株式会社ACCAのプレスリリース
気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携して、様々な時代の「良い日」に生きる人間の物語を「映画」で伝えていく『YOIHI PROJECT』。第1作目の映画『せかいのおきく』(4月28日公開)に続き、『うんたろう たびものがたり』の絵本出版とアニメ化が決定!
江戸時代のサーキュラーエコノミーを題材に3人の若者の恋と青春を描いた映画『せかいのおきく』を誕生させた『YOIHI PROJECT』が、次の世代に想いを伝えるために新たな作品を贈ります。
『うんたろう たびものがたり』は映画『せかいのおきく』の世界から生まれた、うんちの“うんたろう”の物語。作・絵は『ぱかっ』『くるっ』『ぞぞぞ』(ポプラ社)などの絵本作家、森あさ子。“うんち”を通して循環社会を楽しく親子で学べる絵本です。
更に絵本出版に合わせアニメ化も決定!主人公の“うんたろう”役に種﨑敦美( 『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役)、“パエパ”役に山口勝平( 『ONE PIECE』ウソップ役)、 “うんすけ”に大森日雅(『プリパラ』月川ちり役)、“うんぞう”に落合福嗣(『グラゼニ』凡田夏之介役)、 “キモノン”役に小林ゆう(『進撃の巨人』サシャ・ブラウス役)、と豪華キャストが集結!種﨑敦美と山口勝平からのコメントも到着致しました。
『YOIHI PROJECT』は100年後の未来に伝えたいメッセージをエンターテイメントの力で様々な世代に発信していきます。
絵本『うんたろう たびものがたり』
絵本『うんたろう たびものがたり』作/森あさ子
発行/YOIHI PROJECT 発売/世界文化社
100 年後の地球に残したい『YOIHI PROJECT』企画
映画『せかいのおきく』にインスパイアされて制作した絵本が誕生!
エコの先駆け・江戸時代を舞台に、主人公うんたろうの愉快な旅物語を描いた作品。
現代の子どもたちに、うんちが肥料や野菜と姿を変えていく「循環システム」の知恵や価値を、
大人気絵本作家・森あさ子さんの鮮やかな切り絵で楽しく伝えます。
読者対象: 4・5歳~小学生。◎ 2023 年4月12 日発売予定 32 頁 定価:1,540円(税込)
森あさ子コメント
このような興味深いプロジェクトに参加することができ大変光栄です。
はるか昔から循環型社会を構築してきた当時の人々、そしてうんちたちに思いを馳せ、楽しく制作させて頂きました。
著者/森 あさ子
1975年 東京都生まれ。映画・ミュージックビデオなどの映像美術にたずさわったのち、イラストレーター・絵本作家として活動。おもな作品に『あなのなか』(岩崎書店)、『ぱかっ』『くるっ』(ポプラ社)、『さかながはねて』『りんごごろごろ』『いちといちで』(世界文化社)、
『ガチャガチャぽん!』(マイクロマガジン社)、『はやくちレストラン』(金の星社)などがある。
アニメ「うんたろう たびものがたり」
うんたろう役 種﨑敦美コメント
うんたろうの声を担当させていただきます、種﨑敦美です。
うんたろうはもちろん、パエパも他のキャラクターたちも、みんな表情豊かで本当にかわいくて。
アフレコ中はまるで絵本の世界にいるような気分で、とても楽しく収録させていただきました!
わくわく、ドキドキの素敵な旅、うんたろうといっしょに楽しんでいただけたら嬉しいです…!
どうぞよろしくお願いいたします!
パエパ役 山口勝平コメント
今回、の〜んびりほのぼの、うんたろうと一緒に旅する、ハエのパエパ役で参加させていただきました。
自分は何処へ行くのかな?何になれるのかな?
急ぐ事はないんだなぁ。ゆっくりゆ〜っくり見つければいいんだなぁ。と思える作品でした。
【ストーリー】
江戸の長屋のかわや(トイレ)で生まれた”うんち”のうんたろう。
あたりを見回すとうんち仲間のうんすけやうんべえがいました。ハエのパエパと仲よくなったうんたろうは、外の世界に興味津々。
「ぼくたち これから どうなるの?」
にいちゃんに汲み取られ、外の世界に出たうんたろうたち。どこかへ運ばれていくようです。
しかし、ふとした拍子に他のうんちたちとはぐれてしまったうんたろうは、パエパと一緒に、仲間を探しに旅することに!
道中、いろんなものに出会い、いろんな経験をするふたり。
キモノン、バフー(馬糞)やグッグッ踊りの鍋の助、そして虹さん…。
うんたろうとパエパの旅はどこへと続いてるのでしょうか?
原作:『うんたろう たびものがたり』森あさ子(世界文化社)
監督:河村友宏 「ねこねこ日本史」『映画しまじろうと そらとぶふね』
脚本:清水匡 「ねこねこ日本史」『461個のおべんとう』
音楽:笠松美樹 「はなかっぱ」「ノンタンたいそう」
形態:尺5分×12話
制作プロダクション:ACCA/ジョーカーフィルムズ
『YOIHI PROJECT』
『YOIHI PROJECT』は気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携して、様々な時代の「良い日」に生きる人間の物語を「映画」で伝えていくプロジェクト。
発起人は日本を代表する映画美術監督・原田満生。名だたる映画監督とタッグを組み、数々の賞を受賞してきた美術監督が次世代にメッセージを伝えていきます。それに賛同した日本映画界気鋭のクリエイター、俳優たちが集結致しました。
また映画人と自然科学研究者が連携してアカデミックな観点を作品制作、プロジェクト活動に反映していくユニークな取り組みです。世界のサーキュラーエコノミー、バイオエコノミーの研究者たちとネットワークを持つ藤島義之をテクノロジー・イノベーション・ディレクターに迎え、さらに東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻教授で東京大学にOne Earth Guardians(地球医)育成プログラムを立ち上げた五十嵐圭日子がプロジェクト・フェローを務め、ドイツ、イギリス、フィンランド、アメリカなど世界トップレベルの自然科学研究者たちと連携し、世界の潮流を捉えながらプロジェクトに反映させていきます。
地球環境を守るために考えたい課題を、様々な時代や地域に生きる人間を描くことで誰もが共感できる物語として伝えていきます。
記念すべき第1作目は阪本順治監督、黒木華、寛一郎、池松壮亮出演『せかいのおきく』(4月28日全国公開)江戸時代のサーキュラーエコノミーを題材を描く、声を失ったおきくと、下肥買いの中次・矢亮の、切なくも愛しい恋と青春の物語。
【 YOIHI PROJECTラインナップ】
■YOIHI劇場映画
『せかいのおきく』
日本が世界の渦に巻き込まれていく江戸末期。
寺子屋で子供たちに読み書きを教えている主人公おきく(黒木華)は、ある雨の日、厠(寺所有の公衆便所)のひさしの下で、雨宿りをしていた紙屑拾いの中次(寛一郎)と、下肥買いの矢亮(池松壮亮)と出会う。
武家育ちでありながら今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事につく中次と矢亮。
侘しく辛い人生を懸命に生きる三人はやがて心を通わせていくが、
ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られ、声を失ってしまう…。
脚本・監督:阪本順治
出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮ほか
配給:東京テアトル/リトルモア/U-NEXT
2023年4月28日全国公開
映画公式サイト URL: sekainookiku.jp
公式 Twitter アカウント: @okiku_movie
『プロミスト・ランド』
1983 年に第 40 回現代小説新人賞受賞「プロミスト・ランド」を38 年の時を経て実写映画化。 過疎化し侵害されつつある山の集落で、禁じられた熊撃ちにあえて挑む男達。自然と共に生きるマタギの文化と人々。
それは消えつつある文化。自分の進むべき道を理不尽に閉ざされ、それでも信念を貫き、熊討ちに賭ける男と、
それに付き添う若者を描く2 人の男の物語。
監督・脚本:飯島将史
原作:飯嶋和一「プロミスト・ランド」(小学館文庫『汝ふたたび故郷へ帰れず』所収)
2023年春撮影・2024年公開予定
■YOIHIドキュメンタリー
『MARUMO』(2023年3月完成予定)
南伊勢の山間の中にある「マルモ製炭所」。
そこでほぼ毎日休むことなく木炭を作り続けている炭焼き職人・森前栄一
を追ったドキュメンタリー。自然の中で生きる職人とウバメガシが備長炭に
なるまでを追い、エネルギーについて、森と人との関係についてを考える。
撮影場所:三重県南伊勢町ほか
『マタギ』(2023年3月完成予定)
山形県庄内地方の集落に暮らす、マタギ文化を継承して生き続ける男たち。
彼らは山と共に暮らす。山の神を信じる、生きているものには
魂があると信じている。
マタギとは?時代が変化し、消えつつあるマタギの精神を記録する。
撮影場所:山形県大鳥地区ほか
『YOIHI PROJECT』公式サイト準備版
https://yoihi-project.com/
Twitter https://twitter.com/yoihi_project @yoihi_project
Instagram https://www.instagram.com/yoihi_project/