劇団あはひ、オーストラリアからの日食中継とともに紡ぐ初の映像作品で2年間のプロジェクトに幕

株式会社かるみのプレスリリース

 

 

劇団あはひによる新作公演『光環ONLINE』の全貌が明らかになった。

本作は、2023年4月20日、オーストラリア・エクスマウス海岸にて観測される金環皆既日食(金環日食と皆既日食が同時に起こるハイブリッド日食。地球上で観測可能なのは、21世紀の100年間のなかで7回のみ)の、現地オーストラリアからの中継映像とともに配信されるオンライン映像作品。

『光環ONLINE』は、劇団あはひが新型コロナウイルスのパンデミック禍から着想を得て制作した『Letters』(2021、KAAT神奈川芸術劇場)、『光環(コロナ)』(2022、東京芸術劇場・金沢21世紀美術館ほか)と連なる作品群の完結編として位置付けられており、両作の舞台として描かれてきた「日食の起こる4月20日」がついに現実となる形。

公演は現地の日食時間に合わせて日本時間午前10時45分より配信開始。
10:55頃から上演、12:55配信終了予定。

2年間の創作と上演を経て立ち上がる、新たな、そして最後の『光環(コロナ)』。どうぞご期待ください。

◆大塚健太郎(作・演出)コメント

「日蝕と、共演します。おそらく世界初だと思います。コロナーそれは、太陽の周りを囲む薄い高熱のガスのこと。普段は太陽の明るさに隠されて地球からは見えず、太陽が月に隠される日蝕の時にだけ、目にすることができる、美しい光の環。2020年からわたしたちが過ごしてきたその日々はまだ終わりではありません。でもその日々が、決してただの”間違った選択”ではなかったということ。それは失われたかに見える他のすべての可能性と同様に、いつでもわたしたちの隣にある、ひとつの偶然にすぎないということ。そのことをまた忘れ、また思い出すために、最後の公演を行います。わたしたちだってまた、太陽の周りを漂う、コロナのようなものだから。」

 

 

公演概要
劇団あはひ『光環ONLINE』

作・演出:大塚健太郎
出演:古瀬リナオ 東岳澄 松尾敢太郎(声の出演)

日時:2023年4月20日(木)

配信開始時刻等を以下とさせていただきますが、現地日食の観測具合等により変動の可能性がございます。

予めご了承ください。

配信開始時刻 10:45
上演開始時刻 11:05くらい
配信終了時刻 13:05くらい

公演詳細・チケット購入
https://gekidanawai.com/works/corona-online/
主催・企画製作:劇団あはひ、株式会社かるみ

 


『Letters』公演映像 期間限定配信中

 

プロフィール
劇団あはひ

 

2018年に東京で結成された劇団。
ヒップホップ的感性に基づき、能や落語といった古典芸能を取り扱いながら、常に前衛的な表現としてそれらを提示し直す挑戦的な作品を次々と発表。
メンバーに大塚健太郎(劇作家・演出家)、松尾敢太郎、古瀬リナオ、東岳澄(以上俳優)、小名洋脩(ドラマトゥルク)、髙本彩恵(制作)。
HP:https://gekidanawai.com
Twitter:@gekidan_awai

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。