日本コロムビア株式会社のプレスリリース
SKYE(鈴木茂・小原礼・林立夫・松任谷正隆)がFM COCOLO SPRING CAMPAIGN “UPDATE”のキャンペーンソングとして書き下ろし、現在オンエア中の新曲「ラジオ」だが、今までヴォーカリストの正体が明かされておらず、その美しく透き通った歌声のヴォーカリストの正体がSNSを中心に話題となっていた。
そんな中、本日放送されたFM COCOLO『CIAO 765』内でSKYEのメンバーよりヴォーカリストが紹介された。ヴォーカリストは、Raine(レイン)というLA生まれ19歳のソロシンガー。なんとSKYEのメンバーも交流の深かった、故・小坂忠の孫だ。今回の新曲のヴォーカリストを考える中で、偶然歌声を聴いたメンバーが惚れ込み、すぐ決定したという。SKYEメンバーとは“小坂忠とフォージョーハーフ”時代から長い付き合いであり、偶然の連鎖にメンバーも深い縁を感じたそうだ。Raineは、ソロシンガーとしても楽曲をリリースしており、アメリカでは、Spotifyで大型プレイリストに選出されるなど活躍している。今後、日本での活動も視野に入れているとのことで非常に楽しみである。
キャンペーンソングの「ラジオ」は、林立夫が歌詞を書き下ろし、小原礼、鈴木茂、松任谷正隆がリレー形式で作曲した、4人での共作。長い付き合いになる彼らだが、この4人で1曲を共作するのは初となる。
「ラジオ」は、FM COCOLOで5月7日(日)までオンエアされるので、是非チェック頂きたい。
◆◆FM COCOLO SPRING CAMPAIGN “UPDATE”
【展開期間】 2023年4月1日(土) 7:00~5月7日(日)23:59
【アーティスト&楽曲】 SKYE 「ラジオ」
https://cocolo.jp/update/
◆SKYEオフィシャルサイト
https://columbia.jp/betterdays/skye/
◆Raineプロフィール
LA生まれ19歳。
祖父 小坂忠と母 Asiahの影響を受け、中学生の時から曲を書き始める。高校はパフォーミングアーツ専攻に進む。
現在は、UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)の2年生。高校3年生の時にリリースしたシングル「P.C.H」は、Spotifyで8万再生を記録。また、最新シングル「Never Tell」は、現地でSpotifyのプレイリスト【New Music Friday】に選ばれた。現在はEPリリースの準備に励んでおり、4月から短期留学で来日中。
◆SKYE プロフィール(五十音順)
■小原礼(おはら れい)
1951年11月17日東京生まれ。3歳の頃からピアノをはじめる。青山学院高等部在学中、鈴木茂、林立夫らと「SKYE」を結成し、そこではじめてベースを手にする。72年、「サディスティック・ミカ・バンド」に参加。その後渡米し、「イアン•マクレガン・バンド」に参加。ロン・ウッド、キース・リチャーズ、ジム・ケルトナー、ボニー・レイットらとも共演。坂本龍一のツアー参加のために帰国。97年尾崎亜美と結婚。以降、屋敷豪太と結成したロック・デュオ「The Renaissance」などのほか、奥田民生、矢野顕子、尾崎亜美、との共演等、精力的に展開している。ソロアルバムとして88年に『ピカレスク』を発表。ロック専門誌で年間ベストアルバムに選ばれている。
■鈴木茂(すずき しげる)
1951年12月20日東京都生まれ。アマチュア・バンドのサークルで細野晴臣と知り合い、69年「はっぴいえんど」に参加。繊細にして大胆なギター・ワークで注目を集める。「はっぴいえんど」解散後、細野晴臣、林立夫、松任谷正隆ともに「キャラメル・ママ」(その後「ティン・パン・アレイ」に改名)を結成。数多くのレコーディングに参加。並行してソロ活動も開始。75年、L.A.レコーディングのソロ・デビュー・アルバム『BAND WAGON』が高い評価を得る。帰国後「ハックルバック」を結成。2000年には細野、林とともに「Tin Pan」を結成。これまでに膨大な数のレコーディングやコンサートへの参加、アレンジャーとして活躍。
■林立夫(はやし たつお)
1951年5月21日生まれ。東京都出身。12才から兄の影響でドラムを始める。72年より細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆と「キャラメル・ママ」で活動を開始。その後、「ティン・パン・アレイ」と改名し、荒井由実、南佳孝、吉田美奈子、いしだあゆみ、大瀧詠一、矢野顕子、小坂忠、雪村いずみ等の作品に携わる。70年代、「パラシュート」、「アラゴン」などのバンドで活躍するが、80年代半ばに音楽活動休止。96年、「荒井由実The Concert with old Friends 」で活動再開。現在は大貫妙子、矢野顕子、尾崎亜美、等の作品・ツアーに参加。2020年2月、初の書籍「東京バックビート族 ― 林立夫自伝 ― 」を発売。
■松任谷正隆(まつとうや まさたか)
1951年11月19日生まれ。東京都出身。4歳の頃からピアノを習う。74年慶応大学卒業。学生時代よりバンド活動を始め、細野晴臣、林立夫等と伝説的グループ、「キャラメル・ママ」を結成。「ティン・パン・アレイ」を経て、数多くのセッションにプレイヤーとして関わるようになる。76年、荒井由実と結婚。その後、アレンジャー、プロデューサーとして妻の松任谷由実を筆頭に、尾崎亜美、松田聖子、ゆず、いきものがかりなど、多くのアーティストの作品に携わり、コンサートの演出や構成も行うなど、総合的なプロデュースをしている。