野球アニメ人気おすすめランキングベスト9!【150人へのアンケート調査】

株式会社WonderSpaceのプレスリリース

エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」(https://saru.co.jp/tvmaga/)を運営する株式会社WonderSpaceは、アニメに関するWeb調査を行いました。その結果を公開いたします。

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、侍ジャパンがオーストラリアに快勝。4連勝でリーグ1位通過を果たしました!

そんなときこそ、見たくなるのは野球をテーマにしたアニメ。

そこで今回「TVマガ」では、「歴代でいちばんおもしろい野球アニメ」について150人にアンケートを実施。その結果を、選んだ理由とともにランキング形式で紹介します。

1位「MAJOR」

第1位は「MAJOR」。累計発行部数が5500万部を突破している人気コミックを原作とした日本の野球アニメの金字塔。プロ野球選手の父を持つ主人公・本田吾郎が、父と同じプロ野球選手になることを目指し、やがて、MLBの選手という大きな夢に向かって突き進んでいく半生を描く。アニメ第1シリーズでは、5歳の幼少期から小学生のリトルリーグ編までを描き、類まれなる才能と情熱をもつ吾郎の成長がみどころ。原作は、元MLB選手の田中将大をはじめ、日本を代表する野球選手にもファンが多いことでも知られている。アニメは第6シリーズまで放送された後、2008年に映画「劇場版MAJOR メジャー 友情の一球」が公開された。

【選んだ理由】

「茂野吾郎が様々な壁を乗り越えながら、野球選手として、また人間として成長する姿に勇気を与えられる作品です。一見、自分勝手にも見える主人公ですが、野球に真っ直ぐに突き進み、誰に対しても物怖じせずに言葉をぶつける姿勢には、周囲の人物や見ている視聴者も心が突き動かされます。野球の面白さは全てメジャーから学びました」(あーさん)

「長きにわたり、愛されている野球漫画の名作。他にないと思わせるのは、幼少期から大人になるまでの野球人生や、その中で関わってきた人間関係を、登場人物と同じ気持ちで見守ることができるところです」(JOYMAN)

「茂野吾郎の活躍や葛藤が臨場感たっぷりに描かれており、ハラハラしながら読むことができる。またライバルチームや他の登場人物のキャラクターも面白いため見ていて飽きません」(りーぼっく)

2位「タッチ」

第2位は「タッチ」。シリーズ累計発行部数が2億部を突破している大人気コミックが原作。物語は、高校野球をテーマに、双子の兄弟である上杉達也・和也と、幼馴染の少女・浅倉南の恋愛と成長を描く青春ストーリー。要領が良いが飽きっぽい兄・達也、秀才で努力家の弟・和也、二人と物心がつく前から一緒に過ごしている南は、お互いに異性として意識し始めていたなか高校・明青学園に進学。和也は『甲子園に連れて行ってほしい』という南の願いを叶えるため野球部へ入部するが、南は達也に思いを寄せていて…。そんな彼らを悲劇が襲う。アニメは、野球、恋愛、シリアス要素のバランスが秀逸で、放送から30年以上が経った今でも絶大な人気を誇る永遠の名作。

【選んだ理由】

「何年経っても何度見ても色褪せない名作であり、野球だけでなく恋愛で揺れ動く和也や南の描写、ストーリーのテンポの良さ、声優の演技力、その全てのバランスが良い。大人になってから見返すと学生の頃の青春を思い出せるようなところも魅力的で、ストーリーや展開が分かっていても楽しめます」(まぴぴ)

「野球漫画ですがラブストーリーもあり面白いです。双子のうちの弟が亡くなり、兄がその魂を受け継ぐ。そしてそれをそばで応援する幼馴染の女の子。何年たってもまた見たいと思います」(KM)

3位「ダイヤのA」

第3位は「ダイヤのA」。シリーズ累計発行部数が4000万部を突破した人気コミックが原作。高校野球をテーマに、東京にある高校の名門野球部に入部した主人公・沢村栄純が、同年代の天才たちと切磋琢磨しながら、チームのエースとなるべく奮闘する姿や、数々の強豪校が立ちはだかりながらも仲間とともに全国No.1の高校を決める甲子園(全国高等学校野球選手権大会)を目指す青春ストーリー。苦悩しながら成長していく高校生たちの姿が最大のみどころで、現実離れしていないリアルな野球漫画としてファンから熱く支持されている。また、MLBのトレンドを取り入れた描写も特徴的。アニメは第3シリーズまで制作された。

【選んだ理由】

「変に必殺技のようなものがあるわけでも、恋愛要素など野球以外のものにスポットを当てるわけでもなく、純粋に高校野球についてをやっている作品です。キャラも良くて熱い展開が多く、何かしらに打ち込んだことがある人にはたまらないと思う」(かしゆん)

「リアルな高校野球を描いており、主人公以外の選手もキャラが立っている。根性論と技術論のバランスが非常に心地よい。主人公は非常に熱いキャラだが、周りには冷静な技術ベースの選手も多く、登場するライバル校も魅力の一つ」(でぃーの)

4位「おおきく振りかぶって」

第4位は「おおきく振りかぶって」。野球漫画に革命をもたらしたと評される人気コミックが原作。第10回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した。野球にトラウマを抱えながら設立したばかりの高校野球部に入部したピッチャー・三橋廉を主人公に、甲子園を目指す高校球児の成長や葛藤などを描く。物語は、高校の弱小野球部が困難を乗り越えて甲子園を目指すという王道的な物語でありながら、主人公は、気弱で泣き虫、卑屈な性格という、いわばヒーローとは程遠い異色の設定。従来のスポ根アニメにはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が、あらゆる世代のファンの心を掴んだ。アニメは第2シリーズまで放送。

【選んだ理由】

「野球をあまり詳しく知らない私でもしっかりと見ることができたアニメです。弱っちい主人公で何をするのも発言するのもはっきりしません。野球といえばスホ根のイメージがあったんですが、いい意味で、見事に裏切られました」(まーみん)

「野球について細かい説明もあるので野球をよく知らない人でも入り込みやすい内容となっていて、主人公やチームメイトの成長の人間ドラマ的な要素もしっかり作り込まれているので面白いです」(芋柱)

5位「キャプテン」

第5位は「キャプテン」。シリーズ累計発行部数が3200万部を突破した人気コミックが原作。中学の弱小野球部を舞台に、キャプテンに任命された努力家の主人公・谷口タカオの奮闘と、彼の跡を継いで新たにキャプテンとなる後輩たち、そしてチームメンバーの活躍を描く。50年前に公開された作品ながら、等身大の主人公たちが努力しながら成長していく姿が幅広い世代から支持を受け、元MLB選手のイチローや、北海道日本ハムファイターズの監督・新庄剛志といった元プロ野球選手にもファンが多いことで知られている。1980年に単発でアニメ化、1981年に劇場アニメ映画化された後、テレビアニメシリーズ化された。

【選んだ理由】

「特にすごい必殺技があるわけではなく、リアルな部活感が描かれていておもしろいと思いました。谷口キャプテンが落ちこぼれから、成長していく姿には胸を打たれます」(SW)

「真面目でちょっと控えめだけれど、反面野球に対しては並々ならぬ熱意を持って取り組んでいるところに胸を打たれました。キャプテンが代々変わっていきますが、個性あふれるキャプテンたちが登場するので面白かった」(マサマサ)

5位「ドカベン」

同じく第5位には「ドカベン」。1972年から46年間に渡り連載され、シリーズ累計発行部数が4800万部を突破した野球漫画の第一人者・水島新司による大人気コミックが原作。大きな体とでっかい弁当箱から『ドカベン』というあだ名で呼ばれる主人公・山田太郎は、入学した明訓高校で野球部に入部。チームメイトの練習や試合を通じて強打のキャッチャーとして成長しながら、甲子園球場で行われる全国大会での優勝を目指す。物語は、ドカベンの活躍に加え、明訓高校野球部と個性豊かなライバルたちが繰り広げるスリリングかつエキサイティングな試合展開がみどころ。

【選んだ理由】

「登場するキャラクターたちが個性豊かで、どんな活躍を見せてくれるのか毎回楽しみになります。ドカベンは優しすぎるので見ていて疲れないし、応援したい気持ちでいっぱいになります」(まみ)

「高校野球アニメのレジェンドと言ってもよい作品です。天才強打者・山田太郎、小さな巨人・里中智、悪球打ちの葉っぱ岩木、秘打の殿馬など個性的で魅力的なメンバーが楽しませてくれます。最後まで諦めないという姿勢を学べます」(山田二郎)

5位「巨人の星」

同じく第5位には「巨人の星」。連載から半世紀以上が経つ現在も『スポ根』作品の代表格として高い知名度を誇る名作コミックを原作とする不朽の国民的アニメ。かつて巨人軍の選手だった父・星一徹により幼年時から野球の英才教育を受けた主人公・星飛雄馬が、甲子園で激闘を繰り広げた後、日本のプロ野球チーム・読売ジャイアンツに入団。ライバルたちを相手に、数々の魔球を駆使しながら戦う姿を描く。アニメは第3シリーズまで放送されたほか、テレビアニメ「巨人の星」を再構成した「巨人の星【特別篇】 猛虎 花形満」や「巨人の星【特別篇】 父 一徹」も放送された。

【選んだ理由】

「スパルタ教育の父の練習方法に必死についていく星飛雄馬に良い意味で呆気に取られましたが、ストーリーが非常に面白く、現代にはない根性論の内容が新鮮で見応えがあり好きなので選びました」(ヤス)

「良くも悪くもスポ根と言えば野球アニメを思い浮かべるが、巨人の星はその代名詞。大リーグボール養成ギブスは衝撃的でしたし、父・星一徹のちゃぶ台返しを真似して両親に怒られたり、星飛雄馬の投球フォームを真似たり、何かと楽しい作品です」(JONAKAJO)

8位「H2」

第8位は「H2」。2位にランクインした「タッチ」と同じく、青春コミックの巨匠・あだち充による名作コミックが原作。シリーズ累計発行部数は5500万部を突破している。物語は、高校野球をテーマに、親友でありそしてライバルでもあるピッチャー・国見比呂とバッター・橘英雄、比呂の幼馴染であり英雄のガールフレンドでもある雨宮ひかり、比呂が在籍する野球部のマネージャー・古賀春華という4人の高校生が織りなす青春を描き、野球愛好会しかない高校に進学した比呂が、立ちはだかる壁を乗り越えながら野球部への昇格を目指す熱い展開、結末が読めない4人の恋の行方などがみどころ。熱さと切なさが詰まった不朽の名作。

【選んだ理由】

「幼なじみの二人が野球でも恋愛でもライバルとして対峙していくのも面白いし、野球部のない高校にも関わらず、見事に素晴らしい選手が揃っていて、野球部を作り出すところもほかの野球漫画にはない面白さを感じました」(かいちょう22)

「H2は原作も大好きで、何度も読み返しているので、アニメとして放送されたときはとても嬉しかったです。青春時代にH2の漫画を読んでいたためいろいろな思い出と重なっており、とても面白いアニメとしての印象があります」(くらうどわーくす)

9位「MIX」

第9位は「MIX」。2位の「タッチ」、8位の「H2」と同じ漫画家・あだち充の最新コミックが原作。「タッチ」から約30年後の明青学園を舞台に、すっかり低迷している明青学園の野球部に入部した、生年月日が同じ義理の兄弟である立花投馬と立花走一郎たちが、「タッチ」の登場人物・上杉兄弟ら世代以来の甲子園出場を目指す姿を描く。人並み外れた才能を持つピッチャー・投馬と、打者として活躍するキャッチャー・走一郎がバッテリーを組み、チームメイトとともに激闘を繰り広げながら、今後、甲子園へと勝ち進めるのか注目。アニメは、2023年に第2シーズンを放送予定。

【選んだ理由】

「タッチと同じ明青学園が舞台とのことで、原作漫画からハマり、アニメも観ました。あだち充さんの作品らしく主人公とヒロインの関係が面白く、野球の部分はもちろん人間関係が見どころだと思います。もうすぐ2期が始まるとのことなので楽しみにしています」(とも)

9位「ONE OUTS -ワンナウツ-」

同じく第9位には「ONE OUTS -ワンナウツ-」。国内外で実写ドラマ化された「LIAR GAME」などの作品で知られる漫画家・甲斐谷忍による人気コミックが原作。プロ野球を舞台に、沖縄の米兵の間で行われていた賭野球『ワンナウト』で無敗を誇るピッチャーであり、天才勝負師の主人公・渡久地東亜が仕掛ける究極の深層心理を突いた勝負が見せ場の心理エンターテインメント。剛速球を投げるピッチャーでもなく、努力と根性などで上を目指すわけでもなく、野球とギャンブルを合わせた心理戦での駆け引きを描き、従来の野球アニメの常識をくつがえす設定がファンの心を掴む。

【選んだ理由】

「主人公がピッチャーというのは珍しくはないですが、豪速球を投げない選手、相手の心理を読み三振を取っていく描写が面白い。賭け野球というのも魅力的で、最初はオーナーと主人公、秘書等しか知らないワンナウツ契約でストーリーが進められるところも面白さの一つ」(PHOENIX27)

9位「グラゼニ」

同じく第9位には「グラゼニ」。シリーズ累計発行部数が350万部を突破している人気コミックが原作。日本プロ野球チームの神宮スパイダースに所属する凡田夏之介は、プロ8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手。一流とは言い難い地味なポジションであることを自覚し、引退後には年収100万円しか稼げない可能性があるため現役時代にできるだけ稼いでおきたいという考えで、自身の年俸を上げるべく、厳しいプロ野球界の中で奮闘していく。物語は、プロ野球においてのお金をテーマに、プロ8年目の中継ぎ投手の姿を通して、プロ野球のシビアな超格差世界や試合以外の裏話、引退後のセカンドキャリアなどを描く異色作として人気が高い作品。

【選んだ理由】

「主人公がスーパーマンのようなすごい存在ではないところが感情移入しやすい。もちろんプロ野球選手なのですごい存在なのだが、いろいろな苦難がありうまくいかないことが多いが、なんとか乗り越えて頑張っている姿がいい」(タロー)

9位「侍ジャイアンツ」

同じく第9位には「侍ジャイアンツ」。5位にランクインした「巨人の星」と同じ原作者・梶原一騎による人気コミックが原作。1970年のシーズンオフ、野性味あふれる『侍』のような選手が必要だと考えていた読売ジャイアンツの監督・川上哲治は、型破りな無名の投手・番場蛮をチームに入団させる。蛮が、努力と根性で生み出した”ハイジャンプ魔球”や”大回転魔球”といった破天荒な必殺魔球の数々は、多くの視聴者の心をつかんだ。当時の読売ジャイアンツの選手だった長島茂雄や王貞治などの選手が実名で登場する点も特徴的。

【選んだ理由】

「破天荒な主人公番場蛮も魅力だが、番場蛮を陰になり日向になり支える、八幡先輩もまた非常に魅力的なキャラであり、作品の大きな魅力になっています。梶原一騎原作の、熱さとぶっとんだ内容は笑える部分もありつつも観ているこちらの心を熱くする要素もある。野球アニメも色々あるが、自分の中では抜きん出た作品」(染岡さん大好き)

9位「八月のシンデレラナイン」

第9位、最後は「八月のシンデレラナイン」。青春と女子高生の高校野球をテーマに、プレイヤーが同級生の監督として女性キャラクターたちを指導・育成しながら、ともに甲子園を目指すスマートフォン用の体験型野球ゲームを原作とする青春アニメ。野球部がない高校に入学した主人公・有原翼は、同級生の親友・河北智恵とともに女子硬式野球同好会を立ち上げる。早速体験会を行った二人だが、参加者は、野球未経験者の野崎夕姫と、自分に自信が持てない引っ込み思案の宇喜多茜という二人だけ。そんな彼女たちが、時にぶつかりながら切磋琢磨していく様子がみどころで、泥臭い野球アニメが苦手な層から高く支持されている。

【選んだ理由】

「あまり野球のアニメには興味がなかったのですが、この作品をみてハマりました。ゲームはあまり長続きしませんでしたが、アニメをみて冷めていた気持ちが盛り上がりました」(じゃっぷ。)

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【調査概要】
・調査期間:2023年2月6日〜2023年2月26日
・調査機関:自社調査
・調査対象:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)
・有効回答数:150名
・調査方法:公式Twitterアカウント、他インターネット
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