「いつまでも健康に、好きなダンスで人々に勇気を」杉良太郎 健康行政特別参与が沖縄県嘉手納町総合福祉センターを訪問

知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクトのプレスリリース

 「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
 この度、2月14日(火)に健康行政特別参与の杉良太郎氏が、沖縄県嘉手納町総合福祉センターを訪問し、町の老人クラブ連合会で結成された高齢者ダンスチーム「嘉手納シニアヒップホップクルー」 の皆さまとの対談を行いました。

【イベントレポート】
■「沖縄の歴史、人生を背負ったダンスで人々に勇気を!」

 沖縄県の嘉手納シニアヒップホップクルーの皆さんとの対談で、杉氏は、「沖縄で生まれ育った皆さんは大変でつらい経験をしてきたけれど、こんなに元気に明るくダンスをやっている。その気持ちを見てもらい、人々に勇気を与えてほしい。皆さんのダンスはこれまでの人生の歩みも伝える、素晴らしいダンスです!」と想いを込めて話しました。

 加えて、杉氏は「一般的に、”歳をとると元気がなくなる”というイメージをもたれますが、ダンスをやっているシニア世代は、見事にこのイメージを払拭してくれています。沖縄にも皆さんのようなチームがいることに、誇りをもっていただきたいです。また皆さんのようなシニアダンスチームを、全国に広げていきたいと考えています。」と述べました。
 また、健康で若々しくいるための秘訣について聞かれると「毎日自分の表情を鏡でじっくり見て、自分自身をもっと知る事によって、これまでの経験の積み重ねも、美しさの1つとなって外に表れてくるんです。」とアドバイスをしました。

 さらに杉氏は、国内最大級の感染症であるウイルス性肝炎について、「C型肝炎は医療の発展により飲み薬で治療ができるようになりました。B型肝炎は、完治することはできませんが、飲み薬で進行を遅らせる事ができます。またB型肝炎は、母子感染でかかっている可能性もあります。そのため、B型、C型ともに早期発見、早期治療が重要です。皆さんは元気で健康だからこそ、今、好きなダンスができているんです。これからも健康であるために、是非肝炎ウイルス検査を受けていただきたいです。」と、健康であることの大切さを訴えました。

 嘉手納シニアヒップホップクルーの中で、最高齢のメンバーである又吉秀子さん(93歳)は、「ヒップホップダンスを始めたら仲間ができて、練習に来るのが楽しみで、帰るときには身体が軽くなっています。元気がない日は、練習に行く事をためらう時もありますが、頑張って練習に参加して皆と踊るとすごく元気になります。これからもがんばって100歳まで踊りたいです!」と、これからの意気込みを述べました。

■開催概要
■催事名  :嘉手納シニアヒップホップクルー訪問 交流座談会
■日時    : 2023年2月14日(火)
■開催場所 :沖縄県嘉手納町総合福祉センター
■出席者  :厚生労働省 健康行政特別参与 杉 良太郎 氏
       嘉手納シニアヒップホップクルー19名                     
                    厚生労働省 健康行政啓発活動対策推進官 蓑原 哲弘 氏 
                    警察庁 長官官房参事官 中村 彰宏 氏
                    嘉手納町老人クラブ連合会 会長 村山 ミツ子 氏
                    嘉手納町老人クラブ連合会 副会長 比嘉 幸次郎 氏
                    嘉手納町老人クラブ連合会 副会長 中川 康司 氏
                    ダンス講師 前川 萌 氏
                    嘉手納町社会福祉協議会 会長 上地 安重 氏
                    嘉手納町社会福祉協議会 副会長 屋宜 京子 氏
                    沖縄県老人クラブ連合会 会長  砂川 博紀 氏
                    沖縄県老人クラブ連合会 常務理事 新城 智美 氏
 

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