ヤマハ株式会社のプレスリリース
ヤマハ株式会社は、デジタル管楽器の新製品として、デジタルサックス『YDS-120』を5月25日(木)に発売します。
ヤマハ デジタルサックス『YDS-120』
当社は、1967年に初めてのサクソフォンを発売して以来、入門モデルからプロモデルまで幅広く製品を製造・販売しながら常に品質向上と技術革新を続け、さまざまな音楽シーンを支えてきました。2020年11月に発売したデジタルサックス「YDS-150」は「いつでも、どこでも、だれでも演奏の楽しみを味わえるサクソフォン」をコンセプトに開発し、サクソフォンの本格的な表現力をそのままに静音化を実現。全く新しい管楽器として、好評をいただいています。
このたび発売する『YDS-120』は、「YDS-150」のキイレイアウトや多様な音色、奏者と楽器との一体感を生み出す「ベル一体型アコースティック音響システム」はそのままに、より手軽に、より自由に楽しめるように設計されたエントリーモデルです。ベルはシンプルな仕様に、マウスピースはリコーダーと同じ形状に変更したことで、管楽器未経験者でも安心して使用でき、簡単に音を出すことができます。さらに吹き込む息の圧力により繊細な音量や音色の変化をつけることもできるので、どなたでも思いのままの演奏をお楽しみいただけます。
<概要>
- サクソフォンの操作感と吹き心地を継承
- 管楽器未経験者でも思うままの表現を楽しめる演奏体験
- 時間や場所を気にすることなく思いのままに演奏が可能
品名/品番/価格/発売日
ヤマハ デジタルサックス/YDS-120/オープンプライス/5月25日(木)
<主な特長>
1.サクソフォンの操作感と吹き心地を継承
『YDS-120』は、上位モデルの「YDS-150」で採用したアコースティックサクソフォンと同じキイ配列と当社開発の「ベル一体型アコースティック音響システム」を継承しており、滑らかな操作性はそのままに、アコースティックサクソフォン特有の響きや振動を身体で感じながら演奏を楽しむことが可能です。ベルの仕様を「プラスチック製ベル」に変更したことで扱いやすくなり、安心してご使用いただけます。
アコースティックサクソフォンと同じキイ配列
プラスチック製ベル
2.管楽器未経験者でも思うままの表現を楽しめる演奏体験
『YDS-120』は、小学校で一度は演奏したことのあるリコーダーと同じ吹き口を採用しているので、管楽器未経験者でも簡単に美しい音を出すことができます。ブレスセンサーが吹き込む息の強さ(圧力)を検出し、自由自在に音の大きさや音色を変えることができるのはもちろん、日本を代表するサクソフォン奏者がサンプリングした本格的なサックスサウンドで演奏可能です。さらにサクソフォン系の56音色に加え、シンセサイザー系の音色も合わせて全73音色を搭載しているので、この一本だけでサクソフォンを中心とするさまざまな音色による音楽表現を楽しむことができます。
3.時間や場所を気にすることなく思いのままに演奏が可能
デジタル技術により 15 段階で音量を調節でき、夜間でもリビングルームでも思いのままにサクソフォンの演奏を楽しむことができます。またヘッドホン、イヤホンを接続すれば、外に音を漏らすことなく演奏することができ、これまで大きな音が理由でサクソフォン演奏をあきらめていた方も周囲を気にすることなく自分の演奏に没入することができます。
<「ベル一体型アコースティック音響システム」について>
管楽器のアコースティック要素の魅力をそのままに、サクソフォンのデジタル化を実現した新開発のベル一体型音響システムです(特許出願済)。スピーカーユニット、ボディ、音響管、プラスチック製ベル(「YDS-150」ではイエローブラス製ベル)で構成されるこのシステムは、マウスピースから吹き込んだ息をブレスセンサーが検出、デジタル音源システムがスピーカーを駆動し、音と振動がベルにまで伝わります。それにより楽器全体が振動し、その振動がマウスピースから口元に、押さえたキイから指先にフィードバックされることで、デジタルでありながらアコースティックサクソフォンを演奏しているような吹奏感と響き、そして楽器との一体感を得ながら音楽を奏でることができます。
LED画面(上)と音色・音量ボタン(下)
ヘッドホン・イヤホン、オーディオ機器接続のための端子
<製品仕様>
製品仕様の詳細は、製品サイトをご参照ください。
https://www.yamaha.com/2/yds-120/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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