二期会BLOCポケットオペラのプレスリリース
二期会BLOCポケットオペラは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「二期会BLOCポケットオペラ」の夢です。
二期会BLOCポケットオペラ(代表 冨田真理)は東京二期会所属のオペラ歌手により、2017年4月に誕生した社会貢献グループです。地域社会の音楽芸術、とりわけ小規模オペラの普及を目的とし、「あなたのポケットにオペラを」をコンセプトに、皆様の身近に低料金で高品質な演奏をお届けしてまいりました。
- 「オペラの子ども食堂」が私たちの夢
どんな人でもそこに行けばオペラが楽しめる…オペラを見ることが目的ではなかったとしても、そこに行けば人とつながれる…そんな場を作ることが私たちの夢です。そうです、それは「子ども食堂」のオペラ版のようなところです。
そこに集まる人々は子ども達だけとは限りません。あらゆる人がオペラを介してつながれるような場づくりをしていきたい!これが私たちの夢なのです。
- コロナ禍を経て、強くなった想い
2020年2月に政府からイベント等の自粛要請が発表されてから、私たちが最も大切にしていたお客様と対面でコンサートを行うことができませんでした。この間にオンラインコンサートにもチャレンジしながら活動を続けてまいりました。初めてのリモート演奏が2020年6月に公開したコチラの動画です。
そして2021年夏、感染対策をしながらたった16名のお客様の前で対面でのサロンコンサートを再開しました。お客様も出演者も自然と涙が込み上げてきました。この時、音楽を介した人とのつながりは何物にも代えがたいものであることを再認識したのです。
2022年7月、私たちの創立5周年記念コンサートでようやくコンサートホールでの演奏会を行うことができました。コンサートに足を運ぶことは平和と健康あってのことだと、音楽することの喜びを実感しました。
- これまでの活動
私たちのこれまでの活動について少しご説明させていただきます。
0歳の赤ちゃんからシニアの方、障害のある方も一緒に楽しめるコンサート「0歳からのファミリーコンサート」は2017年の創立当初から東京都杉並区で開催し、お客様と一緒にコンサートを創り上げるスタイルで実施してまいりました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、開催の方法を模索しながら現在は「親子でたのしむコンサート」として神奈川県横浜市を中心にお届けしています。
また、コンサートホールで行うコンサートや、大掛かりな装置を使わない代わりにリーズナブルな価格でお楽しみいただけるオペラも上演してまいりました。「あなたのポケットにオペラを」をコンセプトとしている私たちは、オリジナルの台本を用いたダイジェスト版にすることで、外国語で演奏されるオペラを子ども達でもわかるような工夫をしています。
また、オペラの名曲をちりばめて、オペラ歌手自らが脚本を手掛けた音楽劇仕立てのコンサートも制作しています。
- オペラ『ヘンゼルとグレーテル』を上演します
ドイツの作曲家フンパーディンクのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』は子どもも大人も楽しめる素晴らしい作品です。ドイツ語で書かれたこのオペラを、オリジナル訳詞で上演することとなりました。
詳細は後日発表させていただきますが、まずは東京で行います。
フンパーディンク作曲 オペラ『ヘンゼルとグレーテル』(オリジナル訳詞による上演)
2023年7月29日(土)、30日(日)
会場 東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区)
(ピアノ伴奏)
このオペラを東京だけでなく、オペラを必要としてくださる方々のところで上演していきたいと考えています。
オペラの上演には莫大な費用が掛かります。しかし「あなたのポケットにオペラを」をコンセプトにしている私たちは、大掛かりな舞台装置を用いず、ピアノ伴奏で開催します。そしてお客様との距離も近さも私たちのオペラ上演の特徴です。
そうです、この『ヘンゼルとグレーテル』の上演を通して音楽を介して人とのつながりを生む「オペラの子ども食堂」を目指していきたいのです。
「私の地元でも上演してほしい!」「学校に来て!」といったご要望は大歓迎です。
オペラはお客様がいないと成り立たないことからも、私たちの夢は皆さんとともに作る夢でもあります。
東京での公演の後は、全国10か所での上演が目標です。
お問い合わせ
二期会BLOCポケットオペラ
blocpocketopera.info@gmail.com
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。