を深堀りし、感情描写が印象的な作品を制作している。
<楽曲>SHISHAMO
宮崎朝子(Gt.Vo)、松岡彩(Ba)、吉川美冴貴(Dr)からなる3ピースロックバンド。2013年春、高校卒業と同時に本格的にバンド活動を開始し、同年11月にデビューアルバム『SHISHAMO』をリリース。CDデビューからわずか2年で初の「日本武道館」単独公演を成功に収める。2017年には「第68回NHK紅白歌合戦」に出演。CDデビュー10周年イヤーに突入した2023年は1月に日本武道館で「SHISHAMO NO BUDOKAN!!! 〜10YEARS THANK YOU〜」を開催、2月には初のコンセプトアルバム『恋を知っているすべてのあなたへ』のリリースや3月には大阪城ホール公演を予定している。
出演者情報
早見沙織
5月29日生まれ。
『SPY×FAMILY』ヨル役や『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役など話題作の主要キャラクターを務め、劇場アニメ『はいからさんが通る』や『聲の形』ではヒロインを務める。同時にアーティストとしても活躍し、2015年にテレビアニメ『赤髪の白雪姫』のオープニング曲でデビュー。以降、「孤独や生きづらさを感じる人の心に寄り添い、光となる音楽を届ける」をテーマに活動を続ける。ラジオ番組「早見沙織のふり~すたいる♪」(文化放送)でパーソナリティとして活躍中。
梶裕貴
9月3日生まれ。2004年に声優デビュー。『進撃の巨人』エレン・イェ―ガー役や『僕のヒーローアカデミア』轟 焦凍役、『七つの大罪』メリオダス役など、話題作のキャラクターを数多く演じる。
2013年度には史上初の2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。2018年に著書『いつかすべてが君の力になる』を出版し、累計7万部のヒットを記録。実写での主演をはじめ、舞台や朗読劇、プロデュースなど活躍の場を広げている。その声に、人間の脳と心に癒しの効果を与えるという「1/fゆらぎ」の響きを持つ。
京セラ株式会社
代表取締役社長 :谷本 秀夫
本社所在地 :京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6
設立 :1959年4月1日
資本金 :115,703百万円
グループ会社数 :299社 (京セラ(株)含む。2022年3月31日現在)
グループ従業員数 :83,001名(持分法適用子会社、持分法適用関連会社は除く。2022年3月31日現在)