劇団おぼんろ モルドバ共和国の演劇祭に招聘!

ミュリアン株式会社のプレスリリース

この度、劇団おぼんろ第22回本公演「ゲマニョ幽霊」がモルドバ共和国のBITEI国際演劇祭に招聘される運びとなった。

工場を改装し独自の劇場を用意して2023年1月〜2月に日本で上演された本作は、異色の公演形態が話題となった。公演場所を公には発表されず、チケットを購入し予約をすると自宅に招待状が届く
「場内の出来事を他言しない」
「上演中の途中退出により自身に何が起きても劇団側は責任を取らない」

などを承諾する誓約書にサインしなければ公演に参加することが許されない。

情報解禁の瞬間からこの摩訶不思議な公演は大きな物議を醸したが、作品に参加した観客たちの口コミの評判は大きな動きとなり、公演は連日満員御礼、増席対応に日々追われるほどの賑わいを見せることとなった。

今回は物語の持つ大きなメッセージや演出手法がモルドバ共和国の国立イヨネスコ劇場の芸術館長らに高く評価されての海外招聘となった。

「物語は世界を変える」をスローガンに掲げ、「100年先まで残る作品」を目指してきたおぼんろ。
常に異なる物語体験を提供し続け、多くの支持を集めてきた。
これまでにも多くの作品を国内で発表してきたが、それらを全世界に広げていくことを目論んでいる。

おぼんろの物語は常に参加者と共にあり、参加者に支えられてきた。今回モルドバでの演劇祭出場にあたり、モルドバへ行くまでの経緯や現地レポートなどを映像や写真で共有し、一緒に旅を体験することができる「おぼんろ支援プロジェクト」を2023年3月12日より開始する。

参加者たちがおぼんろの仲間として一緒に旅を体験し、演劇祭へ参加するような心持ちで応援できる、魅力溢れるコンテンツも多数用意した。この「おぼんろ支援プロジェクト」もまた一つの物語作品なのである。

「おぼんろと一緒に旅する」という今だけの特別な物語の出港に、どうか乗り遅れないでほしい。
おぼんろ支援プロジェクト公式HP:https://www.obonro-web.com/abroad

<おぼんろ主宰 末原拓馬コメント>
時代に消費されない、普遍的な物語を作ろうと思って活動してきました。
「おぼんろ」という名前も、世界で作品を発表していく劇団となることを想定して、美しい日本語「朧」を文字って付けました。「世界というのは、人であり、人というのは心で形成されているものだ、それゆえに、物語は世界を変える」、と考えてきました。
異なる文化や価値観、歴史を持つ人々に自分たちの物語がどう届くのか、緊張しながらに意気込んでいます。

モルドバ共和国は、今現在、世界でもっとも残酷な動乱の最中にある国の一つと言えます。そんな場所で、自分たちはどのような物語をできるのか、自分自身が一番知りたいのです。ここで、どのような結果であれ、これからの自分達の創作に大きな意味のある旅になると思っています。

<劇団おぼんろとは>
劇団おぼんろは大人のための寓話を紡ぎ出すことを特徴とし、その普遍性の高い物語と独特な舞台演出技法によって注目を集めてきた。主宰の末原拓馬の路上独り芝居に端を発し、現在は4000人近くの動員力を持つ劇団に成長。抽象舞台を巧みに用いるおぼんろは廃工場や屋形船、オリジナルの特設テントなど様々な場所でも公演を行い、どんな場所でもまるで絵本の中に潜り込んだようなエンターテインメントを紡ぎ出してきた。語り部の息遣いが聞こえ、温度さえも伝わる迫力に参加者(観客)は胸を高鳴らせ、日常を忘れて物語の世界に浸る。2019年にはサーカスパフォーマンスとの融合にも挑戦し、老若男女、国内外の観客から絶大なる人気を誇る。

<BITEI国際演劇祭 詳細>
2023年5月26日(金)〜6月4日(日)
おぼんろ上演日程:2023/6/3(土)
おぼんろ公式サイト: https://www.obonro-web.com
おぼんろ公式Twitter:@obonro_new

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