キョードーメディアスのプレスリリース
子どもも大人も一緒に楽しみ、学べる絵本 三浦奈保子 『東大脳を育てる 1才から読む 漢字どうぶつマンション』インタビュー
東京大学文学部卒業で、「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系列)、「ザ・タイムショック」(テレビ朝日系列)、「潜在能力テスト」(フジテレビ系列)などのクイズ番組での活躍から、クイズ女王としても知られる三浦奈保子。現在は2児の母としても様々な活動をしている彼女が、2023年2月28日、初の絵本を出版した。自身も多くの本を読んで育ってきたという彼女に、絵本を作ろうと思ったきっかけや『漢字どうぶつマンション』の魅力を聞いた。
撮影協力:丸善・丸の内本店
■忙しいママやパパの“ズボラ教育”をお手伝い
今回の絵本を作った理由について、「年子の子育てをしているんですが、小さい頃は思った以上にカオスで余裕がありませんでした。でも、絵本は寝る前の短い時間に読んであげられましたし、子どもたちも大好きで、1日の中ですごく幸せな時間だったんです。子どもたちが「知ることって楽しい」と感じて、自分から色々なことを知りたいと思うようになる絵本があったらいいなと思っていました」と語る。
絵本というとひらがなで書かれているものがメインで、数字や英語を扱ったものも多いが、本作は漢字を取り上げている。その理由については「実は乳幼児は右脳が発達していて、ひらがなやカタカナよりも覚えやすいんです。元々絵だった漢字も多いので、図形として認識しやすい。さらに、漢字が読めるとママやパパ、周りの大人が驚いて褒めてくれるので、子どもの自信にも繋がります。なぜ文字かということに関しては、ものを考える時の基本が日本語だから。文字が読めると、何かに興味を持った時に自分で本を読んで知識を深められます。私自身、小さい頃にたくさん本を読んでいたのが受験でも役立ちました」と、“興味・好奇心”を伸ばすことの重要性をアピールした。
■シンプルながらこだわり抜いた絵本
『東大脳を育てる』『1才から読む』といったタイトルから知育絵本だと思われるだろうが、本人としては「単なる仕掛け絵本として楽しんでもらえれば」とのこと。この絵本について「0才の子が食い入るように絵を見て、手足をバタバタさせて反応してくれた」という声もあったそうで、三浦は「1才くらいになると分かりやすいリアクションがあり、ママやパパももっとやる気になって楽しいと思うので1才からとしましたが、もちろん0才の子もしっかり理解しているので、一緒に楽しんでくれたら嬉しいです」と笑顔を見せる。
この絵本は彼女の子どもや子育て中の保護者などの意見を取り入れてブラッシュアップしながら作ったとのことで、こだわりもたっぷり。
「犬」などの簡単な漢字から「鼠」と言った大人でも書くのが難しい漢字まで登場するが、この動物たちも、三浦がリストアップしたものを元にたくさんの意見を取り入れながら選んだという。
一見、文字だけのシンプルな絵本だが、扉をめくると動物のイラストと共に関連する童話のモチーフやアイテムが描かれている。犬であれば「花咲か爺さん」の桜、兎は「ウサギとかめ」やお月見、豚は「三匹の子豚」。さらに、「犬」「猿」「鳥」の並びから桃太郎を連想することもできる。知らなくても問題ないが、知っている子は「これ、あのお話だ!」という繋がりを発見できる工夫が盛り込まれている。
鳴き声などのヒントが書かれていないのも、シンプルに漢字の形だけを見てもらえるようにという思いからだそう。こうした努力により、“知る楽しさ”を十分に知っている三浦を筆頭に、多くの人のアイデアが詰まった絵本が誕生した。
■今後も、学びの楽しさを知るきっかけになるものを作りたい
東大出身でクイズ女王としても活躍する三浦らしく、「少子化が進む中、子どもたち一人ひとりの才能を高めていくしかないと思います。日本の子どもたちに、知ることってこんなに楽しいんだと思ってもらう力になれたら。私は、クイズってすごく脳が働くし、短い時間でできてみんなが楽しめるすごくいい形だと思っています。みんなが楽しめるクイズ形式の本や、高学年向けに理科や日本地図や歴史を学べるものも展開したいです。例えば、子どもたちが好きなポケモンとかは、名前も特性もすぐに覚えてしまいますよね。小学校で得る知識も楽しみながら全部ゲームで学べて、小学校の授業は子どもたちが主体的に生み出していくような場になったら素敵だと思っています」と抱負を語る。
子供が小さなうちから知育に力を入れたい保護者に対しては、「子育ては1日1日が長くて大変だけど、子どもはあっという間に大きくなってしまいます。親が何かをさせられる期間は一瞬で、あっという間にいうことを聞かなくなると思うんです。だから、「勉強させなきゃ」ではなく、「勉強って楽しい」ということを伝えられるかが大事だと思います。楽しいと思えることを見つけたら、子供は自分でそれに打ち込んで伸びていく。そのためにこの絵本を利用してくれたら嬉しいです。子どもも楽しんでくれるし、どうやって楽しんでもらえるか考える私たちも楽しいのが一番。一緒に試行錯誤していきましょう」とエールを送った。
【三浦 奈保子(みうらなおこ)プロフィール】
1987年生まれ、千葉県出身。タレント。東京大学在学中に芸能活動を開始。
「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系列)、「ザ・タイムショック」(テレビ朝日系列)、「平成教育委員会」(フジテレビ系列)などのクイズ番組で優勝し、クイズ女王としても知られている。気象予報士やファイナンシャルプランナーの資格も取得し、幅広い分野で活動中。
現在は2児の母親としての体験や自身の受験経験を活かし、YouTubeで育児のコツや学習法を配信したり、企業のスーパーアドバイザーとして乳幼児を対象とした知育おもちゃのセレクトを担ったりと、子どもに関連した仕事に携わる一面も持つ。
【概要】
「東大脳を育てる 1才から読む 漢字どうぶつマンション」
対象年齢:1歳~
価格:1,100円+税
ISBN:978-4-600-00880-2/C8737
ページ数:24P
サイズ:15cm×15cm
著者:三浦 奈保子
イラスト:佐藤 瑞希
デザイン:須田 恵美
発行所:株式会社ビーエスフジ
発行人:林 知幸/編集人:山田 章雄
印刷・製本:株式会社アイ・シー・ラボ
<内容紹介>
著者三浦奈保子が東京大学に進学できた最大の理由…
それは「知ること、勉強が好きだったから」。東大生の多くは勉強好きと言われる。
では、子供を勉強好きに育てるにはどうすれば良いのか――。
一番大事なのは、「知るって楽しい!」に早くから目覚めさせてあげること。
右脳の働きが活発で視覚イメージをよく吸収する乳幼児期の子供たちが、形として覚えやすい「漢字」と動物の絵で遊びながら「知る楽しさ」を味わえる、母として実践してきた三浦流の「勉強好きの子を育てる」絵本です。
■紹介どうぶつ
いぬ(犬)/さる(猿)/とり(鳥)/ひつじ(羊)/うし(牛)/うま(馬)/
ねこ(猫)/うさぎ(兎)/ぶた(豚)/ねずみ(鼠)/ぞう(象)
東京大学文学部卒業で、「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系列)、「ザ・タイムショック」(テレビ朝日系列)、「潜在能力テスト」(フジテレビ系列)などのクイズ番組での活躍から、クイズ女王としても知られる三浦奈保子。現在は2児の母としても様々な活動をしている彼女が、2023年2月28日、初の絵本を出版した。自身も多くの本を読んで育ってきたという彼女に、絵本を作ろうと思ったきっかけや『漢字どうぶつマンション』の魅力を聞いた。
撮影協力:丸善・丸の内本店
■忙しいママやパパの“ズボラ教育”をお手伝い
今回の絵本を作った理由について、「年子の子育てをしているんですが、小さい頃は思った以上にカオスで余裕がありませんでした。でも、絵本は寝る前の短い時間に読んであげられましたし、子どもたちも大好きで、1日の中ですごく幸せな時間だったんです。子どもたちが「知ることって楽しい」と感じて、自分から色々なことを知りたいと思うようになる絵本があったらいいなと思っていました」と語る。
絵本というとひらがなで書かれているものがメインで、数字や英語を扱ったものも多いが、本作は漢字を取り上げている。その理由については「実は乳幼児は右脳が発達していて、ひらがなやカタカナよりも覚えやすいんです。元々絵だった漢字も多いので、図形として認識しやすい。さらに、漢字が読めるとママやパパ、周りの大人が驚いて褒めてくれるので、子どもの自信にも繋がります。なぜ文字かということに関しては、ものを考える時の基本が日本語だから。文字が読めると、何かに興味を持った時に自分で本を読んで知識を深められます。私自身、小さい頃にたくさん本を読んでいたのが受験でも役立ちました」と、“興味・好奇心”を伸ばすことの重要性をアピールした。
■シンプルながらこだわり抜いた絵本
『東大脳を育てる』『1才から読む』といったタイトルから知育絵本だと思われるだろうが、本人としては「単なる仕掛け絵本として楽しんでもらえれば」とのこと。この絵本について「0才の子が食い入るように絵を見て、手足をバタバタさせて反応してくれた」という声もあったそうで、三浦は「1才くらいになると分かりやすいリアクションがあり、ママやパパももっとやる気になって楽しいと思うので1才からとしましたが、もちろん0才の子もしっかり理解しているので、一緒に楽しんでくれたら嬉しいです」と笑顔を見せる。
この絵本は彼女の子どもや子育て中の保護者などの意見を取り入れてブラッシュアップしながら作ったとのことで、こだわりもたっぷり。
「犬」などの簡単な漢字から「鼠」と言った大人でも書くのが難しい漢字まで登場するが、この動物たちも、三浦がリストアップしたものを元にたくさんの意見を取り入れながら選んだという。
一見、文字だけのシンプルな絵本だが、扉をめくると動物のイラストと共に関連する童話のモチーフやアイテムが描かれている。犬であれば「花咲か爺さん」の桜、兎は「ウサギとかめ」やお月見、豚は「三匹の子豚」。さらに、「犬」「猿」「鳥」の並びから桃太郎を連想することもできる。知らなくても問題ないが、知っている子は「これ、あのお話だ!」という繋がりを発見できる工夫が盛り込まれている。
鳴き声などのヒントが書かれていないのも、シンプルに漢字の形だけを見てもらえるようにという思いからだそう。こうした努力により、“知る楽しさ”を十分に知っている三浦を筆頭に、多くの人のアイデアが詰まった絵本が誕生した。
■今後も、学びの楽しさを知るきっかけになるものを作りたい
東大出身でクイズ女王としても活躍する三浦らしく、「少子化が進む中、子どもたち一人ひとりの才能を高めていくしかないと思います。日本の子どもたちに、知ることってこんなに楽しいんだと思ってもらう力になれたら。私は、クイズってすごく脳が働くし、短い時間でできてみんなが楽しめるすごくいい形だと思っています。みんなが楽しめるクイズ形式の本や、高学年向けに理科や日本地図や歴史を学べるものも展開したいです。例えば、子どもたちが好きなポケモンとかは、名前も特性もすぐに覚えてしまいますよね。小学校で得る知識も楽しみながら全部ゲームで学べて、小学校の授業は子どもたちが主体的に生み出していくような場になったら素敵だと思っています」と抱負を語る。
子供が小さなうちから知育に力を入れたい保護者に対しては、「子育ては1日1日が長くて大変だけど、子どもはあっという間に大きくなってしまいます。親が何かをさせられる期間は一瞬で、あっという間にいうことを聞かなくなると思うんです。だから、「勉強させなきゃ」ではなく、「勉強って楽しい」ということを伝えられるかが大事だと思います。楽しいと思えることを見つけたら、子供は自分でそれに打ち込んで伸びていく。そのためにこの絵本を利用してくれたら嬉しいです。子どもも楽しんでくれるし、どうやって楽しんでもらえるか考える私たちも楽しいのが一番。一緒に試行錯誤していきましょう」とエールを送った。
【三浦 奈保子(みうらなおこ)プロフィール】
1987年生まれ、千葉県出身。タレント。東京大学在学中に芸能活動を開始。
「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系列)、「ザ・タイムショック」(テレビ朝日系列)、「平成教育委員会」(フジテレビ系列)などのクイズ番組で優勝し、クイズ女王としても知られている。気象予報士やファイナンシャルプランナーの資格も取得し、幅広い分野で活動中。
現在は2児の母親としての体験や自身の受験経験を活かし、YouTubeで育児のコツや学習法を配信したり、企業のスーパーアドバイザーとして乳幼児を対象とした知育おもちゃのセレクトを担ったりと、子どもに関連した仕事に携わる一面も持つ。
【概要】
「東大脳を育てる 1才から読む 漢字どうぶつマンション」
対象年齢:1歳~
価格:1,100円+税
ISBN:978-4-600-00880-2/C8737
ページ数:24P
サイズ:15cm×15cm
著者:三浦 奈保子
イラスト:佐藤 瑞希
デザイン:須田 恵美
発行所:株式会社ビーエスフジ
発行人:林 知幸/編集人:山田 章雄
印刷・製本:株式会社アイ・シー・ラボ
<内容紹介>
著者三浦奈保子が東京大学に進学できた最大の理由…
それは「知ること、勉強が好きだったから」。東大生の多くは勉強好きと言われる。
では、子供を勉強好きに育てるにはどうすれば良いのか――。
一番大事なのは、「知るって楽しい!」に早くから目覚めさせてあげること。
右脳の働きが活発で視覚イメージをよく吸収する乳幼児期の子供たちが、形として覚えやすい「漢字」と動物の絵で遊びながら「知る楽しさ」を味わえる、母として実践してきた三浦流の「勉強好きの子を育てる」絵本です。
■紹介どうぶつ
いぬ(犬)/さる(猿)/とり(鳥)/ひつじ(羊)/うし(牛)/うま(馬)/
ねこ(猫)/うさぎ(兎)/ぶた(豚)/ねずみ(鼠)/ぞう(象)