あなたの作品を【東京都美術館】で展示してみませんか?

公益財団法人東京都歴史文化財団のプレスリリース

東京都美術館では「都美セレクション グループ展 2024」 の展覧会企画を公募しています。この展覧会は東京都美術館が、新しい発想によるアートの作り手の支援を目的として、企画公募により開催するものです。

東京都美術館という場所の意味やギャラリーA・B・Cという空間の特性を活かした、独自の展覧会企画を募集します。少人数のグループで東京都美術館を使用できる、唯一の枠組みです。

応募条件は出品作家3名以上のグループで、年齢が18歳以上であること、展覧会の開催経験があることなどです。この企画公募のために結成し、グループとしての活動実績が無くても応募することができます。

本企画公募で選抜されて過去に開催された展覧会には、絵画、彫刻、立体、インスタレーション、工芸、書、写真、映像、そしてパフォーマンス等の様々なジャンルや形態の作品が出品されました。同時代美術の発表であり続ける当館の歴史に連なる、幅広く多彩な表現による意欲的な企画案をぜひご応募ください。

◆ 審査委員
野地耕一郎(泉屋博古館東京 館長)
光田由里(多摩美術大学 教授)
山村仁志(東京都美術館 学芸担当課長)
 

  • 応募方法

東京都美術館ウェブサイトより募集書類一式をダウンロードして、提出書類を書留郵便で郵送してください。詳細は下記を参照ください。
応募締切:2023年5月12日(金) (当日消印有効)
https://www.tobikan.jp/information/20230119_1.html
問い合わせ先:03-3823-6921(東京都美術館交流係「グループ展 2024」担当)

◆ 選抜されると…
1、ギャラリーA・B・Cのいずれかの会場で、2024年6月上旬から7月上旬のうち4週間程度(搬入出・展示・撤去作業の日程を含む)、展覧会を開催することが出来ます。

・10メートルもの吹き抜けの高い天井と、館内でも最大規模を誇るギャラリーA、ホワイトキューブ的なニュートラルな空間の中央に4つの柱を配し、隠し部屋のような趣のあるギャラリーB、5メートルを超える高い天井のスペースと、対照的に天井が低く細長いスペースを兼ね備えたギャラリーCという、いずれも個性的な特徴を持つ、展示しがいのある独特な会場です。

・公募展や特別展などを目的に当館を訪れる来館者の多くが、このグループ展にも来場する傾向があります。現代美術に馴染みのない来場者も含めた、大勢の鑑賞者と作品の出会いの場となります。「都美セレクション グループ展 2022」の来場者は、コロナ禍にも関わらず、のべ20,869人(20日間)でした。

2、会場使用料が免除されます。
・会場使用料は、東京都美術館が負担します。グループは、搬入出にかかる費用と、作品制作・設営費、展示室の受付・看視スタッフ等の経費負担が必要となります。

3、東京都美術館が記録集を制作します。
・東京都美術館が撮影する会場記録画像とともに、開催実績と審査委員の講評を収録した記録集を制作し、各グループの記録・広報用として一定数配布します(制作にあたりグループの費用負担はありません)。
・記録集は東京都美術館ウェブサイトに全ページを掲載するほか、全国の美術館・博物館の図書室に配布します。
・過去の記録集はこちらでご覧いただけます。
https://www.tobikan.jp/archives/publication.html#groupshow 

 

  • 今年の展覧会情報 「都美セレクション グループ展 2023」 入場無料

会期:2023年6月10日(土)~7月2日(日)休室日:6月19日(月)
昨年度の企画公募で選抜されたグループによる3つの企画展を開催します。
https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_groupshow.html
・ギャラリーA 「イメージの痕跡─記憶とリアリティのあわい」
・ギャラリーB 「海のない波」
・ギャラリーC 「絵の辻」

  • これまでのグループ展

 

都美セレクション グループ展 2022「ものののこしかた」会場風景 photo:Daisaku OOZU

都美セレクション グループ展 2021「体感A4展」会場風景  撮影:山中慎太郎(Qsyum!)

都美セレクション グループ展 2020「東アジア絵画のなかへ―トランスする「日本画」の可能性」会場風景  撮影:山中慎太郎(Qsyum!)

 

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