ミニシアター系サブスク【ザ・シネマメンバーズ】2月の配信作品ラインナップ紹介

株式会社 ザ・シネマのプレスリリース

洋画専門チャンネルザ・シネマが手掛ける、ミニシアターに特化した動画配信ストリーミングサービス【ザ・シネマメンバーズ】が、話題のシャンタル・アケルマン監督作、そして「レトロスペクティブ:ヴィム・ヴェンダース」と題し、ヴィム・ヴェンダース監督を3か月連続で特集いたします。

英国映画協会が10年おきに発表する「史上最高の映画100選」で見事1位を獲得し、話題となったシャンタル・アケルマンの異色作にして傑作『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』がついに登場。そしてヴィム・ヴェンダース監督作の4Kレストア版を含む計7作、さらに台湾のアカデミー賞にあたる金馬奨で5部門を受賞したチェン・ユーシュンの『1秒先の彼女』を配信。
 

1970年代に長編映画デビューして、1980年代から90年代のミニシアター・ブームを牽引、ロードムービーというジャンルを世の中に定着させた現代ドイツを代表する監督ヴィム・ヴェンダース。長年日本でも愛されており、2021年には最新レストア素材を使った大規模な特集上映が開始されて大盛況となった。ザ・シネマメンバーズでは、「レトロスペクティブ:ヴィム・ヴェンダース」と題して、ヴェンダース自らの監修で生まれ変わったレストア版を含んだ、彼のフィルモグラフィーを存分に味わえる珠玉の作品群を3カ月に渡って大特集。2月は人気の“ロードムービー3部作”を含む、初期の名作7作品が配信開始。

空港で足止めをくらった青年と少女の不思議な交流劇を粒子の粗いモノクロ映像で詩情豊かに綴る
“ロードムービー3部作”の第1作『都会のアリス 【レストア版】』
作家を志す若者のモラトリアムな彷徨を紡ぎ上げた“ロードムービー3部作”の第2作『まわり道 【4Kレストア版】』
2人の男の旅と友情をスタッフが実際に旅をしながら撮影する即興演出で描き出した
“ロードムービー3部作”の完結編『さすらい 【4Kレストア版】』
監督ならではの映像美がアーティスティックな雰囲気を醸し出す娯楽性を兼ね備えた
エキセントリックなサスペンス『アメリカの友人 【4Kレストア版】』
新作の撮影中断に追い込まれた映画監督の虚ろな心象風景に
ヴェンダース自身の私的な葛藤を反映させたモノクロ映画『ことの次第 【4Kレストア版】』
不朽の名作小説の映画化に挑んだヴェンダースが、
恥辱の刻印を押された女性の波瀾万丈の生き様を描く『緋文字(1972)』
ヴィム・ヴェンダース×ニコラス・レイ。
伝説的なコラボレーションから生まれた虚実入り混じる異色作『ニックス・ムービー/水上の稲妻』をお届けします。

さらに昨年のリバイバル上映でも再び注目が集まり、英国映画協会が10年おきに発表する「史上最高の映画100選」で見事1位を獲得し、話題となったシャンタル・アケルマンの異色作にして傑作
『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』や、
映画ファンの間で予測不能なストーリー展開の面白さが評判となった、
台湾のアカデミー賞にあたる金馬奨で5部門を受賞したチェン・ユーシュン『1秒先の彼女』を配信。
映画ファンなら見逃せない作品が目白押しのラインナップでお届け!

ザ・シネマメンバーズを見るにはこちら:https://members.thecinema.jp/

《配信作品情報》
レトロスペクティブ:ヴィム・ヴェンダース 1

●『緋文字(1972)』
2月4日~配信

不朽の名作小説の映画化に挑んだヴェンダースが、
恥辱の刻印を押された女性の波瀾万丈の生き様を描く

ヴィム・ヴェンダースが40年以上のキャリアの中で唯一手がけた歴史劇。何度も映画化されてきたナサニエル・ホーソーンの小説を原作に、コミュニティの規律や偏見によって孤立した女性の苦悩と尊厳を描き出す。
 

●『さすらい(1976) 【4Kレストア版】』
2月11日~配信
即興で綴る「映画を届ける旅」──
ヴィム・ヴェンダースによるロード・ムービー3部作の最終章

ヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー3部作最終章。小さな町の映画館を渡り歩く男たちの旅を、スタッフが実際に旅をしながら即興で演出。カンヌ国際映画祭FIPPERSCI(国際映画批評家連盟)賞を受賞。
 

●『まわり道 【4Kレストア版】』
2月11日~配信
ゲーテの青春小説をヴェンダースが翻案。
作家を志す若者のモラトリアムな彷徨を紡ぎ上げたロードムービー

ヴィム・ヴェンダースが『都会のアリス』に続いて撮り上げた“ロードムービー3部作”の第2作。ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」を現代に翻案し、さまよえる若者の孤独を寂寥感漂うムードで描く。
 

●『都会のアリス 【レストア版】』
2月11日~配信
映画作家ヴェンダースの原点がここに!
青年と少女のあてどない旅を綴るロードムービーの名作

『まわり道』『さすらい』へと連なるヴィム・ヴェンダースの“ロードムービー3部作”の第1作。ひょんなことから旅の道連れとなった青年と少女の不思議な交流劇が、粒子の粗いモノクロ映像で詩情豊かに展開する。
 

●『アメリカの友人 【4Kレストア版】』
2月18日~配信
詐欺師トム・リプリーの完全犯罪の行方は?
名匠ヴィム・ヴェンダースの映像美が際立つサスペンス

名匠ヴィム・ヴェンダースがパトリシア・ハイスミスの小説「トム・リプリー」シリーズを原作に、娯楽性を備えたサスペンス映画を製作。監督ならではの映像美がアーティスティックな雰囲気を醸す。
 

●『ニックス・ムービー/水上の稲妻』
2月18日~配信
ヴィム・ヴェンダース×ニコラス・レイ。
伝説的なコラボレーションから生まれた虚実入り混じる異色作

ヴィム・ヴェンダースが『大砂塵』『理由なき反抗』などの孤高の映画作家、ニコラス・レイとのコラボレーションを実現した一作。現実と虚構が錯綜する映像世界に、死期迫るレイの壮絶な姿が刻み込まれた異色作だ。
 

●『ことの次第 【4Kレストア版】』
2月25日~配信
撮影中止の危機に見舞われた映画クルーの夢と現実。
ヴェンダースの私的な葛藤が反映されたモノクロ映画

『ハメット』でフランシス・F・コッポラと衝突したヴィム・ヴェンダースが、その苦い経験を投影させたベネチア国際映画祭金熊賞受賞作。新作の撮影中断に追い込まれた映画監督の虚ろな心象風景を浮き彫りにする。

シャンタル・アケルマン&チェン・ユーシュン

★英国映画協会「史上最高の映画100選」1位!
●『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』
2月1日~配信
子育て、家事、売春…平凡な主婦の「日常」を執拗に追う、
シャンタル・アケルマンの異色作にして傑作

シャンタル・アケルマンが25歳で発表し、世界中に衝撃を与えた傑作。子育ての合間に体を売る主婦の日常を、アパート内の固定カメラによる長回しで延々と映し、少しずつ生じていく心のひずみを淡々と描き出す。
 

●『1秒先の彼女』
2月1日~配信
何をするにもワンテンポ早い女と遅い男──
“時差”がある2人のめぐり逢いを描く予測不能なラブストーリー

1990年代に台湾ニューシネマの異端児として名を馳せたチェン・ユーシュンが長編復帰3作目で原点回帰。消えた1日を巡る謎解きを優しさとユーモア満点に綴り、台湾のアカデミー賞にあたる金馬奨で5部門を受賞。

『緋文字(1972)』© 1972 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH 『さすらい(1976) 【4Kレストア版】』© Wim Wenders Stiftung 2014 『まわり道 【4Kレストア版】』© Wim Wenders Stiftung 2015 『都会のアリス 【レストア版】』© Wim Wenders Stiftung 2014 『アメリカの友人 【4Kレストア版】』© Wim Wenders Stiftung 2014 『ニックス・ムービー/水上の稲妻』© 1980 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH 『ことの次第 【4Kレストア版】』© 2015 WIM WENDERS STIFTUNG  『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』© Chantal Akerman Foundation 『1秒先の彼女』©MandarinVision Co, Ltd
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ザ・シネマ メンバーズとは
【ザ・シネマメンバーズ】は、ミニシアター・単館系作品を中心に、大手配信サービスでは見られない作品を“映画が本当に好きな人へお届けします。「観たくても見つけれられなかった映画との出会いを提供する場でありたい。」そんな純粋な思いから生まれたサービスが、【ザ・シネマ メンバーズ】です。毎月お届けする作品は、ごく限られた本数になりますが、愛すべき作品を信念とこだわりをもってしっかりとセレクト。厳選した作品のみを提供。好きな時に好きな場所で観られる、「ミニシアター系のサブスク」です。
【公式WEBサイト】 https://members.thecinema.jp/
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