株式会社NTTドコモのプレスリリース
フェネックの“ふわふわ”、赤ちゃんの“ぷにぷに”の感覚を体感・記録
撮影では「楽器とかいいかもしれない」とフィールテックの技術に興味津々
インタビューでは、フェネックや赤ちゃんとの共演裏話を語る
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2023年2月23日(木)より、女優の綾瀬はるかさんを起用した新CM 「あなたと世界を変えていく。」 フィールテック篇を放映します。
新CMは、ドコモが開発した“触れた感覚を写真のように残し、共有できる”触覚共有技術「フィールテック™️」を紹介する内容となっています。デバイスを着用した綾瀬さんが、日常の特別な瞬間としてフェネックの“ふわふわ”、砂漠の砂の“サラサラ”、赤ちゃんの“ぷにぷに”の感覚を記録していく様子や、記録した感覚を追体験する様子を描き出します。
「コトバにならない感覚まで、共有できる時代へ。」。ドコモがめざす新しい未来像を、綾瀬さんがさまざまな感覚を体感・記録・追体験する姿とともに描いたCMとなっています。
また、撮影では、フェネックや赤ちゃんとの共演に、綾瀬さんが自然にこぼれる笑顔を見せていました。さらに、実際に触覚共有技術「フィールテック」を体験した綾瀬さんが驚きの声を上げる姿も見られました。撮影後のインタビューでは、共演したフェネックが「ものすごくパワフルでした」と身振りを交えて感想を述べる愛らしい姿のほか、赤ちゃんとの撮影では赤ちゃんに指を引っ張られて“指相撲”のような状態になった裏話を明かしています。また、「フィールテック」を使って残したい感覚について、「テニス選手がバチーンと打ってくるあの衝撃」と語っています。
ドコモが開発した触れた感覚を記録・共有できる触覚共有技術「フィールテック」によって実現される新しい世界を、綾瀬さんが実際に気持ちよい感覚を記録・追体験する過程を通して描いたCMを、ぜひお楽しみください。
- CM概要
■タイトル:「あなたと世界を変えていく。」 フィールテック篇(15秒/30秒)
■公開開始日:2023年2月23日(木)
■URL:(30秒)https://youtu.be/fvWQN_XIfMU
(15秒)https://youtu.be/b_8ZeGI4Ip4
■ストーリー(30秒):
手にデバイスをつけた綾瀬さん。アニマルカフェで”ふわふわ”のフェネックを抱きかかえた綾瀬さんからは自然と笑みがこぼれます。場所は一転して広大な砂漠。しゃがみ込んだ綾瀬さんが砂を手に取ると、デバイスをつけた手の上を”サラサラ”と砂が流れていきます。さらに場所は変わって、綾瀬さんは友達夫婦の家に。赤ちゃんの手を握った綾瀬さんは、あまりの柔らかさに、思わず「ぷにぷに!」と幸せに満ちた声を上げます。
綾瀬さんが手に着用していたデバイスを通じて、“触った感覚を写真のように残し、共有できる”ドコモが開発した触覚共有技術「フィールテック™️」によって、綾瀬さんが触れた感覚を記録していたのです。
ラボを訪れた綾瀬さんは、赤ちゃんの手を握った時の映像を見ながら、デバイスを通して触った感覚を追体験。実際に触れた時のことを感覚とともに思い出した綾瀬さんからは、「お、やわらかい」と自然とほほ笑みが浮かびます。
ラボでは他にもフィールテックを体感している人々が。小鳥が手に乗る感覚に驚いたり、まだ触れたことのない陶芸の感覚を楽しんだりしています。ラグビー観戦で盛り上がりハイタッチをする人たちの映像が映し出されたモニターの前には、デバイスをつけた男性がハイタッチの熱狂の瞬間を感覚とともに追体験しています。
コトバにならない感覚までを共有できる時代が、ドコモが開発した触覚共有技術「フィールテック」によって、すぐそこまで来ているというこれまでにない未来を描き出したCMとなっています。
綾瀬さん:気持ちいい〜 NA:触れた感覚を写真のように残せる時代が来るんです 綾瀬さん:サラサラ〜
綾瀬さん:柔らかい NA:それがドコモのフィールテック 綾瀬さん:柔らかい
NA:コトバにならない感覚まで 共有できる時代へ
綾瀬さん:お〜 NA:あなたと記憶の形を変えていく。
NA:あなたと世界を変えていく。ドコモ
- 撮影エピソード&フィールテック体験
■撮影エピソード
初めて触れるというフェネックとの撮影では、急に動き出したり身震いをしたりするフェネックに驚きながらも、優しく抱きかかえてフェネックの頭をなでる姿には、動物好きの綾瀬さんの持つ優しさがにじみでていました。
CM映像では砂漠を舞台にした砂を手に取るシーンの撮影が行われたのは、寒空の屋外。自身も寒いはずの撮影にも関わらず、スタッフが寒くないように気を使う優しさが印象的でした。
続いての撮影では、「かっこよくなりそう。かわいい」と共演する男の子の赤ちゃんにメロメロ。指を握る赤ちゃんの力の強さに驚き、赤ちゃんがくしゃみをした時にはいっしょに「ハクション!」と口にする姿も見せていました。撮影の合間にも赤ちゃんに指を握ってもらうなど、興味津々の様子でした。
ラボでの撮影も順調に終えた綾瀬さんは、すべての撮影を終えてホッとした表情。受け取った花束を手に、笑顔で撮影場所をあとにしました。
■フィールテック体験
綾瀬さんには、“触れた感覚を写真のように残し、共有できる”触覚共有技術「フィールテック」を、実際に体験いただきました。
最初の体験は、何も入っていない紙コップを持つ綾瀬さんが、別の紙コップに入れられた砂やビー玉の感触を共有されるというもの。専用の装置から伸びたコードにつながれた紙コップを持つ綾瀬さんは、何も入っていないにも関わらず、砂やビー玉の入った別の紙コップを振った感触が伝わってくることに、「自分が(ビー玉や砂を紙コップに)入れているような錯覚になる」と驚き、「(本当は)入ってるんですか?」と紙コップをひっくり返して確認する姿を見せています。さらに、今後は「遠く離れた人と握手をする」「プロのテニス選手のショット」といった感覚を共有できると聞いた綾瀬さんは、想像もしていなかった技術に驚きの表情を見せています。
続いての体験では、首から下げた球状のデバイスを両手で持ち、モニターに映し出される映像の感触を共有いただきました。陶芸家が粘土をこねる感触、お茶を点てる感触、琴の演奏の感触、心臓の高鳴る感触などを体験。綾瀬さんは、一番わかりやすかったのは「心臓の高鳴る感触」と明かし、「すごい緊張している時って“ドクンドクン”ってなるじゃないですか。あれがもっとくる感じでした」と表現しています。
体験を終えた綾瀬さんは、「楽器とかいいかもしれない」「ドラムをプロの方に弾いてもらって音楽と振動を一緒に楽しむと、より楽しめそう」と、フィールテックの楽しみ方について考えをめぐらせ、フィールテック技術に興味津々な姿を見せています。
- 出演者プロフィール・コメント
綾瀬はるかさん(女優)
出身:広島県
生年月日:1985年3月24日
血液型:B型
【コメント】
触れた感覚を写真のように残し、共有できるというドコモが開発した人間拡張基盤を用いた、触覚共有技術「フィールテック」がテーマとなっています。フェネックを触ったときの「ふわふわ」感や、砂漠の砂の「サラサラ」、そして赤ちゃんの「ぷにぷに」感など、触ったときの感触を、写真や動画のように保存して、他の誰かと共有できる時代がすぐそこまできているなんて、すごいなと思いました。
- 綾瀬はるかさん インタビュー
Q. CM撮影の感想を教えてください
触れた感覚を写真のように残し、共有できるという、ドコモが開発した人間拡張基板を用いた触覚共有技術「フィールテック」がテーマとなっています。
フェネックを触ったときのふわふわ感や、砂漠の砂のサラサラ、そして赤ちゃんのぷにぷに感など、その触った時の感触を写真や動画のように保存して、ほかの誰かと共有できる時代がすぐそこまで来ているなんてすごいことだなと思いました。
Q. 撮影ではフェネックに触られていましたがどのような触り心地でしたか?
ちょっと毛がしっとりしていて、ふわふわと細い優しい毛でした。イヌよりもネコっぽい毛質かなと思います。イヌのようにハリがあるというよりも、柔らかくてちょっと猫っ毛みたいな細い、だけど、ネコよりもちょっと毛足が長いのかなという感じです。優しいけれども、割と細い(笑)。ぷにょぷにょ?毛がふわふわって繊細な感じを受けました。(そして)ものすごくパワフルでした。しっかり持っていても、踏ん張る脚力が強くて、「うーん、邪魔だー」みたいな感じでバーンと跳んで、逃げ足が速い。
(「フェネックと生活してみたくなりましたか?」と聞かれ)でも、フェネックは逃げ足が速そうで、「待てー」って一緒に競い合った感じで毎日楽しそうですね。(笑)
Q. 赤ちゃんとの撮影はいかがでしたか?
すごくかわいかったです。いい子でした。優しく、穏やかな赤ちゃんだなと思いました。ぷにぷにとして、しっとりスベスベ、もちもち肌みたいな感じ。でも、つかんだ時の力はすごく強くて、上げようとすると下に行ってしまって。そこもまた引っ張り合うみたいな感じでした(笑)。監督さんは「上にあげて」と言われても、ゼンくんは下におろそうとするから、お互いの力相撲みたいな感じになっていました(笑)。生命力を感じました。
Q.撮影では赤ちゃんと触れ合いましたが、赤ちゃんと遊んだ経験がございましたら思い出を教えてください
最近生まれた、私の中学校の同級生の子どもは、なんとも言えない面白い表情をいつもしています(笑)。あくびも「あーむー」みたいな、「はむむー」と途中震えたり、鼻の下がすごく伸びたり、可動域もすごくて、とても面白いです。
Q.実際の触覚共有技術「フィールテック」のデモを体験してみて、いかがでしたか?
最初の紙コップのほうは、本当に自分がやっているような錯覚を覚えるくらいでした。実際に砂やビー玉を入れたあの感覚がリアルに伝わってきて、とても不思議でした。振動であの感覚が手に伝わっているのでしょうけれども、それがとてもリアルで、実際にやっているように体験できるという感じでした。
Q.「感覚を写真のように残せる」という触覚共有技術「フィールテック」ですが、綾瀬さんはどんな感覚を残したいですか?
テニス選手がバチーンと打ってくるあの衝撃を家で楽しむのはいいかなと思います。
- ドコモが開発した触覚共有技術「フィールテック™️」について
ドコモ、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project(研究室主宰者=南澤孝太教授)、国立大学法人名古屋工業大学大学院工学研究科Haptics Lab(研究室主宰者=田中由浩教授)は、2022年1月にドコモが開発した、人間の感覚をネットワークで拡張可能にする基盤(以下、「人間拡張基盤®」)において、モノに触れた時の触覚を「人間拡張基盤」で相手の感じ方に合わせて共有する技術「FEEL TECH™」(以下、本技術)を開発しました。相手の触覚に対する感度特性を踏まえて触覚を共有する基盤技術の開発は世界初※1です。
本技術は、触覚を把握する機器(センシングデバイス)、再現する駆動機器(アクチュエーションデバイス)、触覚の感度に対する個人差を加味した共有を行う「人間拡張基盤」にて構成されます。触覚は、力(圧力)を加えることで電圧を発生させる圧電素子などのセンシングデバイスにてモノを触ったときの振動を計測し、振動子(磁気や電気などを加えると振動するデバイス)などのアクチュエーションデバイスを用いて振動を再現します。
また、「人間拡張基盤」は、共有相手の触覚に対する感度特性を事前に取得し、取得した感度特性を踏まえた振動を提示することで、相手がより感じやすいように触覚共有を行います。さらに、個人の触覚を記録しておき、時間を超えて相手に共有することも可能です。「人間拡張基盤」により、任意の相手やデバイス、n対nでの触覚共有、さらには時間を超えた触覚共有が可能となり、たとえば、職人にしか認識できないような触覚の違いを素人でも認識することや、昔触った感覚をリアルな形で思い出すことが可能となります。
本技術による触覚共有の実現により、映像や音、文字や言葉による表現だけでは伝えきれなかった感覚を相手に共有することが可能となるため、医療や伝統工芸などの感覚を重視する技術への活用が期待できます。また、ECサイトで洋服などの商品の手触りまで伝えられるようになるなど、3DやARだけでは味わえない、よりリッチな購買体験が可能となります。
「人間拡張基盤」は、2022年1月に開発した相手との動作の共有と、今回開発した触覚共有の連携が可能であり、さらにはパートナー企業のさまざまなデバイスの相互接続も可能であるため、今後、「人間拡張基盤」に連携するセンシングデバイスやアクチュエーションデバイスに関する技術を持つパートナー企業を増やし、付加価値向上に取り組んでまいります。
ドコモは人間拡張としてめざしている、「身体のユビキタス化」、「スキルの共有」、「感情の伝達」、「五感の共有」、「テレパシー・テレキネシス」のうち、すでに「人間拡張基盤」で実現している「身体のユビキタス化」と「スキルの共有」に加え、今回、「五感の共有」の実現に向けて、人間の五感の一つである触覚の共有を実現しました。今後、「感情の伝達」やその他の「五感の共有」に拡張していくことで、多様性の享受や、ハラスメントなどの社会的課題の解決にも貢献し、一人ひとりが輝き、寄り添いながら、あらゆる可能性が広がっていく社会“Wellbeing Society”をめざします。
※1 2023年1月25日現在、ドコモ調べ。
※ 「FEEL TECH」は、株式会社NTTドコモの商標です。
※ 「人間拡張基盤」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
- ブランドスローガンについて
イノベーションにより新たな生活価値やライフスタイルを生み出し、社会を大きく変えていこうという想いから、2021年7月19日(月)より、ブランドスローガンを「あなたと世界を変えていく。」に一新しました。ドコモはこれまで培ってきたテクノロジーをオープンにすることで、あらゆる「あなた」と一緒に、さまざまな領域においてイノベーションを起こし、新たな世界を実現したいという挑戦への想いを、ブランドスローガンとブランドステートメントで表現しました。
■ブランドスローガン
あなたと世界を変えていく。
■ブランドステートメント
ドコモがこれまでやってきたこと。
それは、世界を変えるための土台づくりでした。
日本中の人やモノや街や、あらゆるものが
高品質のネットワークでつながり合う。
私たちには、使う誰もが信じられる場を
つくりあげてきた、という自負があります。
いまこそ、この見えない土台の上に、
胸のときめく新しい生活や社会を、
つくりあげていくとき。
けれどそのすべてをドコモだけで
実現するのは、もちろん不可能です。
だから「あなた」と妄想したいのです。
企てたいのです。実現したいのです。
世界を驚かせるエンターテインメントを。
格差のない教育や医療のかたちを。
孤独という言葉がなくなる生活を。
0歳も100歳も、誰も取り残されることなく、
上機嫌で暮らせる街を。
テクノロジーをオープンに。
あなたと世界を変えていく。
それがドコモの新しい挑戦です。